実践暗算AC/A比 トレーニング症例2【(遠見)外斜位/(近見)外斜位ケース】
検眼にて顧客のデータを計測します。遠見、近見斜位を測定し、ここまでのデータで処方値を決定するためのトレーニングです。実際の現場では、ここまでの検査で十分です。
場合によっては、ここから30%位の人に余力(外眼筋の力)の検査が必要になります。これにより疲れないだぶらない快適なメガネの度数を導きます。
■トレーニング症例1【(遠見)外斜位/(近見)外斜位】
〇データ
●#7A(自覚的屈折検査 完全矯正値)
PD(瞳孔間距離)65mm
R S -5.00 D
L S -6.00 D
●#8 #13B(遠方水平眼位 近方水平眼位)
遠方 3△BI(ベースイン)青ライン
近方 10△BI(ベースイン)赤ライン
注意:PD65mmなので下記眼図グリーン太字矢印数字「16△」となるので注意してください。
下記頭でイメージする眼図(虎の巻)
●AC/A比 実践暗算計算方法
・16△+3△ー10△=9△ (小数点以下切り捨て)
・9△÷2.5または(×0.4)=3.6△
・AC/A比 3.6△ Low
■ 解説(眼位からの処方度数の考え方)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?