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ワールドトリガー好きなセリフ調査


1. はじめに

この記事は、2024年5月5日~5月7日に開催した「ワールドトリガーの好きなセリフのアンケート」の結果をまとめたものです。ワールドトリガーには数々の魅力的なセリフがありますが、私自身、特に好きなセリフたちの「好きな理由」はセリフそのものの持つ意味や、つい反芻したくなるワードチョイス、アニメやワーステでのクセになる話し方など様々です。

そこで、ワ民のみなさんがどんな理由で「このセリフが好き!」と感じているのか調査すべく、本アンケートを開催させていただきました。
アンケートはGoogleフォームを使用し、X(旧Twitter)アカウントにてご協力を呼びかけました。

・質問内容は好きなセリフとそのセリフを好きな理由(3つまで)
・理由の選択肢は①(シーンとは関係なく)セリフそのものの意味が好きだから/②アニメでのセリフの言い方が好きだから/③セリフの語感や言い回しが好きだから/④ワーステでのセリフの言い方が好きだから/⑤好きなシーンを象徴するセリフだから/⑥推しキャラの象徴的なセリフだから/⑦その他(自由記述)
としました。

アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

それでは早速結果発表といきましょう!
例によっての大ボリュームですので、是非お暇な際にじっくり、気になるところだけ虫食いで、ご覧いただけると嬉しいです!

2.調査結果概要

■回答件数:483件
■投票数:1,291票

2-1. 好きなセリフランキング

まずはシンプルに!皆様気になっているであろう、お寄せいただいた「ワ民の好きなセリフたち」をランキング形式でご紹介します。
どーーーーーーーーーーん!

高画質でご覧になりたい方は下記よりPDFファイルをダウンロードいただけます。

集まったセリフの数は418種類…!

その中で堂々の一位に輝いたのは、A級1位部隊隊長にして現ボーダーNo1.攻撃手・太刀川さんがB級ランク戦ラウンド3にて発した「気持ちの強さは関係ないでしょ~」
こちらはBBF掲載の公式名ゼリフランキング複数投票版でも1位を獲得していたセリフであり、不動の人気がうかがえます。

1票差で2位・3位につけたのはどちらもB級ランク戦ラウンド8から、修・とりまるの「……勝った」、「ナイスキル」
4位には我らが諏訪洸太郎の「来いよ ミスター黒トリガー お望み通り遊んでやるぜ」がランクインしました。

詳しい理由の内訳や、お寄せいただいたセリフへの想いは3章以降でご紹介させていただきます。

BBF(2016年発刊)掲載の名セリフランキング開催時には、R3終わり~R4辺りまでが発表されていた頃かと思いますので、以降のセリフがどの程度、どのあたりに食い込んできたのかなども考えながら結果をご覧いただけると、よりお楽しみいただけるかもしれません…!

*同じセリフの特定の箇所のみをご回答いただき、他に同じセリフの回答があった場合は、長いほうに合わせて記載しています。
*すべてのセリフは漫画及びアニメの一部を確認の上、表記揺れと思われる場合原作準拠・複数回発言されたセリフは代表的なページor最初に発されたページを記載していますが、完全アナログ集計のため記載ミスなど発生している可能性があります。その際は栞ちゃんのような優しいメガネを通して華麗にスルーするか、やさしくこっそり教えていただけますと幸いです。


2-2 キャラクター毎に見る「好きなセリフ」

続いて、キャラクターごとに結果を見ていきましょう。

■キャラクター毎 合計投票数

キャラクター毎 合計投票数

まずこちらは、投票されたセリフをキャラごとに合算した投票数合計です。
個人のセリフのみ場合、こちらも1位は「気持ちの強さ~」で圧倒的票数を得た太刀川さん。2位・3位には後述の「セリフ数」で大差をつけた修と遊真が並びました。
※「敵の位置を教えろ」や「……勝った」など複数名でのセリフを含めた場合、三雲139票・空閑120票がそれぞれ1位・2位となります。

「ミスター黒トリガー」や「ナイスキル」で多くの票数を獲得した諏訪さん・犬飼先輩が4位・5位と続き、6位には木虎ちゃんがランクイン。木虎ちゃんは「キャラクター毎投票数」で上位に来た他のメンバーと比べると、お寄せいただいたコメントの種類自体は多くないのですが、そのどれもが多くの票数を獲得し、「推しではないけれど木虎のセリフはどれも好き」「名言ばかり」といったコメントも見られました。

フォーカスされやすい、ボーダー隊員のセリフだけでなく、上層部や敵キャラのセリフも多く挙げられており、「モブキャラが1人もいない!」と評されることの多いワールドトリガーらしい結果にニヤニヤさせていただきました。

