わたしは英語を学んで本当によかったと思う
高校二年生の秋だっただろうか。
私が『英語』に興味を持ち始めたのは。
和歌山県の海と山に囲まれた町で育った私は、当時所属していた茶道部の部室で初めて自分と同い年くらいの『外国人』に出会った。
アメリカからの交換留学生が、日本文化を体験するために茶道室にやってくると聞いて、とっても興奮していたのを覚えている。
そして、扉を開けてぞろぞろと入ってきた5,6人の少年少女はブロンドヘアに青い目、同い年とは思えないほど『おませさん』って感じだった。
当時NYの華やかな高校生た