骨太な警察ドラマの傑作！「警察署長」 古き良きアメリカの大河ドラマ！
Amazonプライムでザッピングしていたら、あらすじが気になって古いアメリカのミニドラマ「警察署長」を見ました！
アメリカ南部の架空の町デラノを舞台に、数十年にわたり続いた少年たちを狙った連続殺人事件を、3人の歴代警察署長たちが追う警察ドラマです。
1話90分で3話構成のミニシリーズ、1話ごとに時代も警察署長も違います。
1920年代の初代警察署長は、勤勉実直で市民からの信頼も厚い元農夫のウィル・ヘンリー（ウェイン・ロジャースさん）。
1940年代WW2後の警察署長は、勲章をたくさん授与された戦争の英雄ですが、差別意識と暴力衝動を押さえられない不安定なソニー・バッツ（『ミッドナイト・エクスプレス』のブラッド・デイヴィスさん）。
1960年代ケネディ時代の警察署長は、元軍官僚で初の黒人警察署長となるタイラー・ワッツ（『スター・ウォーズ』シリーズでランドを演じているビリ
ー・ディー・ウィリアムズさん）。
また、3人の警察署長すべてと交流があり、町の発展に尽力する実力者、物語の語り部ホームズを名優チャールトン・ヘストンさんが演じています！
連続殺人事件を縦軸にして、差別や偏見の激しいアメリカ南部のデラスという町が変化していく姿も同時に描かれ、差別や権力に屈せず力強く生きる人々たちの歴史を感じることができる大河ドラマでした！