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ヴィーノサローネのショップカードができました

Vol.026
すでに近しいひとには手渡したり、お店に置いてもらったりしていますが、先日、ヴィーノサローネのショップカードが完成しました。
デザインしてくれたのは、ヴィーノサローネのアートディレクター的存在のTさんです。Tさんについては、Vol.006で書いていますので、こちらを是非どうぞ。

どんなプロセスでショップカードをつくったのか? 今回はその話です。

主(あるじ)が最初にイメージしたことは、ショップカードを手に取ったひとが、すぐにアクセスしたくなるデザイン。色は1色が2色、ごくシンプルなものです。

ヴィーノサローネのロゴもあるし、ショップのキャッチ「QUI S’INCONTRA “LA VERA ESSENZA”DEL VINO ITALIANO」と、その日本語訳の「イタリアワインの“本質”にであう」もある。そして、BASEInstagram、noteの各QRコードもそろっているため、当初は自分でレイアウトするつもりでいました。

何枚か描いたエスキース(下絵)を少しほうっておき、「塩抜き」してからみても、あまりグッとくるものがなかった。ごくありふれたデザインから抜け出せていない。
シンプルゆえの難しさ……。やはりTさんにお願いすることにしました。

だからといって、今回は特別なデザインを依頼したわけではなく、主が描いたエスキースを1枚メールに添付。東京から離れているTさんとは、これまでもZoomを通して打ち合わせをしていましたが、今回はそれもなし。
「シンプルに。色は2色。直感を大事にしてください。デザインはひとつで大丈夫です。バリエーションをつくる必要はありません」とメールで伝えました。

ほどなくすると、Tさんからメールを受信。
添付されたデータには、いくつかのバリエーションがありました。主が送ったエスキースは、ヨコ位置でしたが、Tさんのアイディアは、タテ位置も含まれていました。これがバランスよく、手にも取りやすい。デザインはタテ位置に即決です!

決定したタテ位置のデザインは、表面の下半分にヴィーノサローネのロゴと、イタリア語のいつものキャッチ。余白をとった上方のギリギリに、日本語のキャッチ「イタリアワインの“本質”にであう」を小さく加えました。色は、“ヴィーノサローネ・オレンジ”とスミの2色です。

一方、裏面は、3つのQRコードを配置し、特にECサイトのBASEを大きくデザイン。各QRコードに短い言葉を入れ、書体はTさんがポップなものをセレクトしてくれました。
下の写真がショップカードです。

ショップカードの表面。ロゴマークの”ヴィーノサローネ・オレンジ”とスミの2色で構成。
ショップカードの裏面。3つのQRコードを明解にレイアウト。
ポップなキャッチの文字が効いています。

白地を活かしたシンプルでクリーンなショップカードを、どこかで手にしていただければ、なによりも嬉しいですね。まだまだ、限られたショップに置いていただいている状況ですが、さらに協力を得て、カードが目につくようにしたい、と考えています。

実は、Tさん提案のデザインは、もうひとつありました。要素を絞り込んだ、いかにもクールな見せ方。凄くよかったんです。
だた、それは、ヴィーノサローネがもう少し成長したころに採用するショップカードとしました。

Instagramもどうぞよろしくお願いします。
次回の“ディアリオ ヴィーノサローネ”に続きます。

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