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女性の経済的自立のススメ 1

専業主婦の世帯は現在約33%だそうだ。(厚生労働省の平成30年「厚生労働白書」調べ)

1980年頃は約65%で、1995年頃を境に割合が逆転している結果になっている

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これを見れば明らかだが、専業主婦はまさに絶滅危惧種ならぬ、絶滅危惧職と言えるだろう。

それなのに、婚活している20代30代女性の3割程度が専業主婦を希望しているという。一方で女性に専業主婦になって欲しいと思っている男性は、1割。

9割の男性が専業主婦の伴侶を避けたがっているのはご存知だろうか。たしかに、子供をもちながら仕事をするのは大変かもしれない。『夫を支えたい』とか『子供との時間を大切にしたい』色々な考え方はあるにせよ、それはすごく刹那的すぎな発想で未来に起こりうる可能性から逃避しているとも言えると思う。

今は、医療も進み日本は世界的な長寿大国となった。


2020年7月31日に厚生労働省が発表した19年の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳と前年に比べそれぞれ0.16歳、0.13歳延びた。

2016年に『LIFE SHIFT―100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)という書籍も出ているように、このペースでいけば2050年ごろには平均寿命100歳になることも十分考えられる。

うちの母も70歳を超えるが、有難いことに病気一つせずものすごく健康だ。仕事はすでに引退していて、労働から発生する収入源の代わりに私が建てた不動産の家賃収入で元気にやってくれている。普段は趣味や習い事でスケジュールがいっぱいで最近は研修を通じてまた仲間が増えてさらにイキイキしているように見えて娘としてはすごく嬉しい。

当たり前だが、生きるということはお金がかかる。仕事をしていなくても生きているだけでお金がかかるのだ。


つづく


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