ＴＶアニメ「かくしごと」第３話の視聴感想を熱血演劇人が書いてみた

こんにちは
日本の演劇を盛り上げるために、人生を捧げる熱血演劇人「木田博貴」です
自身の劇団Ｚ・Ａを始め、複数の団体やユニットの運営に携わり、自主公演だけでなく企業や自治体からの依頼公演、個人のオーダーメイド作品の制作、演劇教室の開催、ワークショップの講師など様々な活動を通じて、演劇界の盛り上げ及び、演劇人口の拡大を目指して爆走中です
自身の劇団だけでなく、全ての素敵な劇団・演劇人が活躍することが演劇を発展させることだと考え、今年からその為の活動に注力していこうと思っています

前回から始まった

「アニメを見て感想を書いてみよう」

企画、ですが前回に引き続き

TVアニメ「かくしごと」視聴感想です

ちなみに前回までの感想はこちら
第１話
https://note.com/visualrockza/n/n8eb2eb1a32a3
第２話
https://note.com/visualrockza/n/n69e04637b43e

「かくしごと」とは

主人公『後藤可久士』は、ちょっと下品な漫画を描く「漫画家」
しかしそれを娘である『後藤姫』にばれたらどう言うことになるのかと不安になり
必死で自分の職業を隠そうとする
そんな二人を中心とした、コメディマンガ
をアニメ化した物を視聴して感想を書いていきます

第３話は未来編からのスタート
前回のラストの箱発見から、辺りを見回し、以前住んでいた家と似ている事を感じる姫
そしてＯＰ
本編は
可久士が瞑想からスタート
そしてアシスタントが全員けがや病気、サブタイトル「やりくりサーカス」(笑)
つまりは、限られた人材の中で「やりくり」をすると言うことか？
て言うか、久米田先生サ○デー好き過ぎじゃない?（笑、久米田先生は元小学館）
アシスタントが皆怪我して、穴埋めで助っ人のアシスタントが来るんだけど、これが予想に反して優秀
しかし優秀ゆえに、すぐにデビューが決まって去っていってしまう
これも漫画家あるあるなんだろうか？

次のカットでは姫ちゃんの家に友達が遊びに来る
姫ちゃんのおウチ貧乏なの？
平屋建てなので、マンション住まいのお嬢様たちには興味津々らしい
ちなみに木田さんはこの感覚良く分かるんだよね
幼い頃は結構な広い家に住んでいたので、友達の家とかに遊びに行くとカルチャーショック受けたりしてたなあ、なんてことを思い出しながら
こういう感覚を作品に反映できるって凄いなと改めて感心しちゃったよ

そして通りかかりのお爺さんと大工さんが、この家が新築の平屋だと説明する
おそらく、これは今回のアバンの伏線になるんだろうな
わざわざ新築を平屋で建設した、何か強い思い入れがあるんだろうな、と言う

自分の家が貧乏じゃないかと思った姫ちゃんは節約を開始して、エアコンを使わなかったり、家事を自分で全部やったり、と
ここで分かったのは、後藤家は家政婦さんを回数券で呼んでいるとのこと
姫ちゃんが家事全部やっていると勘違いしていたぜ
そりゃそうだよな
エアコン切ってるせいで、可久士が家に帰ったら姫ちゃんが暑くてダウンしている
このシーンが笑えた
疑問に思った可久士が姫ちゃんに聞くと
「ウチ、貧乏なんでしょ？」と
その日から更に節約生活が始まる後藤家
モヤモヤする可久士
「俺は貧乏じゃない！」
と言うことで、そんな可久士を見かねてアシスタントの羅砂ちゃんが
「ＩＴ化をしましょう」
と言い、リモートワークやＰＣを使った作業になっていくと言う、今の情勢にピッタリな展開
マンガもグローバルに、と言うことで背景もＩＴで依頼すると、外国の絵が送られてくると言うオチ

そして後藤家に来た家政婦さんもインドネシアの女性で、姫ちゃんのリクエストのチラシ寿司もインドネシア風に、と言うダブルオチ

自分も料理がしたいと言う姫ちゃんが10歳箱に入っていたと言う料理のレシピを可久士に見せる
内容を知らないっぽい可久士
やっぱりこの箱は可久士が用意した物じゃないっぽいなあ

そして後半は、運動会
運動会は保護者も突然出場を要請される
その時に、100メートル15秒切れなかったら漫画家だとばれる！
と言う思い込みから筋トレを始める可久士
とそれに付き合うアシスタントたち
この職場楽しそうだな
そして漫画で筋肉を鍛えると言う話へ
まさに、「漫筋」
なんじゃそりゃ(笑)

次のカット、新キャラの「アイドル志望の女子高生」が上手く描けない可久士
家に帰ると、たまたま姫ちゃんが知り合った「アイドル志望の女子高生」が家に上がりこんでいる
「渡りに船」とばかりに、話を聞かせてくれないか、と言う可久士
女の子の話を真剣に聞く、可久士
マンガの為なのだが、一生懸命聞いてくれる可久士に、頬を赤らめながら喜ぶ女子高生
「この人大人だ」
来た、久米田ワールドにありがちな、思い込みの激しい女の子
はい、可久士に惚れはじめました(笑)
そしてそこから惚れさせゾーン突入
料理学校で、先生を口説き（本人は口説いているつもりは無い）
花屋さんのお姉さんを口説き（本人は口説いているつもりは無い）
ついでに、姫ちゃんの担任の先生を口説き（何度も言うように、以下略）

そして運動会当日
姫ちゃんを応援している可久士の横には、料理学校の先生と花屋のお姉さんが
そんな様子を鋭い目でにらむ担任の先生
さらにはお昼ごはんにはアイドル志望の女子高生千打奈留ちゃんも
何故いるのか問う可久士に
「ファンサービスです」

最後のシーン
姫ちゃんが可久士のマッサージをしている
不機嫌そうな姫ちゃん
大勢で賑やかなのも良いけど
「お父さんと二人きりも良かったな」
と呟く姫ちゃん（なんて可愛いんだ）
複雑な可久士だけど、幸せそう
最後は姫ちゃんが背筋はどこ？じゃあ借金は？ふところかなと答えた可久士の脇腹をくすぐる姫ちゃん
楽しそうなワンシーンでＥＤ
いやあ、今回もほっこりした

「かくしごと」第３話
女性の新キャラも増えてきて、今後さらにカオスな状態になりそうですね
何だかんだ魅力的なキャラクターが多い久米田先生の作品
今後どんなキャラクターが出てくるのか楽しみですね