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ソムリエ試験奮闘記〜その1 序章〜 (スイスでワイン造ってるの? #58)

おかげさまで日本ソムリエ協会(JSA)認定のソムリエ資格を取りました❗️

いや〜、ほんま大変でした。
こんなに大変とは知りませんでした。
世の中にいらっしゃるソムリエの先輩方もこんな大変な思いをされて資格を取得されたんやと思うと、これまで以上に尊敬の念で接したいと思います。

みんなもソムリエさんを尊敬してや〜

ということで、今回から4回にわたり、「聞くも涙、語るも涙」のソムリエ試験奮闘記を綴ります〜。

どうやったら合格するかというようなハウツーの類の記事ではありませんので、受験勉強されている方にはなんの役にも立たへんで〜(笑)

きっかけ

アカデミー・デュ・ヴァン大阪校

レストランやワインバーで勤めているわけでもなく、インポーターにはソムリエ資格なんかいらんと思っていたぼく。
ただ、きちんとワインを系統立てて勉強することは良いことと思い、ワインスクール(アカデミー・デュ・ヴァン大阪校)に通うことにしました。
営業もできるんちゃうかという下心もありました(笑)。

おかげさまでクラスメートの方にはワインをお買い上げいただいたり、お店を紹介していただいたり、イベントに参加していただいたりしました。
まいどおおきに〜💕
しかし❗️
いろんな曜日の授業に出ましたが、講師の方からはたったの、たったの1本もご注文頂けていません。(センセ、ネタやからね、ネタやからね~、文句言うてるのんとちゃうからね

クラスメートでご注文いただいたお店はこちら〜
大阪 イタリアン・バール・エンネ
大阪 北新地鳥羽
神戸 御料理うみ

初級者コース、中級者コースと進むにつれ、ワインに対する知識欲が高まり、ワインがますます好きになってきました。
せっかくここまで勉強したんやし、もっと深く勉強したい、それならば勉強した証にソムリエ資格に挑戦しようと決意したのでした〜。
Fセンセ、単に資格とってハクつけたいのとちゃうこと分かって頂けました〜?

ソムリエ資格

「ソムリエ、ソムリエ」ってよく耳にするけど、どうやったら資格が取れるのでしょうか?

レストランやバーで金色のぶどうのバッジをつけているソムリエの多くはJSAが実施している「呼称資格認定試験」(通称ソムリエ試験)に合格して資格を取っています。
試験は三次にわたって実施されるんやで〜。これ聞いただけでも大変そうやろ〜

一次試験はワインやワイン産地、日本酒、ブランデー・ウイスキーや焼酎といった蒸留酒、リキュールなど多岐にわたる知識が問われます。
二次はワインとその他酒類のテイスティングと論述、そして三次は抜栓・デキャンタージュ、ワインのサーブといった実技試験です。

ソムリエ試験は飲食店や酒類の流通・販売に3年以上従事していないと受験できませんが、一般の方向けに論述とサービス実技を除いた「ワインエキスパート」という資格もありますので、興味のある方はぜひ受験してみてください(JSAのまわしもんとちゃうで)

一次試験はソムリエと共通で二次試験のテイスティングもほぼ同じ*なので、エキスパートをお持ちの方も大変な思いをして合格されたことはいうまでもありません。
エキスパートも尊敬したってや〜

* 正確に言うとソムリエ試験は白2種、赤1種、その他酒類2種に対し、エキスパート試験は白2種、赤2種、その他酒類1種と言う違いがあります。

以上、ソムリエ試験奮闘記(その1)はソムリエ試験を受けるまでの経緯でした。次回はいよいよ最初の難関、一次試験です。お楽しみに〜

Beyond the Glass
ワインを通じてスイス文化を日本のみなさまへ
www.vinumhelvetica.com


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