■キャラクター毎 投票セリフ数

キャラクター毎 投票セリフ数

続いてこちらは、「各キャラに何種類のセリフに票が寄せられたか」をまとめたものです。

主人公の中から修と遊真が、同率1位にランクイン。描写もセリフ数も多い2人。次いで多かったイコさん・二宮さんの倍に及ぶ30個のセリフがそれぞれ寄せられました。
イコさん・二宮さんは「ジンジャーエール」「ナスカレー」など単語のみのセリフも多くランクインしており、「このキャラが言うからこそ面白い」「声優さんの演技が絶妙」などの理由も多く含まれているように感じました。

そのほか前述のとおり、
・上層部から忍田さん・城戸さん5種、唐沢さん4種
・敵キャラからハイレイン4種、ガトリン3種
など、隊員以外のキャラクターのセリフも多くピックアップされていました。


2-3. 話数毎に見る「好きなセリフ」

続いて「そのセリフが発された話数」ごとに合計得票数を見てみましょう。

話数毎得票数

最も多くの票が集まったのは195話。B級ランク戦ラウンド8のクライマックスシーンです。
今回総合セリフランキングで2位・3位に並んだ「……勝った(三雲・烏丸)」「ナイスキル(犬飼)」と、出水先輩の「追尾弾(ハウンド)!?」の3つのセリフが挙げられました。

続いて多かったのは今回セリフランキング1位となった「気持ちの強さは関係ないでしょ~(太刀川)」を含む、99話。
B級ランク戦ラウンド3のシーンです。

僅差で第3位となったのは大規模侵攻編のクライマックスである79話
79話は悪徳ワクザの常套手段(笑)である「9巻まで」の最後の話です。
79話からは遊真・三輪先輩の「レプリカ!!」「豆粒!!」「「敵の位置を教えろ!!!」」をはじめ、

「…………やれやれ これだから戦いはやめられない(ヴィザ翁)」
「ヴィザが敗れた……?信じられん……(ハイレイン)」
「煩いぞ(ハイレイン)」
「『弾』印(バウンド)と遠くからでも殺せるやつだ!(空閑遊真)」
「トリガー解除(オフ)!! (三雲)」
「「風刃」 起動!!! (三輪)」
「来たな馬鹿が それはもう知ってる 変化弾(バイパー)!(三輪)」
「『強』印(ブースト)+『射』印(ボルト) 五重(クインティ)!!!(空閑遊真)」

と、話数単位では最多である9つものセリフが寄せられました。
改めて読み返してみると、どこをとっても面白いワールドトリガーの中でも本当に1コマ1コマすべてがクライマックスのてんこ盛り回で、「9巻切り」はなかなか的を射ているな、と思います。

話数単位で79話に次いで多くのセリフが寄せられたのはそのちょうど100話後、179話
これはラウンド8前の玉狛支部での作戦会議~屋上でのシーンが描かれた話です。号泣必至のこちらの話から、

「実際の戦場では 千佳が敵を撃たなければ 遊真や修が死ぬ場合もある(ヒュース)」
「それはふつうのことだよ! (中略)やれることをやっていこう千佳ちゃん、千佳ちゃんには今でもいっぱいできることがあるんだから……!(宇佐美)」
「人を傷つけるのがこわいんじゃなくて ……人を傷つけたことを 誰かに責められるのがこわいんだと思う(雨取)」
「……おまえが撃たなかったことが原因で事態が悪化することがあったとしても 修や遊真がおまえを責めるとは思えない もちろん俺もだ(木崎レイジ)」

など、玉狛メンバーの8つのセリフが寄せられました。

3番目に多かったのは黒トリ争奪戦・戦闘序盤の26話

「…なんちゃって 佐鳥見っけ(出水)」
「外れる弾なんか撃てるかよ 狙撃手としてのプライドが許さねー(当真)」
「迅に代わって おれたちが気が済むまで相手になるぞ(嵐山)」

など、A級隊員のセリフ計7つが寄せられました。

票の偏り具合としては、若干大規模侵攻編のセリフを選んだ方が多そうですが、序盤から現在までまんべんなく多くのシーンのセリフが取り上げられており、どこをとっても面白いワールドトリガーの魅力が視覚的に表れていると思いました。


2-4. 理由毎に見る「好きなセリフ」

最後に、好きな理由の内訳を見てみましょう。

好きな理由内訳

最も多かった「推しキャラの象徴的なセリフだから」と次に多かった「好きなシーンを象徴するセリフだから」「セリフそのものの意味が好きだから」はかなり僅差です。
「推しキャラ」と「好きなセリフ」の関係性については「好きなセリフがたくさんあるので推しキャラのセリフから選んだ」「推しは他のキャラだが、好きなセリフを3つだけ選ぶとなるとそれとは別腹」「推しのセリフだが、1番の理由は別にある」「このセリフが好きで推しになった」などのコメントが寄せられていました。

