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TVアニメ「かくしごと」第2話視聴感想を熱血演劇人が書いてみた

こんにちは
日本の演劇を盛り上げるために、人生を捧げる熱血演劇人「木田博貴」です
自身の劇団Z・Aを始め、複数の団体やユニットの運営に携わり、自主公演だけでなく企業や自治体からの依頼公演、個人のオーダーメイド作品の制作、演劇教室の開催、ワークショップの講師など様々な活動を通じて、演劇界の盛り上げ及び、演劇人口の拡大を目指して爆走中です
自身の劇団だけでなく、全ての素敵な劇団・演劇人が活躍することが演劇を発展させることだと考え、今年からその為の活動に注力していこうと思っています

前回から始まった

「アニメを見て感想を書いてみよう」

企画、ですが前回に引き続き

TVアニメ「かくしごと」視聴感想です

ちなみに第1話の感想はこちら
https://note.com/visualrockza/n/n8eb2eb1a32a3

「かくしごと」とは

久米田康治先生の漫画
主人公『後藤可久士』は、ちょっと下品な漫画を描く「漫画家」
しかしそれを娘である『後藤姫』にばれたらどう言うことになるのかと不安になり
必死で自分の職業を隠そうとする
そんな二人を中心とした、コメディマンガ

第2話は可久士のアシスタントが職場へ着くと、何故か可久士たちが「餃子作り」をしている所から始まる
しかし締切まであと6時間
「何してるんですか!?」と言う当然の疑問が入るが
ここで「漫画家あるあるネタ」が入る

どうやら締切前に現実逃避で色んな事をし始める漫画家はたくさんいるらしい
「急に部屋の掃除を始めたり」「模様替え」「凝った料理」などなど
ふむふむ
確かに、俺も脚本息詰った時とか洗い物とかやり始める時あるなぁ・・・
と共感したりして

みんなでワイワイ餃子作りをして、後は焼くだけと言う所で
「さあ、原稿描くか」
と言いだす可久士
「焼かないんですか?」と言うアシスタントの疑問に
「焼くの何て原稿描いた後でも出来るだろ!」
と不条理な逆切れ(笑)
久米田先生っぽいわー

無事原稿が描きあがってみんなクタクタな状態で
「餃子作ってなかったらもっと余裕だったんじゃ」
と漏らすが、先輩アシスタントが
「餃子作ったから間に合ったんだろうが!」
と可久士に続く無茶苦茶な逆切れ(笑)
そしてOP

第2話の前半のメインは姫ちゃんの臨海学校と、それを心配した可久士がアシスタントを引き連れて、社員旅行と称して、臨海学校が行われている海の近くの別荘へ遊びに行き、可久士が陰ながら姫ちゃんを見守ると言う構成
見守っている側が、良かれと思ってあの手この手を尽くすが、殆どが失敗すると言う、良くあるタイプのドタバタ劇
そして思い込みの激しいキャラクターが多めに出てくる久米田先生らしく、姫ちゃんの担任の先生が、可久士が自分に好意を持っているのではないかと勘違いするシーンも入ってきて、今後ややこしい事になりそうな伏線が・・・(笑)

メインパート後半は夏祭りと、作業場の避難訓練の話
夏祭りでは姫ちゃんを連れた可久士が、自分の漫画のキャラクターの海賊版のお面やわたがしを買い占めさせられると言うシンプルな内容
避難訓練は、万が一姫ちゃんが来てしまった場合に漫画家であることを隠すための避難訓練をすると言う内容
どちらも、この2話の最後に話が繋がっていくので面白い
特に夏祭り編は、家に帰った可久士が姫ちゃんの来ていた浴衣に疑問を持ち
「あんな浴衣持ってたっけ?」と聞くと
「手縫いだって、お父さんが縫ってくれたんでしょ?」
身に覚えがない可久士に姫ちゃんは
「箱に入っていたよ」と言う
押入れを開けるとそこには
「8さい」「9さい」「10さい」
と書かれた箱があり、どうやらその「10さい」箱の中に入っていたらしい
これは恐らく物語の軸に関わる伏線なんだろうなあと予想
可久士は存在は知っていても、中身は知らない様子
なので、これは誰が用意したのだろうか・・・?
お母さん?
う~ん・・・これは気になりますね

と思ったら場面が変わり、「未来編」が導入され
高校生になった姫ちゃんが、可久士が原稿を隠していた倉庫(家?)に訪れたシーン
これは第1話の冒頭のシーンですね、そこに戻ります
誰もいないそこで姫ちゃんが押入れの中で
「16さい」「17さい」「18さい」
と書かれた箱を見つける
「はこのなかには箱がありました」
そんな台詞でEDへ
おおおお、気になる!やっぱりこの箱はストーリーの大筋に関わって来るんですね
やっぱり可久士が用意した物なのかな?
謎や
あ、でも浴衣の件で姫ちゃんに
「今度はワンピース縫って」
と言われて、裁縫を教わり始める可久士のワンシーンが直前に入り込んでいるから
「16さい」からは可久士の手縫いなのかな?
そう考えるとちょっと感動なんだけど

今回のお気に入りのワンシーンは


上記の裁縫のシーンも好きなんだけど
木田的お気に入りは
臨海学校編で
姫ちゃんの担任の先生との何気ない会話の中で
姫ちゃんが「母親の事」や「可久士の仕事の事」を考えていないんじゃなくて
考えないようにしているんじゃないかと思い始めた可久士が帰宅して姫ちゃんに
「パパに聞きたい事とかないか?」
と聞くシーン
少し悩んで姫ちゃんが聞いたのは
「カレーって何味?」
「・・・カレー味じゃないのかな」
「だと思った」
と言う何気ない会話
「おかあさんのこととか聞かないのかよ!」
と心の中でツッコミ入れてしまいましたね(笑)

と言うことで第2話
コメディパートが多いものの、未来編にはまだまだ謎が多い模様
未来編の可久士もまだ出て来ていないので、どうなっているのか
そこも気になりますね
第3話は、木田が視聴しているdTVでは来週の金曜に配信なので
それ以降に感想を書きますね

では、「かくしごと」第2話の感想でした
最後までご覧いただきありがとうございました

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