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いっそ死ぬまで踊りたい

 お久しぶりです。さっちゃんです。

 たくさん話すことがあるわけではないのです。でも嬉しくって、ちょっと筆をとってしまいました。

 好きな人に、小さなお願いをしました。ほんのちょっとのおねがいですけど、私はやっぱり臆病なのでちょっと勿体ぶってお話しました。

 そうしたらあの子はちょっと笑って言いました。

「真面目な顔して言うから、俺のこと嫌いになって別れたいって言うかと思った」

 びっくりしました。

 ああ、私この人から別れ話する関係だと思われてるんだって。

 別れ話って、付き合ったり親しくないとできないものでしょう?

 必ずしも恋愛だけのものじゃないけど、限りなく恋の色を孕んだ言葉でしょう?

 そんな言葉を使うほど、この人と近しいところにいるんだと思えば、ふわりと体が軽くなりました。

 たったそれだけなんです。でもすごく嬉しかった。

 単純です。さもしいです。こんなことで喜んで惨めです。

 でも、それでも、私はあの子が好きでした。

 今ならずぅっと踊れそうなほど嬉しかったのです。

 だからすごく嬉しくって、この気持ちをどなたかに聞いて欲しくなったのです。

 見てくださった方はありがとうございました。


 今日のこの日の喜びを、しばらく飴玉のように転がして楽しんでいようと思います。


 それでは。

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