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始まりは16年前

今日はこの仕事を始めた頃のお話を少ししてみたいと思います。

出発点は世界No. 1都市 NY

現在の仕事を始めたのは16年前の冬、当時働いていた外資系IT会社を辞めてこの仕事を始めるために渡米しました。知り合いがいたわけでもなく、英語レベルだって日常会話程度なのに会社やめて行っちゃうって若かったから出来たな…(笑)。借りたアパートはニューヨークのブロードウェイど真ん中。アパートの目の前にはマンマミーアの劇場があり、昼夜問わず賑わっていました。

なぜニューヨークだったのか、単純に憧れの街だったからです。大きな歩幅でさっそうと闊歩していくビジネスマン、カメラを片手に口を開けて高層ビルを見上げ目を輝かせる観光客、マンホールからは白い煙、けたたましくクラクションを鳴らしながら過ぎていくイエローキャブ、まさに映画やテレビでみたニューヨークそのものでした。パリ、ロンドン、東京、世界都市は様々ありますが、地面から伝わる街の力強さはニューヨークが一番。

いざ、NY生活スタート

アパートに到着して荷ほどきを済ませたところで次は食品と生活用品の調達。このブロードウェイにスーパーがあるのかさえもさっぱりわからず、暮らし始めた当初はファーストフードか、日本から持参したレトルトなどを食べてました。

今のようにSNSなどもなく情報集めることが大変でした。日本食レストランへ行くと在米日本人向けの情報誌が置いてあってそこに掲載されていた情報から日本食材を多く取り扱うスーパーや日用品が売っているお店などを知り、やっと普通の生活が出来るようになりました。

納豆や豆腐もあったし、から揚げ弁当とか焼き魚弁当、お総菜パンやビアードパパのシュークリーム店もありました。ただ物価は高いのでなるべく食材を買って調理は自分でして生活しました。

仕事はというと、マンハッタンからバスで1時間ほど行くと大きなアウトレットモールがあるんです。静岡県の御殿場や大阪のりんくうにあるアウトレットと同じ系列のアウトレットモールで、ニューヨーク旅行のパンフレットにもオプショナルツアーとして紹介されています。広い敷地のなかに250程のブランドがあり、日本より安価で購入することができます。

ここで商品を仕入れてネットで販売し、日本へ発送するという仕事をはじめました。ECサイトを開設するには高額な制作費がかかっていた当時、簡単に始められてWEB決済が利用出来るメリットから、Yahoo、楽天、アメーバ、ライブドアなど様々なオークションサイトが盛況でした。そのなかで一番ユーザー数の多かったYahooオークションを利用し商品を出品して販売していきました。これが現在に至る出発点でした。


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