今回セリフは「3つまで」という縛りを設け募集させていただきましたので、1つのみの投票や、逆に無制限になると、また結果は大きく変わってきたのではないかと思います。

「その他」の内容としては、基本的にはそのセリフ固有の理由が多くみられましたが、複数のセリフの「好きな理由」として多くの方から共通してあげられていた理由としては「ワールドトリガーらしいさ」「日常生活で使いやすい」「おもしろい」「キャラクター同士の関係性が垣間見えるセリフ」などがありました。

続いて、「その理由で選ばれた票数が多かったもの」と「その理由で選ばれたパーセンテージが多かったもの(得票数10以上のセリフを対象とする)」をランキング形式で見ていきましょう。


2-4-a. 推しキャラの象徴的なセリフだから

票数的に最も多かったのは諏訪さんの「来いよ ミスター黒トリガー~」、割合的に最も多かったのは90.0%というぶっちぎりのトップで荒船さんの「話は大体わかった」でした。

そのほか「推しキャラの象徴的なセリフだから」という理由で挙げられたセリフとしては、「おれのサイドエフェクトがそう言ってる(迅)」「おまえ…… つまんないウソつくね(空閑遊真)」「……ぼくがそうするべきだと思ってるからだ!!(修)」「……と思うじゃん?(米屋)」など、作中何度も繰り返し出てくる、キャラクターの「決めゼリフ」的なものが多くありました。


2-4-b. 好きなシーンを象徴するセリフだから

「好きなシーンを象徴するセリフだから」という理由で選んだ方がダントツで多かったのは三雲・烏丸の「……勝った」と遊真・三輪の「「レプリカ!!」「豆粒!!」「「敵の位置を教えろ!!!」」で、票数・パーセンテージ共にワンツーとなりました。

また、この理由で選ばれたセリフは、長セリフの中の一部や、数名の会話をセットで挙げている方が比較的多い印象もありました。


2-4-c. セリフそのものの意味が好きだから

「セリフそのものの意味が好きだから」という理由で選ばれたセリフは、全体のランキングで今回1位だった太刀川さんの「気持ちの強さは関係ないでしょ」のほか、「『ダメで元々』『負けても経験』~」、「無償のやさしさはいずれ重荷に変わります~」「目の前の目標から目を逸らして~」など、木虎ちゃんのセリフがたくさんランクインしていました。

選ばれているセリフは、ランク戦の解説や、戦闘・試合の合間の日常シーンのものが比較的多く感じます。

私個人としては、これまで同じアニメや漫画を繰り返し見る際など、2回目以降はハデさ・スピード感を求めて試合や戦闘シーンだけをつまみ食いすることが多かったのですが、ワールドトリガーは解説などのシーンにも泣ける場面やセリフが非常に多く、気づくと全編見てしまうんですよね…。
そんな、どこをとってもおいしいワールドトリガーの魅力が結果に表れているなと思いました。


2-4-d. セリフの語感や言い回しが好きだから

「セリフの語感や言い回しが好きだから」の項目では、出水先輩の「わくわく動物野郎」と諏訪さんの「来いよ ミスター黒トリガー~」が特に多くの方から挙げられました。

特に出水先輩の「余裕こいてんじゃねーぞ このわくわく動物野郎」を挙げた17名のうち、8名はこの全文で、9名は「わくわく動物野郎」のみでご回答くださったのですが、「わくわく動物野郎」のみの9名は全員が「セリフの語感や言い回しが好きだから」を理由としていました。

諏訪さんのセリフは他にも「ざっけんなクソMAPじゃねーか!」「おとなしくプルプルしてろ スライム野郎が」「よし おめーら 俺が指揮るぞ 二宮ァ なんか案出せ」など、今回寄せられたセリフの36%がこの理由で選ばれていました。


2-4-e. アニメでのセリフの言い方が好きだから

「アニメでのセリフの言い方が好き」という理由は、B級ランク戦ラウンド3で遊真が茜ちゃんを見つけた際の「そこか」がダントツで高い割合でした。

犬飼先輩のセリフは票数的に全セリフの中で最も多かった「ナイスキル」をはじめ「出た ゾエの適当炸裂弾(メテオラ) これはうざい」「犬飼 了解」「曲芸」「きみたちいたの」「ありがと辻󠄀ちゃん 助かった」など、この理由で選ばれたものが多くありました。

