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Beaulieu Vineyard (Rutherford AVA)

1900年にフランス移民Georges de Latourによって作られた、歴史あるワイナリー。Georges de Latourは、フランスからフィロキセラに耐性を持つぶどう苗を持ち込み、カリフォルニアのワイナリーで植え替えの手伝いやワインメーキングの助言などをした。カリフォルニアのワイン生産者を支えた功績者である。

Georges de Latourは、カリフォルニアに渡ったあとRutherfordに小さな畑を買い、その後、Carneros、St. Helena、Calistogaにも買い足し規模を広げていった。ボルドー黒ぶどう種のほか、Chardonnayや珍しい品種のMuscat Cannellliも育てている。

またUCDavisに一部の畑を提供し、ぶどうの品種改良や革新的なぶどうの育て方などの研究に当てている。

現在は、Treasury Wine Estatesとの共同経営となっているが、今もなお高品質なワインを作り続けている。


代表的なワイン

1. George de Latour (Cabernet Sauvignon97% Cabernet Sauvignon 3% Petite Verdot)

2. George de Latour Private Reserve (100% Cabernet Sauvignon) 

ほか、Chardonnay, Pinot Noir, Zinfandelなど多数。


3/20/2021

Beaulieu Vineyards(BV)にて、合計7種類のワインをテイスティングさせてもらった。品種はウェルカムドリンクのTouriga National 以外、全てCabernet Sauvignoだった。George de Latourに加え、違うクローンのCabernetを数種類、そして最後にブラインドテイスティングでエイジングによってどのように変化するのかを検証させてもらった。同じクローンでも、エイジングでどう変化するのか、当てられるのか、の検証だ。私的には自信があったのだが見事に外れ、エイジングにより全く違うワインに変化することを体感したのだった。素晴らしいテイスティングだった。


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