624gで生まれた私が「普通の人の皮」を被れるようになるまでその3

「624g」で生まれた時の話をする。
私には記憶は全くないが、母がよくその時の話をしてくれる。

お腹の中にいる子どもが成長してないと分かったのは、母が妊娠28週の時だった。

普通なら1100gぐらいに成長しているはずが、推定500gほどしかなかったのだ。

母は究極の選択を迫られた。
「今日お腹の子を産むかどうか決めてください。産むなら明日帝王切開します。」

というのは、羊水がないため、
3日以内にお腹から出さないと子どもが
亡くなってしまう可能性があるからだ。

次回、母の選択はいかに?!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?