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開散運動系トラブル1⃣【開散不全】という目の人の特徴と動画

■ 開散不全(かいさんふぜん)の症状

開散不全の目は、どのような目の人なのでしょうか?

この目の人は、常用視線(遠方視線)の際に比較的大きな「内斜位」がありテレビを見たり車の運転などにおいて非常に苦労します。
例えば、道路の標識やセンターラインが2本に見えたり、テレビの画面が、大きくダブって見えたりします。

遠方にある視界を見ることが苦痛に感じ頭痛や身体的異変を感じてしまう目の状態です。

常に外眼筋の「外直筋」を使い眼位を開かせて常用視線を維持しています。

近方視では、軽い「内斜位」がある程度なので、二重に見えたりすることなく身体的な問題もでにくいでしょう。

開散力は、耳側の外直筋を使い眼球を開いてみる(赤い部位)

開散不全は、遠方視で「大きな内斜位」近方視で「軽度の内斜位」が特徴で、AC/A比(調節性輻輳)は、LOWである。
そのため度数による斜位コントロールは、難しいので、プリズムレンズ処方が無難な対応である。
VT(ビジュアルトレーニング)、外直筋を鍛える(ストレッチ)は有効ですが輻輳トレーニングに比べると効果は限定的と思われます。

開散不全の対応方法は、下記マガジン記事を参考にしてください。


■ カバーテストの「開散不全」の目の動き(動画)

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