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お風呂タイムで自分メンテ

この時代の日本に生まれて本当に良かったと思うのは、スイッチひとつで湯船にお湯を張り、温かいシャワーを浴びられること。

健康な体を保つために私が実践するお風呂ルーティーンを紹介します。


体は手で洗う

私は石鹸で洗うさっぱり感が好きで、ボディーソープを使いません。石けんを手のひらでくるくる転がして、さらにお腹の上でくるくる転がし必要な石けん分をキープしたら体洗いの開始です。

石けん分のスルスル感を使って全身くまなく撫でていきます。耳の周辺はしっかりつまんだり擦ったり。スルスル感がなくなったらお腹の石けん分を手指に補充します。

全身触ることで健康チェックができます。特にバスト周りや脇の下など、しこりがないか確かめるのは大切です。

背中も全面、手で洗う

最初は全部触れないかもしれません。その場合ブラシやタオルなど補助器具が必要ですが、今では上から指で反対側の肩甲骨辺りまで触り、下から手の甲で上から届かなかったわき腹の上部や背中の中心に届くようになりました。
肩まわり、肩甲骨まわりの柔軟性を保つためにも毎日両手を使って背中全面を触れるように努力しています。

二の腕のぶつぶつが消えた

歯磨きと同じで、お風呂での体洗いも意識して全身を洗わないと意外と洗い残しが発生するのではないでしょうか?

例えば私の場合、若い頃ずっと二の腕あたりにぶつぶつがありました。二の腕の太さもあり、夏でもふんわりした袖で隠していたものです。

その原因がなんとなく分かり始めたのは全身石けん手洗いを始めてからでした。二の腕も背中に近い方は反対の手をしっかり回してやらないと擦れない場所です。
太いなあと思いつつ(笑)マッサージのように気をつけて洗うようになってしばらくすると、なんか肌がツルツルしてきていることに気づきました。
スポンジでなんとなく洗った気になっていたけれど、ここまでしっかり洗っていただろうか?意外と洗い残していたのでは??と、若い頃の自分を反省したのでした!

流し残しも要注意 

湯船にゆっくりつかる時間がなくて、シャワー中心のお風呂の場合、洗浄剤の流し残しも気になるところです。

石けんの良いところは洗浄成分が水で薄まると長く身体に残らないという利点があることです。(ものすごい油汚れがついちゃっている場合は、色々ありますが〜)

ボディソープやシャンプーには合成界面活性剤が配合されています。いわゆる固形石鹸の界面活性効果とは段違いに肌に残りやすいものだと私は感じています。

合成界面活性剤とは、台所用洗剤に配合されているものと同種です。台所用洗剤の注意書きを読んでみると、「ためすすぎ2回、もしくは流水で5秒以上流すこと」などと書かれているのをご存知でしょうか?

5秒同じところにシャワーをかけ続けなければ洗浄剤の成分は見えなくても残っている可能性があります。

以前こうしたことに無頓着だった頃、お風呂上がりの私のデコルテあたりにはいつも蕁麻疹的なフツフツが出ていました。しばらくすると消えるのでそれほど気に留めていませんでしたが、ジャンプーの流し残しが原因だったと今では思っています。

石けん好きの私ですが、さすがに髪はシャンプーを使います。髪を流したあと、背中やデコルテに流れたジャンプーの洗浄成分を意識的にしっかり流すようになって、デコルテの蕁麻疹は出なくなりました。

ついでに頭皮に時々できていた湿疹も、時期を同じくして改善しました。意識的にしっかり流すことは、皮膚弱めの私には必要と感じています。

足の先まで丁寧に

少し脱線しましたが、最初の石けんくるくるで上半身とお尻まで洗い終わりました。続いて足です。

足のためにあらためて手のひらで石けんくるくる、膝の上にくるくるして石けん分を補充します。

皆さんは足の洗浄をどのくらい意識的にやりますか?実は私、以前は「カラスの行水」タイプで、本当に全てをしゃらっと終わらせていた口です。そんな私に転機が訪れたのは学生時代。

友人と温泉旅行に行った際、洗い場でお風呂椅子に腰をかけた彼女が、足首から足裏にかけて、片足ずつとても丁寧に時間をかけて洗っている姿に目が釘付けになりました。
(見ていることはバレないようにさりげなく観察しました!)

彼女の美しさはここから来ているのか!と目から鱗が落ちた瞬間です。

実は彼女の実家は鍼灸院で、彼女自身もツボなどの知識のある人でした。
私が今、お風呂タイムで体メンテする原点は彼女にあるとも言えます。
ありがとう、大好きな彼女。。

足の先は言うまでもなく心臓から一番遠い場所です。さらに横になっていない時間はいつも重力の影響をうけ、血流が弱くなり、新陳代謝も鈍くなるのではと思います。

そんな条件の悪い場所なので意識して触ってマッサージすることはとても有効です。足裏マッサージに通いたいところですが、お金をかけず、お風呂で洗う時、ついでにしてあげればとても良いと思うのです。

お風呂椅子に座っても、足先や足裏に手をを伸ばすこと自体、体が硬いと難しくなります。でも毎日トレーニングと思って触ることが体の可動域を維持することにも繋がるのではと思います。

太もも裏、忘れませんか?

足指、足裏、足の甲、足首と触って、ふくらはぎ。足は重力に逆らって下から洗うようにしています。内側、外側と下から上に、血が心臓に戻るのを助ける意識で少し圧をかけて、撫でます。
膝頭は5本の指で掴むようにして触ると気持ち良いです。

意外と洗い損なうのが太ももの裏ではないでしょうか?太ももの裏は股関節と関係が深い場所のようです。

私は左股関節が弱く、たくさん歩くとよく痛みが出るのですが、腿裏のマッサージをするとなぜが股関節が良くなります。
お尻の筋肉や腿裏の筋肉が硬いことで股関節の可動域に影響があるようなのです。
洗うついでに指でほぐすように左右にゆすって、筋膜リリース的な効果とセルライト破壊の効果も期待しています。

最後にゆっくりシャワー

水流は弱めにしても、シャワーを当てる場所をゆっくり移動させるほうが洗い流し効果が高い気がします。
シャワーヘッドを持たない反対側の手で肌をさすりながら、血流を助けるように流すシャワータイム。
自分自身と向き合う貴重な時間です。


体の洗い方は人それぞれですが、一度全身の部位を意識して触ってみてください。実際、醜い贅肉に辟易することもしばしばですが、長年使った(これからも使う)体に感謝と労りを込めて、「細胞さん、毎日新しくなってくれてありがとう〜」と感謝を伝えてみてください。

最後まで読んでくださりありがとうございました😊

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