製作陣のみなさんが付箋いっぱいのBBFを手元に置きながら作業されていたエピソードなど、アニメ・ワールドトリガーのスタッフさん・キャストさんみんな作品への愛と仕事への情熱にあふれているのが感じられて、ファンとしては本当にうれしいですよね!
アニメでの演出をきっかけに好きになったセリフやシーンがある方も多いように思います。

何年後になるかわかりませんが、アニメ4期で遠征選抜試験が描かれるのが今から楽しみで仕方ありません。


2-4-f. ワーステでのセリフの言い方が好きだから

票数こそ多くありませんでしたが、「ワーステでのセリフの言い方」を理由に選ばれたセリフもありました。

私は昨年配信にて初めてワーステの世界に触れたのですが、パラパラ前の唯我の「人権団体を呼んでくれ!」やB級ランク戦ラウンド4実況での綾辻ちゃんの「大乱戦の予感!」はワーステを通して大好きになったセリフたちです。

様々な縛りのある舞台というフィールドの中で工夫が凝らされた演出だからこそ、新しく好きになったセリフがある方はきっと私の他にもいるのではないでしょうか…!

秋にはガロプラ迎撃編が控えているワーステからも目が離せませんね!

3. TOP25ピックアップ

ここからは、今回セリフランキングとしてTOP25までにランクインしたセリフについて、詳しくご紹介していきます。

第1位 
「気持ちの強さは関係ないでしょ 勝負を決めるのは戦力・戦術 あとは運だ」
「最後まで粘っていい勝負だったな 勘違いするなよ 俺は気合いの乗ったアツい勝負は大好物だ けど気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら じゃあ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ」
(太刀川慶 / 12巻 99話 P36~ / B級ランク戦R4解説 / 79票)

こちらのセリフは回答件数483件のうち、16%の方が挙げていました。
さすが、ナンバーワンの実力はダテじゃない。
私も漫画を読み返すたびに毎回号泣してしまう大好きなセリフです!

長セリフの中で、一部分だけをご記載くださった方も多くいらっしゃり、内訳としては下記の通りでした。

好きな理由の内訳は下記のとおりです。

「気持ちの強さは関係ないでしょ~」内訳

65.8%の方が「セリフそのものの意味が好きだから」を理由として挙げていました。
その他の理由としては「少年漫画らしくない」「ワールドトリガーらしい」などを挙げてくださった方が多い印象でした。

ラウンド3では太刀川さんのやさしさはもちろん、きっとアタッカーの後輩たちのことをよく見ているからこその鋼くん・くまちゃんへの接し方の違いなども感じられて、毎度この人がボーダーの1位アタッカーでよかったなと胸が熱くなります。

“セリフそのものの意味が好き、WT全体として印象的なセリフだと思うから”
“気持ちの強さを押し出すことが多いジャンプとは思えない発言で、一個人の感情を尊重する優しい言葉だと思ったから。”

“ワールドトリガーを象徴するようなセリフに感じたから”

“熊谷は負けたけどそれは絶対に気持ちがしょぼかったからじゃない。優しさ!!!!!”

“少年漫画らしくなくてワールドトリガーらしいセリフだから。”

“セリフの意味となるかもですが、今まで読んできた漫画で、好きなキャラが気持ちの強さで勝敗がつくことが多く、そんな事は関係ない、準備と努力と才能でいくらでも勝敗は変わるし気持ちでも時々勝てたりする。でも、それとは関係なく、気持ちの乗った勝負は好き。という前後のセリフや展開の内容に、今までのオタク人生のモヤモヤを晴らしてもらった気がするからです。”

“このセリフをA級1位部隊の隊長が言う意味もそうだし、那須隊がこのランク戦にかける気持ちの強さを象徴したセリフだと感じる”

“このA級1位にも敵わなかった、届かなかった事があるんだな、と噛みしめるセリフです”

“遊真や迅さんが言うんじゃなくて太刀川が言うことによって味が出ていると思う”

“ワールドトリガーという作品の戦闘描写におけるスタンスを端的に表しているセリフだと思うから。突然何かの力に目覚めたりはしないけど、運で勝負が決まることはある。”

“ワールドトリガーの世界観を象徴するようなセリフに感じるから。”

“ボーダー隊員の太刀川慶とひとりの人間太刀川慶を感じられるとても好きなセリフ&シーンです。”

“ずっと気持ちで強さが変わる作品しか触れてこなかったため、ここでワールドトリガーに完全にハマった自覚があります。
自分の価値観にもこのセリフが大きく影響したので、ワールドトリガーだけでなく全漫画で一番好きなセリフです。”

