見出し画像

よく考えられたデザインのそばには、必ず人が存在する

デザインの先には必ず人がいる。人を考えて自分の価値観を表現する力を身につけたいですね。

「デザイン」という言葉はよく使いますよね。

パンフレットのデザインとか、インテリアのデザインとか、モノの意匠を指す言葉に使ったり

暮らしのデザインとか、経営のデザインとか、道筋を立ててうまくいくように、豊かになっていくように計画を立てたりする時なんかに使う言葉。

英語のデザインと日本語のデザインはニュアンスが違うらしく、英語のデザインは日本語の設計に近く、日本語のデザインは英語だとスタイルに近いらしいです。

よく考えられていて、きれいに上手くまとめられたものに漠然と使っていた言葉だと思います。

ボクも一応建築の専門学校を出ているので建築デザインとか、インテリアデザインという言葉には多く触れたし、たくさん学んで割とよく知っている言葉のつもりでいました。

昨日オンラインで参加したエクスマ学院(塾生限定カリキュラム)はそんな「デザイン」がテーマでした。

画像1

エクスマの藤村先生は元々デパートのディスプレイや水族館などの施設のデザインをお仕事にされていて

その頃のデザインの話や、ディズニーランドに隠されているデザインなど興味深い話を。

たくさんの情報を集めて細部までよく考えられたデザインは

それひとつで人の感情や行動の流れを変えることができるものだということを学びました。

画像4

もう1人の講師・平松泰人さんことまちゃ先生からは美容師さんのセンスを磨くために「デザイン」から考えて実行して気づけたことや

「優れた芸術家は真似をし、偉大な芸術家は盗む」というピカソの言葉から、デザインとは【編集】という作業

誰もが知っているであろうMacやiPhoneだって【編集】から出来たモノだと。

そしてそのセンスや発想力は鍛えることができるんだよ。ということを伝えて下さいました。

画像3

まちゃはガンダムや仮面ライダーも好きだけど、バウハウスなどにも造詣が深い

「デザインがカッコいい」「デザインが凝っている」という話だけではなく、デザインの裏側に隠れていることをたくさん教えて頂いて、仕事に活用できる部分がたくさんの5時間でした。

そんな話を聞きながら思ったこと

デザインの世界で生きている人には当たり前のことかもしれないけど、自分らしい表現で、持っている(今ある)技術を使って、伝えたい相手に想いをどう伝えるかの道筋を考えて編集することがデザインということなんだなと。

美しさや思想などを独自に表現するアートと違ってデザインの前提は、人のためにあって、デザインで人の心を動かして行動を促したり、変えたり、動きやすくしたり、感情を刺激したりすることだなって。

例えば住宅だと人が住むことが前提だから建築デザインは人が過ごすことで完成すると思うんです。

細部のこだわりなんかも誰かのためだし、上れないけどカッコいい階段とかデザインされてもイヤだもんね。笑

自分中心の思考じゃないってこと。

自分以外の誰かが関わって完成するのがデザインなんだなってことを考えたりしてました。

画像4

そんな日はちょっと不思議な感じの写真も撮れるもんです。でもこれはちょっとアート寄りかな。笑

普段使う言葉を深く考える良い機会になって楽しかった。

エクスマに触れているとこういうことがたくさんあるんだよなぁ。

対象の人を考えて自分の価値観を表現するのがデザイン

人々に思想を伝え、物の見方や世界の価値観を変えるために表現するのがアート

優劣をつけるものではないと思うし、同じようなことに見えるけど、分けられていることにはそんな理由があるんじゃないかなぁと思います。

という答えが今のところのデザインとアートの意味としてのボクの答えです。

エクスマの基本的な考え方の「モノを売るな!体験を売れ!」という考え方には、デザイン力が必要だと思うし、よく考えられたデザインのそばには、必ず人が存在する

もちろん、アートのように自身の考え方や行動で人を魅了するような表現ができるようになることもこれからの時代に必要な能力になっていくと思います。

デザイン力を高めて豊かなビジネスや豊かな生活をデザインしたいものですね。

出来るだけお役に立てる記事を書いていきます。サポートはその励みになります。記事を読んであなたのお仕事や生活に少しだけお役に立てたとしたらサポートしてくれたら嬉しいです。