🍎Apple Vision Pro: 発売は来年1~2月?/iPhoneに「空間ビデオ」機能
こんにちは。
Apple Vision Proの話題をお届けしているVisionマガジンです。
今回の1週間ふりかえりは、以下の話題をご紹介します。
👓米国発売は来年1~2月?
Vision Proの米国発売が、近づいてきているようです。
Bloombergのマーク・ガーマン記者は先月、発売時期は「3月ごろに近づくのではないかと思う」と解説。このnoteでも紹介してきました。
さらに今月10日の記事では、ガーマン記者はこのように書いています。
Appleは1月中の発売を目指しているうえ、それが間に合わなくても、3月に入る前の2月中には発売されるとガーマン記者は見ていると読めます。
さらに、今月13日には以下のように投稿しました。
記事によるとVision Proは販売時にユーザーごとにフィッティングする必要があり、Apple Storeには間もなく、Vision Proを組み立て・箱詰めするための機器が届くとのこと。
近づく発売に向け、さまざまな動きが出てきています。
📲iPhoneに「空間ビデオ」機能
Appleが12日、iPhone向けの最新OSとなるiOS 17.2をリリース。Vision Proで3D再生できる「空間ビデオ」の撮影機能が追加されました。
この機能は、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxで利用可能。Vision Proで楽しめる思い出の映像を、今から撮り溜めておくことができます。
👇空間ビデオ撮影については、こちらの記事で詳しくまとめました。
iPhoneで手軽に撮影できるようになったことで、既存の商品を使って空間ビデオを視聴する方法も注目されています。
例えばiPhoneアプリ「SpaceWalker by VITURE」は、今月8日に空間ビデオの再生に対応。スマートグラス「VITURE One」などをiPhoneにつないで鑑賞できます。
空間ビデオを、より一般的な形式に変換するツールも登場してきています。筆者も試しに変換して、Meta Quest 3で鑑賞しました。確かに2D映像にはない、奥行や臨場感が楽しめます(👇鑑賞する様子は以下動画)。
⛔Pico 5の開発中止、空間コンピューティングにシフトか
TikTokで知られるByteDance社が、傘下のVRヘッドセット「Pico 4」の売れ行き不振を受け、後継モデル「Pico 5」の計画を中止したと報じられています。
報道によると、約400人を解雇するなどPicoに関わる人員を大幅に削減。Apple Vision Proと競合するようなハイエンドヘッドセット(コードネーム「Swan」)の方に、製品開発の焦点を移していると言います。ただ、Swanも製品化への明確なタイムラインは無い段階とのこと。
これまでのVRゲームから空間コンピューティングへ、ByteDanceが戦略を方針転換したと指摘するメディアもあります。
👀注目トピック
▼AirPods Pro(第2世代)のUSB-C対応版が発売されたのは、今年9月のこと。このたびケースだけの単体販売(税込み15,800円)が始まり、AirPods Pro(第2世代)のLightning版を持っている人は、ケースを変えればUSB-Cで充電できるようになりました。
USB-C対応版はイヤホンそのものにも改善が加えられていて、Vision Proと接続すると高音質な「ロスレスオーディオ」でコンテンツを楽しめる予定。
しかしLightning版は今回のケースとセットにしても、ロスレスに非対応である点はご注意ください。やっぱり、ちょっとややこしい?
▼YouTubeチャンネル「Gadgetouch」のイベントに、いずれも米国でVision Proを体験したフリージャーナリストの西田宗千佳氏、マルチライターの山本敦氏、株式会社MESON CEOの小林佑樹氏が登壇。
「Vision Proが生活にどんな変化をもたらすか?」「発売したら米国まで買いに行く?」など、興味深いトピックについて意見を交わしています。
👓Visionマガジンでは、今後もVision Proなどの情報を発信していきます。ぜひSNS(@NonojiV)やYouTubeをフォローいただけたら幸いです。
▼本記事には動画版もあります(内容はほぼ同じです)
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