“本誌連載中に発言した登場人物の考えのリアルさに引き込まれたセリフの一つです。ワートリ屈指の名言で、大前提に準備・論理・研鑽があって、気持ちで大勢が決まる訳ではないというシビアさと、逆に気持ちが全く無意味ではないという熱さが両立している所にグッと来ました。”

“予想→実行→結果に真摯、だけど情動を置いていかないワールドトリガーを象徴する一幕だと思ってます”


第2位
「……勝った」
(三雲修・烏丸京介 / 22巻 195話 P171 / B級ランク戦ラウンド8 / 46票)

「……勝った」内訳

師弟コンビによるラウンド8のセリフが2位にランクイン。
こちらは「好きなシーンを象徴するセリフ」を理由として選んだ方が最も多く、68.6%の方がこれを理由としていました。

その他には、「師弟の関係性がわかるセリフ」「観客も読者も負けたと思っている中、2人だけが勝ちを確信しているアツさ」を理由として選んだ方が多くいらっしゃいました。

2022年のワールドトリガーフェスにて、このシーンの裏話が披露されていましたが、修の感情を優先してバランスを見るために収録時間を調整し、三雲役・梶さんの収録後に烏丸役・福山さんの収録を行った…けれど福山さんは梶さんの声を聞くことなく1テイクでOKだった、というエピソードが個人的にとても好きでした。

もしかすると、声を聞かずとも、ディレクターさんが思い描いていた「勝った」として、そして声を吹き込まれた修の「勝った」と同時に発される師匠の「勝った」として、福山さんの「勝った」があまりにも烏丸京介だったのかもしれませんね。

このセリフは、シーンとして最高なのはもちろん、耳が幸せすぎて、アニメで見る際にはついイヤホンで聴きたくなります。

“ランク戦を観覧していた殆どの隊員を騙しきった作戦に鳥肌が立った。私も騙された。”

“育ちの悪い修をどうにか彼にあった成長が出来るよう見守っていた師匠トリマルがちゃんと見極めてくれていたのが解るのが好きです。”

“周りのみんなが負けたと思っている中、三雲修と師匠である烏丸京介だけが勝ちを確信しているから”

“何度見ても泣けるシーン、師弟のセリフが揃うところが最高”

“完全に負けたと思ってたのに本人と師匠だけが同時に勝ちを確信するこのセリフ!アニメでも漫画でも何回観ても震えます!”

“この師弟たまらん。大好き。消去法的に師弟コンビニになった2人だけど作中では描かれきれてないほど2人でたくさん訓練したんだろうなとかあんなに弱かった修をここまで成長させたのは間違いなくとりまるなんだよなとか誰もがあちゃーってなってる中1人だけ修と同時に勝ったって思えるとりまるから修への信頼というかなんというかもうたったこの3文字だけで烏丸京介と三雲修の今まで築き上げてきた関係性が見えてきてやばい。”

“とにかく痺れた”

“あの場面で左ページラストのセリフとしては最高過ぎる。中盤クライマックス。最高だな。”

“みんなはまだ勝ち負けわかっていないなか、師匠と弟子だけが勝利を確信して勝ったとハモっているところがすき。”

“修のトリオンの少なさを逆手にとって格上を崩した大好きなシーンです。師匠と同時に言ってるのがまたいい。”


第3位
「ナイスキル」
(犬飼澄晴 / 22巻 195話 P178 / B級ランク戦ラウンド8 / 45票)

「ナイスキル」内訳


今回上位にランクインしたセリフは、比較的いずれかの理由が突出して選ばれているものが多い(≒作中でのセリフのメタ的役割がはっきりしているセリフが上位に来ている)印象でしたが、このセリフは突出した理由がなく、様々な理由から選ばれていました。

その他の理由としては、この言葉の裏に隠された「犬飼澄晴から鳩原未来への想い」への言及が多くを占めました。
たった5文字に込められた想いのデカさ。

犬飼澄晴、焼肉屋さんでどんな思いで「雨取ちゃんに似てるよね」なんて言ってたの…。どんな思いで駆け引きしてたの…。いっぱい笑え幸せになれーーー!

