624gで生まれた私が普通の人の皮を被れるようになるまでその12

ようやく私に初乳をあげ、念願の対面を果たすことができた母。

今度は、母が「日記」をつけてくれた。
その日記たちは、20年以上経った今でも大切においてある。
大切なたからものだ。

父のイラストは、正直衝撃的な見た目であったが、母のイラストはかなりマイルドに仕上がっている。

当時は、カメラのフィルムを現像しない限りどんな姿かわからなかったらしい。
父も、いっぱい撮ってくれたらしいが
なぜか私が見切れている写真ばかりだったようだ。

スマホが普及した現在では、
「できてからのお楽しみ♡」
が想像つかない。

でも、
スマホやデジカメがなかったからこそ、
このような愛情たっぷりの日記が
できあがったのかな?と思う。

次回、生まれてから1か月、私に訪れた人生初の感染症。

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