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科学的 最高の休息術①

土日を挟んだのに疲れが取れない、ちゃんと寝てるのに朝どうにもすっきりしない、そんな経験は誰しもあると思います。そんなお悩みを解決できるかもしれない、科学的に推奨されている休み方を、今回と次回の2回にかけて書いていこうと思います。ではいきましょう!

身体を休めるだけじゃない!7つの休息方法

・冒頭でも言ったように、ただ寝たりだらだらしたりしても回復しないタイプの疲れは実は結構多いんです。科学的に疲れの種類は、肉体的疲労、精神的疲労、人間関係的疲労、感情的疲労、社会的疲労、感覚的疲労、創造的疲労の7つに分けられるとされています。人によってどの疲労が一番大きいのか、どんな休息の仕方をすれば良いのかが変わってきますし、適切な休息方法をとらないといつまで経っても疲れが取れず、慢性的な疲労感に繋がってしまう危険性があります。

1.肉体的休息

・肉体的休息は、読んで字の如く身体を物理的に休ませるための休息方法です。
・肉体的休息には、睡眠や仮眠をとるといった身体を安静に休める受動的な休息と、軽い運動などをして血流を良くしたり筋肉をほぐしたりする能動的な休息の2パターンがあります。特に現代人は能動的休息が足りていない人が多くなりがちです。ただでさえ疲れているのに運動なんかしたら余計疲れると思うかもしれませんが、そもそも運動には身体中の細胞を回復、強化してくれる作用もものによってはあります。仕事終わりにジムに通う人もいますが、かなり理にかなっているといえますね。寝る前の軽いストレッチやヨガも筋肉をほぐす上にリラックス効果やマインドフルネスのような効果が得られ、睡眠の質の向上にも繋がるのでおすすめです。

2.精神的休息

・この休息は脳内に渦巻いている思考を止めるための休息方法で、頭脳労働がメインの方や、普段から頭の中で仕事や育児など様々なことに思考を巡らせているタイプの方は是非とるべきです。
・どんなことをすれば良いかというと、自分の考えていることや感じていることを独り言でいいので話したり、紙に書き出したりする(筆記開示)といった方法が有効です。特に筆記開示は1日10分程度でできるのにメンタルを安定させてくれたりレジリエンス(心身の回復力)を高めてくれるなどの効果もあるのでオススメです。瞑想などに代表されるマインドフルネスも精神的休息にはもってこいですね。

3.人間関係的休息

・この人間関係的休息は現代人に不足しがちな休息と言われています。どういうものかというと、自分のことを認めてくれている、受け入れられていると感じられるようなグループや仲間たちと活動を共にするというものです。たとえブラック企業勤めではなくとも誰も自分のことを評価してくれない、頑張りを認めてもらえないという悩みを持つ方は少なくないと思います。そんな人にこそ必要な休息で、不足することでレジリエンスが低下し疲れが取れにくくなってしまうということが起こりかねません。
・他者との繋がりや帰属意識を感じられる活動をすればいいので、単に友達と会ったり連絡を取ったりするだけでも大丈夫です。
・また人間関係に限った話ではなく、自分も自然の一部だと認識し繋がりを感じたり、ペットを愛でることでもこの休息は得られます。ちなみに自然に触れることにはかなりの恩恵がありますので、そのことを書いた記事も載せておきます👇
https://note.com/vivid_oriole5497/n/nf55951920f71

4.感情的休息

・これは自分の内面にある感情を偽ることなく他人に伝えるというものです。皆さんにも愚痴を誰かに聞いてもらってすっきりしたことや、失恋した時に友達に聞いてもらって心が落ち着いた経験があるのではないでしょうか?それがまさに感情的休息です。
・最後に自分の素直な感情を誰かに聞いてもらったのはいつか、思い出せないという人も多いと思います。それほど今の社会では自分の感情を抑えることが求められたり自分の素の部分をさらけ出せなかったりということが往々にしてありますよね。そのせいで疲労が募り一向に回復感が得られないということが多いんです。
人間関係的休息にも通ずる部分ですが、信頼できる友達や家族、カウンセラーなどに話を聞いてもらう機会を定期的に持つといいでしょう。

意外と休息にはいろんな種類があって、ただ寝るだけでは解決しない疲れもたくさんあることが分かりましたね。次回は社会的休息、感覚的休息、創造的休息について触れていこうと思います。ではまた!

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