“犬飼といえばこのセリフという人も多いと思いますが、思っていたよりもいろんな感情の入ったナイスキルをアニメで聞いてから見え方が変わりました。特に印象的だったのが声優の田中健大さんがナイスキルの言い方について3年前のワフェスでお話されていて「僕自身はもっと普通に賞賛している感じだと思ってたけどそうじゃないディレクションだった」的なことをお話されていて、より一層本誌で読んでいた時とアニメで見た時の印象の違いを強く感じました。犬飼は私の最推しではないですがワートリの中で何度も見返したいのはこの犬飼のナイスキルのシーンです。”

“B級上位ランク戦第8ラウンドにて、チカが初めて人を撃った時に犬飼が言ったセリフですよね。このセリフを言わなくてもチカをベイルアウトさせる事が出来る状況にもかかわらず、ねぎらいやチカによく似た鳩原の姿と重ねた意味を込めて、わざわざこのセリフを言ったんだろうなと考えると尊いなと感じたからです笑。”

“チカちゃんついに撃てたね良かったねの感情が詰まっていて愛を感じる良い台詞。直後にきっちりチカちゃん仕留めるとこまで含めて良い。”

“鳩原が好きなので、犬飼が何を思ってこのセリフを吐いたのか考えるだけで一生味がします。”

“鳩原ちゃんに言えなかった一言がこうなんかぎゅっと凝縮されたなんかぐぐぐってなって色々複雑だから。”

“表情や場面もそうだが、セリフから犬飼澄晴の人間性がよく分かるから。”
“漫画で読んだ時は「ん?こわっ」って思ってましたが、犬飼役の田中健大さんがどういう想いで収録にのぞんだが、監督や健大さんが鳩原未来への想いも込めてこのシーンを創り上げたって話を聴いてから大好きになりました。”

“近界に抜け駆けした鳩原が人を撃てなかったか考えると情緒がバグるから。”

“アニメでの言い方、さらに鳩原さん・ちかちゃんの人を撃てない云々があっての、犬飼くんからのこの言葉。セリフに込められた想いや背景が滲み出ていて好きです。”

“犬飼澄晴が抱く鳩原未来への感情をこんなに端的に表す五文字なんてあります???”

“この直前直後が犬飼らしさが満載だなと感じるから”

“犬飼澄晴のナイスキルは、本来なら鳩原未来に言いたかったセリフなのかなあと考えてしまって胸が苦しくなります。そのセリフをようやく人(しかも自分と同じ隊の人間)を撃つことが出来た千佳に言い放ったのがこう…………なんかセリフ以上の意味があるんだろうなと………何を考えて言ったんだこの男……………ってなります……………”

“ナイスキルを発言したあとのアニメ限定である銃構えて目を閉じて微笑むシーンまでが最高に好きです”

“アニメの言い方が最高すぎるのと、声優の田中健大さんが言い方にこだわってくださりあの言い方になったというエピを聴いて「解像度高ぇ〜〜〜(天を仰ぐ)」ってした台詞です。公式に強ワ民いるのありがたいですね。”


第4位
「来いよ ミスター黒(ブラック)トリガー お望み通り遊んでやるぜ」
(諏訪洸太郎 / 8巻 65話 P87 / 大規模侵攻・vsエネドラ戦 / 38票)

「来いよ ミスター黒トリガー~」内訳

こちらのセリフは「語感や言い回し」と「推しキャラの印象的なセリフ」を理由に選んだ方がほぼ同数でした。

いや~本当にかっこよすぎますよね。これが21歳大学生の放つ言葉ですか…?さっきまで豆腐だった男の話すセリフですか…?

敵を前にしてたばこ拾ったりなんかしちゃう余裕、指をクイっとかっこつけたポーズ、そしてこのセリフ。最高の一言に尽きる。
アニメ版のこのシーンでの、画面目いっぱい使った日佐人くんとの2ショットのアングルも含めて全部最高。神。

普通、黒トリガー使いの敵相手に「ミスター」なんてつけるか?つけないだろ。端的でわかりやすく、且つアイロニックな煽り。
このセリフで諏訪さんを好きになった方も多いのではないでしょうか…!

“仲間を庇って死にかけたのに、仲間を守るためにすぐ戦線に復帰する。復帰早々放った言葉が挑発て!カッコ良すぎます!”


第5位
「レプリカ!!」「豆粒!!」「「敵の位置を教えろ!!! 」」
(空閑遊真・三輪秀次 / 9巻 79話 P187 / 大規模侵攻クライマックス / 35票)

「レプリカ!!」「豆粒!!」「「敵の位置を教えろ!!! 」」内訳

9巻最後の話に収録されているこちらのセリフが第5位。根強い人気ですね。理由の内訳は「好きなシーンを象徴するセリフ」の割合が最も多く全体の68.6%を占めました。

今年3月のワフェスはアニメ放送から10年弱の時を経て改めて大規模侵攻にフォーカスされたイベントでしたが、生アフレコで聞く「「敵の位置を教えろ!!!」」も最高に鳥肌モノでしたよね!

