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なぜピカソは世界で最も成功した画家なのか?ピカソから学ぶ『ビジネス思考』

パブロ・ピカソ。

「20世紀最大の画家」
と言われるピカソは

生きているうちに
画家として最もお金を稼いた人物。


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同じ画家として有名な
フィンセント・ファン・ゴッホ。

かたやゴッホは生きているうちに
絵が1枚しか売れず貧乏生活。

死後、絵の価値が認められました。

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同じ世界的に有名な画家。


しかしながら生きていた時の
生活ぶりは天と地の差。


なぜこんなにも違うのか。


売れることが難しいとされる
「絵描き」の世界ではなおさら

自分の作品を世の中に出すためには
人と同じ思考では売れません。


一般的な思考だったゴッホ。

そして奇抜な発想のピカソ。


ビジネスにおいて
「思考力」は必須の力。


画家人生において
大成功を収めたピカソから
「思考力」を学び
ビジネスに活かしていこうぞ!


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ピカソはどうやって絵を売ったのか?


ピカソもゴッホも
活躍した時代は1800年代の後半。

その時代の「絵」とは
ゴッホの絵のように

目に見えるものを
絵として忠実に描けることが
優れているという価値観でした。


その概念を覆したのがピカソ。

絵描きとして
大勢の人と同じ絵を描いていても
ライバルには勝てない。


ピカソは今までになかった
奇抜な絵を描き始めます。


しかしながらピカソの絵は
絵として世間には
受け入れてもらえませんでした。


ここで考えます。


絵は誰が買うもの?


