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「書く人あれば読む人あり」~改稿チャレンジ~

※〈ちょこっと倶楽部・エディターコース〉メンバー向けの限定記事です
※メンバーでない方も途中までお読みいただけます

このところ「出版」について考察を続けてきた。
「なぜ出版したいのか」という著者の立場と、「なぜ出版するのか」という編集者としての立場の両面から。

これはとりもなおさず、出版においては著者と編集者の仕事が表裏一体のものであることを意味している。
著者の書きたい気持ちと、編集者の目を通した読む側の気持ちが同じ方を向いたとき、会心の一作となるのだ。

この限定記事のタイトルが「書く人あれば読む人あり」であることは、僕のそうした意識の現れだ。
書く人あれば読む人あり、読む人あれば書く人あり、文章は読まれてなんぼ――それは僕の強い信念。

このメンバーシップの「エッセイ講座」では書く力を養える。
その一方で、編集の力を養えるのが「改稿チャレンジ」だ。

改稿チャレンジ、ざっと言えばこんな流れになる。

  1. 過去にnoteにあげた記事で、イマイチと感じるものがある人が、改稿チャレンジの場で相談する

  2. その記事を読んだメンバーからの、自分ならこうするとか、こうしてみたらおもしろいなどの指摘を参考に、改稿してnoteに投稿する

つまりこういうことだ。

Aさん「この記事、イマイチだから直したい…」
 Bさん「こう変えたらいいのでは?」
 Cさん「こうしたらおもしろくなるよ」
 Dさん「別に元のままでいいのでは?」
Aさん「ありがとう! こうしました!」

そう、Bさん、Cさん、Dさんの視点こそが編集者の視点なのだ。
改稿チャレンジにBさん、Cさん、Dさんの立場で参加するというのは、まさに編集者としての力を学ぶことに他ならない。

〈エディターコース〉の「エッセイ講座」と「改稿チャレンジ」は、著者としての力、編集者としての力を身につける両輪だ。
その両方を身につけた人は強いに決まっている。

今後この改稿チャレンジは〈エディターコース〉の名物企画に育てたいと考えているから、ぜひメンバーの皆さんも大いに活用いただけたら嬉しい。

そうはいっても改稿したい人(Aさん)が現れなければ始まらない。
そこでだ。
今回は僕がAさんになってみようと思う。
僕が過去に書いてイマイチだなぁと思っている記事をお知らせするので、ぜひメンバーの皆さんであぁだこうだつっついてほしいのだ。

もちろん強制ではないが、多くのメンバーが僕の文章に大なたを振るっていただくことを期待している。
それが編集者としての力を身につけることにつながるから。

僕が改稿したいと思っている記事は(たくさんあるが)、これだ。

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