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ジュニア年代から高めるべきスキル

皆さん、サッカーが上手い選手とはどんなことができる選手をイメージしますか。よく勘違いされがちなのですが、ドリブルやリフティングが上手い=サッカーが上手いではありません。
 
多くの選手が技術の向上として、ドリブル・パス・シュートといった練習をたくさん行うと思います。もちろんその練習はとても大切であり、ボールを止めること、狙ったところに蹴れること。
 
これはサッカーをするためにはベースとなる技術ですので、繰り返しの練習が必要です。
 
しかし、サッカーは相手や味方がいるスポーツですので、その磨いた技術を試合の中でどう発揮するのか。または、どう味方と繋がりながらプレーしていくか。
 
といった「技術の活かし方」や「判断力」も高めていく必要があります。
 
よくあるケースは、ドリブル技術は高いけど、顔が上がらないので味方と上手く連携がとれない選手。自分のやりたいプレーばかりが優先されて、仲間と繋がってプレーすることが希薄な選手。
 
こういった選手は上のレベルでは通用しません。
 
サッカーは、ボールを持っている時間より持っていない時間のほうが圧倒的に多いスポーツです。ですので、ボールがない時やボールを受ける前にどんな準備をしておくか。
 
技術と同時に「判断」や「ポジショニング」など状況を確認する習慣を身につけていくことも大切なことです。サッカーが上手い選手は、その両方のスキルが高い選手のことを指します。
 
ぜひ、ジュニア年代から意識して取り組んでもらいたい部分です。
 
こういった内容は、親が子どもに伝えるにはなかなか難しいと思いますので、そんな時にお勧めなのは漫画です。私のお勧めは「アオアシ」という漫画です。
 
この漫画は子どもでも楽しく読め、内容もかなり専門的なので良かったら一度子どもに読ませてみてください!

VITAサッカーアカデミー代表
久保田健太

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