FNS歌謡祭で測る宝鐘マリンの"戦闘力"
マリン船長、FNS歌謡祭出演、おめでとうございます!
これによってVtuberの認知が大きく広がるといいなぁなんて思ってます。
ということでFNS歌謡祭を完全に船長目当てで観たオタクなんですが、ちょっとしたことに気づいたので語っていきます。
それは、未だにテレビの歌番組は人数重視だってことです。
AKB時代が終わり、ジャニーズも問題を起こしてなお、大人数で歌番組に出す、それによって"画"を保つ、という手法は変わってないんです。
テレビというのはとにかく画が持つかということを重視します。そして、もちろん歌番組ですから曲や歌手が馴染み深いかも大事です。
ここからは番組の流れに沿って一曲一曲のパフォーマンスを見ていきます。
THE ALFEE×ガチャピン・ムック/星空のディスタンス
異色のコラボから始まったFNS歌謡祭。
これも言ってみれば人気があるキャラクターで画に魅力を出し、昔ながらの名曲を歌わせるというテレビ側の戦略がよく表れていますよね。
FRUITS ZIPPER/わたしの一番かわいいところ
高嶺のなでしこ/可愛くてごめん
Vtuber界隈ではみんな知ってる曲かもしれませんが、いかんせん馴染みが薄い。そこを大人数によるパフォーマンスで補っているのがこの2曲だと思います。
FRUITS ZIPPERは7人組アイドルグループ。メンバーには元HKTの人がいるみたいです。
高嶺のなでしこはHoneyWorksがサウンドプロデュースをしている10人組アイドルグループで、うち3人がラストアイドル出身みたいですね。ラストとは
ano/ちゅ。多様性
出ました、序盤の大ボス。
曲の知名度も去ることながら、歌手当人の知名度が抜群。テレビ、CMに引っ張りだこで、知らない人はいないというレベルです。
そこまでになると、もはや画を演出する必要はない。つまり、個人戦闘力がバケモンなわけです。
新しい学校のリーダーズ/狙いうち
新しい学校のリーダーズは超有名だとは思いますが、それでも往年の名曲をカバーするというパフォーマンスでした。
もちろん本人たち的にはオリジナル曲を歌いたいはずだと思いますが、新曲だと知名度が微妙といったところでしょうか?
力強い歌声とキレのあるダンスは非常に迫力がありました。
ASKA/PRIDE
これに関してはこの曲がどれ程有名なのか私にはよくわからなくて、正直なんで?という感じです。
新しめの曲が続いたのでバランスを取ったか、キャスティングする人にファンが居たかみたいなところなのかなと思ってしまいました。
モーニング娘。'23/すっごいFEVER
柏木由紀×モーニング娘。'23/恋愛レボリューション21
数による戦闘力、そして往年の名曲というダブルパンチ。柏木由紀さんの知名度と卒業という話題性もあるので、2曲披露して文句無しといったところでしょうか。
僕が見たかった青空/卒業まで
坂道系のグループですね。言うまでもなく数が多いです。
そして番組を共にしているというチョコレートプラネットからの応援がありました。
曲もそこまで流行っている印象がないですし、知名度的に弱いと思われて補強したのかなと思ってしまいます。
宝鐘マリン/美少女無罪パイレーツ
我らが宝鐘マリン!
の前にVtuberについての紹介VTR。
まだまだ世間にはこの文化自体の馴染みが薄いことをつくづく感じます。
Vtuberファンである錦鯉・渡辺隆さんのコメント。ちなみにここまでにじさんじが一切映らないのは競合他社的な配慮なのでしょうか?ご当地Vtuberのバンジーは写っていました。
そしてパフォーマンスが始まります。
我々からしたらお馴染みな曲ですが、世間的にはどう見えているのか私には分かりません。
ちなみにお茶の間が冷めただの揶揄し出す人は普段からVtuberのことを知っていて小バカにしている人たちなので、その人たちは一般世間ではありません。騙されないでくださいね。
ということで一般世間の人がどう感じたかは分かりませんが、テレビ側がどう考えているかというのはわかりますよね。
つまり、宝鐘マリンの戦闘力はいかほどと考えているのか?今までの話を総合すれば簡単です。
まず一人でのパフォーマンス、そして歌ったのは完全新曲でありオリジナル曲です。
つまり、大勢で出したり、馴染みのある往年の名曲をカバーしなくても、画が持つと思われたわけですね。
あのちゃん扱いです。
というのは嘘です。
なぜならあのちゃんはとくにVTRで説明などしなくてもみんな知っているからですね。
それにVtuberという目新しさによって画に魅力を出したとも考えられます。
これはガチャピンやムックを出したのと同じ手法です。
一口に戦闘力などと言ってしまいましたが、結局のところ複雑な要因が絡み合っているわけです。時間返せ
ですが逆に言えば、そういった要因さえ噛み合えば、オリジナル曲をソロで歌えるだけの戦闘力が宝鐘マリンにはあるのです。
これは、"テレビで歌を披露した"という文字面以上に評価に値することだと思っています。
本当は、これからどうなっていくかという考察や予想なんかもしたかったのですが、少し長くなってしまったのでまたの機会に回させていただきます。
宝鐘マリンの旅路に、輝かしい未来があることを信じています。ヨーソロー!
コメント返し
お褒めいただきありがとうございます。
序盤だったので視聴率の落ちようがなかったのは良かったです。
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