最近の三輪せんぱいは特殊戦闘シミュにて修の作戦を受けて「勝ち予想」をするなど、当時と比べて丸くなってきたと感じますが、この頃の尖りっけ100%の三輪くんと遊真の2人のハモりセリフはコントラストが非常に強く出て、より一層立体感を感じるなと思います。

“一度敵対した二人が言っているのがいい(ランク戦とはまた別の意味の敵対なので)”

“意味は一緒なのに三輪が初めて敵機であるレプリカを頼ったことが空閑と比較して際立つから”

“激アツだから”

“前半最大のクライマックスにして到達点。それぞれの目的が微妙にズレてはいるが、ハイレインから相棒を守る、ハイレインを排除する、そして今にも力尽きそうな三雲がその先にいることによって、読者を祈るような気持ちにさせてしまう。最高の高揚感と引きを描いた最高のセリフ。アニメだと声優の演技に加えて演出も神がかっていたので更に良かった。あんなに鳥肌たった場面はなかなか無い。”

“対人ゲームをする時に良く「〇〇!(友達の名前)敵の位置を教えろー!」と叫びます。”


第6位タイ
「『ダメで元々』『負けも経験』いかにも三流の考えそうなことね 勝つつもりでやらなきゃ勝つための経験は積めないわ」
(木虎藍 / 5巻 35話 P23 / ボーダー正式入隊日・三雲風間個人ランク戦 / 20票)

「『ダメで元々』~」内訳

6位タイ1つ目は木虎ちゃんのセリフ。このセリフはBBF掲載の公式セリフランキングでは38位・20票だったセリフで、当時よりもセリフへの注目度が上がっているのかもしれません。

理由の内訳は前述のとおり「セリフそのものの意味が好き」という方が最も多く70.0%。この理由で選ばれた割合が最も高いセリフでした。

トリオンの少なさや広報部隊としての仕事を言い訳にせず、工夫と努力と負けず嫌いの意地を持って中3にしてA級5位部隊のエースを張る木虎ちゃんが言うからこそ説得力の出るですし、作品内にとどまらない普遍的な意味として心に響くセリフですよね。

木虎ちゃんのセリフは全体的に「セリフそのものの意味が好き」の割合が多い印象で、作品内での会話としてだけでなく、日常生活でも通用するような名言が多いな、と今回のアンケートを通して改めて感じました。

“この言葉を聞いてから色んな勝負事に勝つ気で挑むようになりました!”

“木虎がトリオン等で苦労してきたが考えて考えて今のA級5位という座に着いたから”

“セリフは勝つ=仕事の成功と置き換えると会社のトップが言ってもおかしくない言葉 ほんとすごい中学生”


第6位タイ
「かえるなら ちゃんとかえるっていえ!」
(林藤陽太郎 / 16巻 134話 P23 / ガロプラ戦 / 20票)

「かえるなら ちゃんとかえるっていえ!」内訳

私も好きなセリフを3つ選ぶなら必ず入れたいセリフの1つです。仲間がたくさんいてうれしい!

好きな理由の内訳としては「好きなシーンを象徴するセリフ」が最も多く、直後のヒュースの「……悪かった ありがとう」も含めて好き!という方もいらっしゃいました。

その他の理由としては、やはり陽太郎とヒュースの関係性に言及したものや、陽太郎の過去を含めての想いが多く寄せられていました。
若干5歳のりっぱなお子さまの口から紡がれる16文字のひらがなに何万人のワ民が涙腺を崩壊させられたことか!
いつか訪れるであろうヒュースと陽太郎の別れがつらくて仕方ないのですが、その時はちゃんと面と向かってバイバイするんだぞ!

“訳あり5歳児から捕虜へ向けられる言葉としてとんでもない。ワーステでもカットできないシーンだと思うので勝手に期待してる。”

“陽太郎の素性がわかってから、見直して鳥肌がたったから。とても、大人な発言に胸打たれた。

“5歳のわりにどこか大人びたセリフに、ヒュースもちゃんと謝ってランビリスを受け取ってお礼を伝えるところが好き。少し前のシーンの、ヒュースが陽太郎を守るところが"好き。”

“ヒュースと陽太郎の関係性が感じられるセリフだから”

“後に判明する陽太郎の過去を見てからこのセリフを見るとその一言に陽太郎自身の願いや思いやりが詰められた重みのある言葉だということがわかるため”

“アニメの言い方が最高すぎて見るたびに泣きます。これがきっかけで陽太郎推しになりました。お子様かっこよすぎます。”


第8位タイ
「……ぼくが そうするべきだと思ってるからだ!!」
(三雲修 / 1巻 1話 P43他 / 18票)

「……ぼくが そうするべきだと思ってるからだ!!」内訳

続いて8位タイ1つ目は、ワールドトリガーを語るうえで欠かせないこちらのセリフがランクイン。
「推しキャラの象徴的なセリフ」を理由として挙げた方が最も多く、全体の半数に及びました。

