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学会参加レポート

先日行われた、「第69回日本透析医学会学術集会・総会」に参加してきました。
学会に参加するのは三回目ですが、今学会は初めて。
他の学会と違い、様々な職種が参加していることもあり、様々な視点からの発表を聞くことが出来て、勉強になりました。

個人的に興味があったのは、薬と栄養について。
薬剤師や管理栄養士の患者さんへの関わり方や対応等を知ることが出来、より連携を深めていくことが必要だと思いました。

透析で使用する薬剤は、多岐に渡るし内服管理や内服忘れも多い。
だからこそ、薬の専門家である薬剤師さんの意見は貴重でした。

学会二日目のランチョンセミナーもポリファーマシーについて聴講しました。
透析室にも薬剤師さんを常駐して欲しい…!

栄養に関しても、食事は生きていく為に必要不可欠ですが、透析では気を付けなければならないことが多い為、食事の専門家である管理栄養士さんにもいて欲しいです。

それ以外で注目したのは、性差を考えた治療について。

疾患の発症、症状、経過等、男女で差があるとのこと。
よく考えると構造や状態が違うので、違いがあるのは当然なのですが、女性に関しては閉経前後でも違いがあるということ。

ホルモンが影響している為、女性に関しては閉経前後でもそれに合った対処をしていく必要があるとのこと。
特に「エストロゲン」という女性ホルモンが様々な病気の発症や症状などに強く影響しているんだとか。
このホルモンがあるうちには病気の発症を防いでくれる為、様々な疾患の発症において女性より男性の方が多いそうです。
ただ閉経後はエストロゲンが減少する為、発症率は男女差がなくなるそうです。
ホルモンの影響って、凄いんですね。

色々と勉強になった学会でした。

Thank you for reading.
To be continued…