破滅願望を持つ私が、二人目の恋人を作る話

　こんにちは、さっちゃんです。

　今日は私の二人目の恋人のお話をしてみようと思います。

　と言っても出来立てホヤホヤ、付き合いたてのウブな関係なのですけどね。

　彼のことはなんて呼ぼうかしら。

　結婚を前提にお付き合いしてくださいと言ってくれたから、「旦那」とでも呼びましょうか。

　旦那とはマッチングアプリでお会いしました。

　私は太宰に恋をしています。しかしきっとこの恋は長くは続かないと予感していました。

　けれど愛してはいるのです。恋人じゃなくてもずっと一緒にいたい。ずっと幸福を願っていたい。そう考えています。

　私には家族がいます。家族は私の幸福を願っています。素敵な旦那さんと幸せに暮らしてほしいと考えています。

　ですから、素敵な旦那さんになってくれる人とお付き合いをしようと思ったのです。

　私のことをとびきり愛してくれる人と。

　最低だとお思いになるでしょう。しかし、太宰だってたくさん恋人がいるんですもの。私に恋人がたくさんできたって誰が責められましょう。

　私は、楽しく自由に生きると決めたのです。

　ですから私は太宰に恋し、旦那に愛されながら生きていきたいと思います。

　身勝手な女だと、どうか笑ってくださいね。

　また何かありましたら、お話いたします。

　それでは。