絵画を買うというのは
当時も今も変わらず「富裕層」。


そこから発想を広げていき
「富裕層」が手に取り
普段から愛用しているもの。


考えた結果、
「ワインのラベル」に絵を描いて
掲載することにしました。


ワインを飲む富裕層の目に留まり
そしてラベルから「絵」にすることで
「絵」を売ることに成功。


まず富裕層に認めてもらう。

そうするとだんだんと
世の中に浸透していき
いつしか「ピカソの絵」は
新たな常識になりました。


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ビジネスは『思考力』と『行動力』


ピカソは新しい常識を作りました。


今までの常識を破壊し
新しいものを定義すること。


人と同じことをやっていても
飛躍することはできません。

ライバルがたくさんいるのであれば
生き残っていく必要があります。


そのために必要なこと。

それが今ある常識を疑って
そして破壊すること。

そのためには「考える」ことが
必要になります。


考える力がなければ

ゴッホのように
素晴らしい絵を描いていれば
いつか認めらるはずと思って

死んだ後に評価をされることに。


ピカソは何も
特別なことはしていません。


才能があった。

その才能を認めてもらうために
自分で考え
そして行動した。


才能があっても
埋もれたままの人は大勢います。

才能を活かすためには
どうやったら活かせるかを考えなければ
世の中に知ってもらうことはできません。


ピカソはどうやったら
自分の絵を認めてもらえるのかを考え
行動した結果、
対価としてお金を得ることに成功。


ビジネスにおいて重要なことは
「思考力」
アイディアをカタチにする
「行動力」です。



ビジネスは
「思考力」と「行動力」があれば
必ず成功します。


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ピカソに学ぶ発想の力


ビジネスの戦略には
大きく分けて2つの方法が存在します。

【ビジネス戦略】
①ニーズを創る
②ニーズに応える


新しいものを創るのか。

それとも今あるものに対して
応えていくのか。


「ニーズ」とはお客様の
悩みや問題の根本的なものであり
解決するものが「商品」となります。


大手企業の戦略は「ニーズを創る」。

今まで世の中に
なかったものを新たに生み出して
人々に欲しいと思わせる戦略。


逆に「ニーズに応える」のは
すでに世の中にあるものに対して

さらなる価値を付けたり
「不満」や「不足」を補っていくもの。


しかしながらピカソは
「ニーズを創る」「ニーズに応える」
の両方を組み合わせて
「絵」という商品で大成功しました。


ピカソの絵はライバルと
全く違ったテイストの作品であり
「新しい」を創りました。

その上で「絵画」が欲しいと思っている
富裕層に対してアプローチをしたことで

ニーズに応えながらも
新たなニーズをも創ったのです。


「ニーズを創る」×「ニーズに応える」


ピカソの思考。

これがまさしく現代において
最も重要な思考。


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ニーズを創る』 × 『ニーズに応える


モノやサービスに溢れる時代。

これからは「個人の時代」だと
多くの人がスキルを身に付け
個人で稼いでいく時代が訪れます。


みんなが売りたい。


そうなっていくと
商品のほうが多くなるため
どんどん売れなくなっていきます。

ライバルはどんどん増えていくばかり。

同じことをしていても売れない。


その中で生き残るためには
どうしても「ニーズを創る」ことが
重要な要素になっていきます。

その上で不満や不足の
「ニーズに応える」



世の中にある「不」の要素を
解決する「新しい」商品を創ることが
求められるようになります。

そのためには何より「思考力」が必須。


人との違った発想が
これからの時代には必須な思考に。


難しそう・・・。

それは「ピカソ」だからできたこと。


ってそんなことはない。

フレームワークに当てはめることで
アイディアは出て来ます。


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ピカソの思考力を手に入れる方法


まずピカソはライバルとの
差別化を図るために
「新しい」を生み出す思考をする。

差別化させるためには
今の状況を把握。

1800年後半の時代。

「絵」は目に見えるものを
そのまま描くことが常識


その「常識」を壊す。

常識を壊すことで見えてくる。


「目に見えないものを描くこと」


目には見えない世界を描くことで
「新しい」を生み出しました。


その次に今ある「不」の解決。
ターゲットを絞り
そのターゲットが抱えている
「不」の要素を解決するための商品。

それがピカソの「絵」であればいい。


富裕層の「不」
・自慢したい
・新しいものが欲しい
・人より早く情報を手に入れたい
・優位に立ちたい
・お金の使い道が欲しい


その結果まずは
富裕層に知ってもらうために
「ワインのラベル」という戦略で

富裕層に
ニーズを創る』 × 『ニーズに応える』の
提案をしていきました。


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マーケティングに当てはめるフレームワーク


ピカソの思考を現代のマーケティングに
当てはめてフレームワークを使うことで
あなたの戦うべき戦略が見えてきます。

マーケティングとは
売れる仕組みを作ること。

そして売らなくても
商品が売れるようにすること。


・商品
・差別化
・ターゲット
・新しさ
・戦う場所

①不の要素を探す
②ターゲットの選定
③売る場所を決める
④ライバルと差別化


①不の要素を探す

まず何より
「不」の要素の解決でなければ
商品にはなりません。

「不」を知ることが1番大切。

それが「ニーズ」です。


ピカソで言えば絵が欲しい人の
「不満」や「不安」や「負担」など。

・みんな同じ絵ばかりで新しさがない
・人に見せて自慢できる絵が欲しい
・新しい趣味が欲しい


②ターゲットの選定

次に「商品」を買ってもらう
ターゲットを決めます。

商品とは人に買ってもらうもの。

まずは相手をきめることから始めます。


ピカソで言えば

絵を買う人は「富裕層」

富裕層というターゲットを絞ったことで
次の戦略が見えてきます。


③売る場所を決める

そして商品を売る場所を決めます。

商品とはいろんな場所で売ることが可能。

ターゲットに合わせて
場所も決めることが重要。

ピカソで言えば

「富裕層」が絵と触れ合う場所。

自分の絵を知ってもらうためには
どこの場所で戦うべきか。

その中で「ワインのラベル」という
場所を見つけました。


④ライバルと差別化

ライバルと同じことをしていても
商品は売れません。

同じ商品であっても
差別化をすることで売れるようになります。

戦わない選択が大事。


ピカソで言えば

常識をくつがえして
目に見えるものを描く → 目に見えないものを描く


皆が同じような絵を描いていたので
今までにない絵を描き
ライバルと差別化しました。


①不の要素を探す  → 「ニーズ」の把握
②ターゲットの選定 → STP分析 ターゲット
③売る場所を決める → 
STP分析 セグメント
④ライバルと差別化 → 
STP分析 ポジション


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アイディアは何もないところでは生まれない


多くの場合
何もない状態から「アイディア」を
出そうとします。


新しい価値をつけるには?

新しい見せ方をするには?

新しい商品を開発するには?


漠然とした問題解決の中からでは
良いアイディアは生まれてきません。


『思考力』『発想力』『考える力』が
欲しいのであれば
型にあてはめていくことで
得ることができます。

それが「フレームワーク」


フレームワークを使って
順番に考えていくからこそ
新しいアイディアを生むことが可能に。

ビジネスをやるなら
「フレームワーク」を制すること。


フレームワークを使うことで
ピカソのように道は拓けます。


①不の要素を探す  → 「ニーズ」の把握
②ターゲットの選定 → STP分析 ターゲット
③売る場所を決める → 
STP分析 セグメント
④ライバルと差別化 → 
STP分析 ポジション


それぞれにフレームワークがあります。

フレームワークを使って
ニーズを創る』 × 『ニーズに応える
ビジネスをやっていきましょうぞ!


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