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噓日記 7/16 一目惚れ

退屈な日には一目惚れをするようにしている。
ショッピングモールに出掛けては、敷地内を闊歩してそこで様々な人々とすれ違う。
そこで素敵だなと思う人を見つけ、素敵だと思った理由を自分の中でちゃんと決める。
顔立ちが好きだとか、歩き方が綺麗だとか、笑顔が優しいだとか。
様々な理由をこじつけては誰かを好きになる理由をつけていく。
これは他人の長所をファーストインプレッションで見極める能力の育成でもある。
人は第一印象で決まる、なんて昔から言われているがそれは正しい。
第一印象が悪い人間がそれを挽回することなどほとんどない。
好かれる人間はちゃんと好かれるような動きや形に最適化されているのだ。
この一目惚れは他人を見極めると同時に、自分の感性を再確認していく作業でもある。
この人は違うな、と思う人間とは恐らく上手く噛み合わない。
そういう勘は往々にしてよく当たってしまう。
人間の勘は上手くできている。
今日一目惚れしていった人たちと私はきっと上手くいくだろう。
上手く行ってほしい。
私の感性と噛み合う、そんな誰かと巡り逢いたいのだ。
今日の一目惚れの相手は皆、乳房がプルンとしていた。
バルンもいたし、ボルンもいた。
そういう乳房の持ち主のことだけを目で追いかけてきた。
そう、私は巨乳が好きだ。
乳しか興味ない。
貧乳ってなんだよ。
意味がわからない。
私はおっぱいが大きいやつ以外意味がわからなくなってきている。
好きとか嫌いとかじゃない。
視界に入らなくなってきているのだ。
おっぱいがいっぱい。
私の祖父の辞世の句でもある。
辞世の句が自由律なことってあるんだ。
マッチングアプリもおっぱいのサイズをちゃんと見せてほしい。
私は正直、おっぱいのサイズ以外の情報を見ていない。
私、男だからいつでも触っていいし、いつでも弄んでいいし、いつでも先っぽで遊んでいいおっぱいしか興味ないのだ。
おっぱいの先っぽ、エローい!
おっぱいの先っぽってエロくね?
色とか形とかに自信がなくても全然オッケー!
乳輪が大きいとか色が濃いとかもうね、エロさでしかないんですわ。
正直ね、エロさでしかもう判断がつかないないんですわ。
もうね、形とか大きさとかそんなことはもはやどうでもいい。
エッチな顔した女がエッチなことさせてくれたら私としてはもうオッケーなんです。
おっぱいを触らせてくれる女の子を募集してます。
応募してくるのか、それとも死か。
もうそのくらいでオッケーです。
おっぱい小さくてもいい。
弄ばせてくれ。

どりゃあ!