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#3 清澄庭園に行ってきた

 降って湧いたお盆の代休を利用して清澄庭園に行ってきた。清澄庭園は江東区清澄にあり、清澄白河駅から徒歩すぐ。興味がないので庭園の沿革は知らない。
 天気が不安定だったので出発前はどうなるかと思ったけど、普通に残暑だった。いいお天気。土も泥濘んでもなくて石はカリカリだった。ツイている。
 

入園して即これ。
涼し気なオブジェ。
生駒石。なんかそこかしこに謂れのある石があるが詳細は不明。


遠景に映り込むビルも許容範囲。

 清澄庭園は庭園というだけあって全面日本庭園で、終始こんな感じ。

水面に近寄れないところも多い中、ここまで開放的なのは珍しい。
入り口から手前半分くらいはだいたいこういう造り。風情があってよいが写真で見るよりも実際には段差が大きくて歩きにくい。

 防衛的になってバリケードだらけになるところも少なくない中、清澄庭園はそういう柵やロープはほとんど目につかないので大変に見栄えが良い。反面、歩き易さはあまり考慮されていないので、石が濡れていたらと思うと善し悪しがあるかもしれない。池の上の石を歩いて渡れるのはいいけど、池に落ちる人や子どももいそうではある。
 園内には車椅子やベビーカー向けのコースもあるらしいけど、一部分しか行けないようだ。

亀。でかい。この日は泳いでる亀ばかりで甲羅を日干ししている個体ははほとんどいなかった。
スッポン?写真ではわかりにくいがかなりでかい。でかいことに定評のある私の顔よりだいぶでかかった。
ツル科の鳥類が大量にいた。都会のオアシス的な感じなのだろうか。
水生昆虫が棲みやすそうな水場もある。

 ほか、写真に収められなかったがトンボもやたら飛んでいた。こういう生物を見たときに名前を挙げられない教養のなさたるや。

右手に小山があるが登ることはできない。
左手に見えるのは涼亭なる建物。茶屋かなんかかと期待したのだが、事前に予約しないと利用できない貸しスペースのようなものらしい。
童心をくすぐられる小径。わざわざ通りたくなる。
めちゃ青空。池には小島があり、一部は橋が架けられている。

 併設の建物では企業が研修をやっていた。憚られたので写真は撮ってないけど、こんなに眺めの良い場所でしかも一面ガラス張りでは集中できないのではないかと思った。
 となりに清澄公園なる都市公園もあったけど、特に見るべきところはなかったので省略。しかしながら、小石川植物園のときも思ったけど、生活圏にこういう場所がある人たちを羨ましく思う。私が江東区に住めるプチブルだったら即年パスを買って日参したい。そうしたら飽きるのかもしれないけれど。

よいところ

  • 安い。入園料¥150、年間パスが¥600は破格では。

  • よく整備されている。クモの巣も不快害虫もほとんどなし。ベンチもきれい。

  • 池のほとりまで降りられたり石の上を歩けたりする。雰囲気をぶち壊すバリケードが最小限。

  • 都心ではなかなかお目にかかれない生物がいる。

よくないところ

  • 割とこぢんまりとしている上に基本的に全て日本庭園なので飽きるといえば飽きる。

  • 植生は多様ではない。

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