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仕事用ヘッドセット「Visor」、いつ発売? Vision Proを意識、機能に変化も
Meta Quest 3を日々使い、パススルーで料理も作ってみた筆者ですが、家の外では見た目や大きさ、重さの面で着けにくいのが正直なところ。
公式ムービーでは女性が飲食店で使っているシーンもありましたが。。。この課題はApple Vision Proでもありそうです。
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そこでこのたび、2024年発売予定の仕事用ヘッドセット「VISOR」を予約してみました。
パソコンにつなぎ、同じ会社が開発している人気アプリ「Immersed」で連携すれば、仮想空間に最大5枚のディスプレイを広げて作業できるとのこと。
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何よりも、サングラスのようなコンパクトさが目を引きます。重さは「スマートフォンより25%軽い」とのことで、これならカフェでも馴染みそう。
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作業の生産性が上がるよう、両目ともに4Kの高解像度ディスプレイやハンドトラッキング、アイトラッキング、カラーパススルーなどを備えている点も心強い。
筆者はMacBook Airと自作Windows機を使っていますが、Visorは両OSに対応しています。
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一方で内蔵スピーカーがない(ワイヤレスイヤホンを合わせて使用可)、使うにはパソコンとの接続が(ほぼ)前提など、コンパクトさのために削り込まれた機能も。
開発会社自身も以下のように解説していて、自分の使い方に合うか、期待とともに一抹の不安もあります。
Visorはゲームやトレーニング、エンターテイメント向けに汎用化された AR/VRヘッドセットではありません。補完的な市場セグメント (プロフェッショナル) に焦点を当てていて、特に仕事用に最適化されています。
しかし最近、製品コンセプトには変化も見られます。
今月14日の発表によると、パソコンなしでも単体でWebアクセスや映画鑑賞ができ、30分稼働できるバッテリーが標準搭載されることになりました(2時間または4時間へのアップグレードも可能)。
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企業などが業務に使う独自アプリを導入できるようにもなり、当初のトガったコンセプトから、より幅広い使い方ができるように転換してきています。
機能追加に合わせ価格も見直し、11月25日以降の予約分からは値上げとのこと。通常版は749.99ドルだったのが949.99ドルとなります。
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すでに予約が始まった今の段階で、大きな見直しを行ったのはなぜなのでしょうか。
Renji Bijoy CEOの発言や発表を読むと、Apple Vision Proを強く意識したもののようです。
(Visorは)Apple Vision Proと同様に、プレミアムな生産性とエンターテインメントを実現するスタンドアロンデバイスとして使用できますが、価格は 3分の1以下です。
(Vision ProとVisorについて)私がするだろう例えは、テスラの「モデル S」と「モデル 3」です。価格が半額以下であることを除けば、「モデル S」の85%のことが「モデル 3」で得られます。
単体で使える高機能デバイスという「同じ土俵」にVisorを位置付けたうえで、コスパの良さをアピールする構えです。
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加えて最近のRenji Bijoy CEOの発言では、気になる発売・出荷時期についても触れていました。
出荷までにはパートナー企業によるテストなどが数多くあり、まだ時期を確定できていないとのこと。
ただ2024年の半ばとなる感触を持っているようで「第3四半期ではなく、前半となることを本当に望んでいる。しかしその多くがパートナー次第です」と語りました。
Immersedはソフトウェアで世界的な支持を集めている企業だけに、どんな製品に仕上がるのか、とても楽しみです。カフェで人目を気にせず、たくさんのディスプレイで作業できる日を心待ちにしたいと思います。
▼Visor公式サイト(アフィリエイトリンクを利用しています)
▼この記事には動画版もあります(内容はほぼ同じです)
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