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旅行

どこへ旅した話をしようか。やっぱりこのマガジンではトルコかドイツかな。今は住んでいるドイツ、はじめて来た時のことを書いてみよう。

はじめてのドイツ(22歳)

ロンドンでの語学留学もあと一か月を残すのみとなった2011年の暮れ。大学で知り合ったドイツの友人から、年越しパーティーに招待された。

ついでに卒業研究の題材集めもしてこようと思い、語学校の冬休みを使って約2週間のドイツ旅行を計画した。ケルンから入り、イエナ、フランクフルト、バーデン=バーデンで年越しして、シュトゥットガルト、テュービンゲン、最後にミュンヘン。クリスマスの後だったので、広場のツリーが撤去されているのを見ることになり、少し切なかった。

クリスマス後のドイツを観光

最初の街ケルンでは1日観光バスを使ってチョコレート博物館に行ったり、途中で降りて街歩きを楽しんだ。肝心の大聖堂に入り損ねたのは、宿が駅のすぐそばで、いつでも行けるし〜と後回しにしすぎたせい。フランクフルトは駅まわりの雰囲気があまり良くないけれど、少し歩けばユニークな博物館がたくさんあって面白かった。

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Struwwelpeter(もじゃもじゃペーター)博物館

フランクフルトで泊まったホステルでは素敵な出会いがあった。一階のラウンジで借りたパソコンを使っている時、たまたま相席したのが京都から旅行で来ていた女性で、なにかと共通点も多く話が弾んだ。その方とは帰国後も親しくメールで近況を伝え合い、福岡と京都で離れても1年に一度ぐらいは会っていた。最近はすっかり疎遠になってしまったけれど、元気でいらっしゃるかしら。

バーデン=バーデンの友人宅で過ごした大晦日は、ラクレットでチーズをのばしたり、人懐っこい猫が膝を渡り歩くのを眺めながら喋ったり、この時期しかできないから!とドイツ人が大盛り上がりする打ち上げ花火や手持ちの花火を飽きるまでやった。その後はめいめいに寝る準備を始め、あっという間に寝静まった。夜が明けると2012年、新年の朝だった。

イエナ、シュトゥットガルト、ミュンヘンではプラネタリウムに行った。ミュンヘンのドイツ博物館は常にどこかしら改修している印象があるが、この時も残念ながらプラネタリウムに入ることが出来なかった。旅の最後はミュンヘンと書いたけれど、実はザルツブルクにも足をのばしてからロンドンに戻った。雪のザルツブルクは信じられないくらい寒かったけれど、五線譜のプリントされた傘をさす人を何人も見かけた可愛い街だった。宿ですきっ腹に入れたザッハトルテが甘くて沁みた。

語学ノート

旅行:りょこう
ドイツ語 Reise (f)
トルコ語 seyahat


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