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🍎Vision Pro 今週の話題: 12月から量産と報道/低価格版、部品コスト半減

こんにちは!
Apple Vision Proの話題をお届けしているVisionマガジンです。

今回の1週間ふりかえりは、以下の話題をご紹介します。


🚚12月から量産開始と報道

中国メディア「界面新闻」の報道が、AppleInsiderMacRumorsで紹介されています。サプライチェーン関係者によると、Vision Proの量産が12月に始まるとのこと。

また、出荷数について発売当初は40万台、2024年中に100万台を目標にしていると伝えています。

ただ、英フィナンシャル・タイムズが2024年中の生産見通しを40万台以下と伝えたことがあり、今回の界面新闻の記事はそうした情報とは食い違いがあります。AppleInsiderは「(界面新闻の出荷見通しは)古い情報に基づいているのではないか」と指摘しています。


🔻低価格版、部品コストを半減か

台湾を拠点とするDIGITIMESが、Appleが計画しているVision Proの低価格版について、部品コストの50%削減を目指していると報じました。9to5macなどが報道内容を紹介しています。

記事によると、Appleは現在Vision Proの後継モデルとして4つのバージョンの開発に取り組んでおり、そのうち2つは低価格モデルとハイエンドモデルであることが分かっているとのこと。

低価格版については、Bloombergが「Appleは価格を1,500ドルから2,500ドルの範囲で検討している」と報じたことがあります。確かに初代Vision Pro(3,499ドル)から大よそ半額ていど。ユーザーの目元を外側ディスプレイに表示するEyeSight機能を廃止し、外部カメラやセンサーの数を減らす可能性があると書かれていました。

Digitimesの今回の情報は、こうしたBloombergの報道とも齟齬のない内容となっています。


👓「Vision Pro超えるピクセル数」新製品

企業やプロ向けVR/XRヘッドセットを開発しているVarjoが新製品「XR-4」を発表しました。

プレスリリースによると、両目それぞれに4K(3840×3744)ディスプレイを搭載し、「自然な視界とほとんど区別がつかないVR/MR体験」を実現。視野角1度あたりの画素数は51PPDをほこります。

その性能は「ピクセル数がVision Pro超え」とも報じられていて、米国向けのお値段も3,990ドル(約59万円※)とVision Pro以上。どんな超絶世界が見えるのか、一度体験してみたいものです。

※日本での価格はエルザ ジャパンに問い合わせをとのこと。


🎬3D撮影の噂、プロデューサー否定

Apple TV+向けSFドラマ「Monarch: Legacy of Monsters」は、Vision Proでより楽しめるよう空間ビデオ撮影されているとの情報が以前報じられました。咆哮するゴジラが3Dで見られるかと、このnoteでも紹介したことがあります。

しかし、同作品のプロデューサーが「番組は4K高解像度デジタルビデオで撮影されていて、3Dで視聴したり、3Dにアップスケールしたりするように設計されてはいません」とインタビューで述べ、噂を否定しました。

少々残念ではありますが、一方でApple TV+では少し前から3D関連の動きがあります。11月に開発者向けに公開されたtvOS 17.2 ベータ版にて、Apple TVアプリが3D映画に対応

「Jurassic World: Dominion」「パシフィック・リム:アップライジング」「カンフー・パンダ3」など、約20タイトルにヘッドセット型の「3D」アイコンが表示されていることが確認されています。

今後さまざまな映画・ドラマに、3Dが広がっていくでしょう。人気コンサートが家でリアルに楽しめる、そんな体験への期待の声もあります。


👀注目コンテンツ

▼アップルストア日本進出20周年に合わせた、Appleの担当役員へのインタビュー。直営店を「Vision Proをいくらでも体験できる場」にしたいと語っています。


👓Visionマガジンでは、今後もVision Proなどの情報を発信していきます。ぜひSNS(@NonojiV)やYouTubeをフォローいただけたら幸いです。

▼この記事には動画版もあります(内容はほぼ同じです)


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