「そうするべき」と思って自分を顧みず実行に移す行動の裏に、「一度でも逃げたら本当に戦わなきゃいけない時にも逃げるようになる」という自己分析があるところも含めて、三雲修という人間を表すうえで必要不可欠なセリフですよね。

“修の狂気をこれほど的確に表した台詞はないと思う。それはそうなんですがも好きだけど、やはり三雲修と言えばこの台詞でしょう。”

“修を知れば知るほどこの台詞だけで既にやばい奴だったという思いが強くなるので(褒めてます)”

“すべての始まりだと思うので。”


第8位タイ
「ぼくはヒーローじゃない 誰もが納得するような結果は出せない ただその時やるべきことを 後悔しないようにやるだけです」
(三雲修 / 10巻 85話 P115 / 記者会見 / 18票)

「ぼくはヒーローじゃない~」内訳

続いても修のセリフがランクイン。修や遊真のセリフは選択肢が多すぎて票がばらけるかと思いましたが、それでもやはり上位に多くのセリフがランクインしていました。さすがは頭脳派メガネ主人公。その面目躍如といったところでしょうか…!

当時葦原先生はこの記者会見のシーンでワールドトリガーを最終回にすることも考えていた、と聞いたことがあります。
大好きなB級ランク戦・ガロプラ戦・遠征選抜試験を読むことができ、当時描き続ける選択をしてくれた葦原先生には大感謝ですが、最終回になってもおかしくないようなクライマックスといえるセリフですよね。

“主人公(ヒーロー)がこのセリフを言うのに痺れた。しかもヒーローになりたくて必死に手を伸ばして、それでも届かなかった時噛み締めるように呟く……などではなく、沢山の大人の前で、記者会見という場で毅然と言ってのける姿が衝撃的だった。その後の唐沢さんの「戻って来たな やっぱりきみはヒーローだよ」と、キャッチコピーの「彼だけが己をヒーローと知らない」も相まって印象的で大好きな言葉。”

“推しでは無いですが、三雲修の全てが詰まったセリフすぎるので…”

“シーンも相まって言語化できないくらい大好きです。「三雲修」というキャラクターの絶対ブレない芯のようなものを感じた回で「彼が主人公の1人でよかった」「この漫画に一生ついていこう」と心の底から思えたセリフでした。”

“三雲修は、何かと「ぼくのせいだ」「ぼくがもっと強ければ……」と言う節がありますが、修自身の実力を考えると修一人で背負えるレベルの責任ではないことも多く、少し傲慢とも取れるなと感じてしまいます。
ですが、「ぼくはヒーローじゃない 誰もが納得するような結果は出せない」という台詞は、修が修自身の実力と向き合い、今回の結果を受け止め、それでも「自分がそうするべきだと思ったらする」という信念を遊真の一言で思い出し、決意を改め新たな再スタートを切ったことがわかるとても重要な台詞なのかなと、個人的に思います。
「ぼくの実力はこんなもんじゃない……!」ではなく、「ぼくの実力はこれだけだ、それでもやるべきだと思ったからやれることをやるんだ」という作品を通しての修の戦い方がシンプルに伝わる台詞で好きだなと思います。”


第8位タイ
「余裕こいてんじゃねーぞ このわくわく動物野郎」
(出水公平 / 9巻 72話 P44 / 大規模侵攻vsランバネイン戦 / 18票)

「わくわく動物野郎」内訳

同じく8位タイには出水先輩のこちらのセリフがランクイン。前述のとおり「語感や言い回しが好き」と答えた方がダントツで多いセリフであり、「わくわく動物野郎」のみでご記載くださった方は全員がこの理由を選ぶというかなり尖った結果でした。

また、英語版翻訳である「MR. DISCOVERY CHANNEL」を挙げてくださった方もいました。翻訳までも秀逸なワールドトリガー。いつか英語版の漫画も読んでみたいです…。笑

“台詞回しや語感の良さが英訳「ディスカバリーチャンネル」含め、面白いセリフだと思ってます。その台詞の後にくるアレクトールの性能看破とのギャップも良きです。個人的に出水の男子高校生らしいノリの良さとA級としてのカッコ良さ両方を表してると思ってます。”


第11位
「新しい連中がどれだけ派手に追い抜いて行っても それであいつらの価値がなくなるわけじゃねえんだ」
(柿崎国治 / 16巻 142話 P185 / B級ランク戦ラウンド5 / 16票)

「~あいつらの価値がなくなるわけじゃねえんだ」内訳

このセリフを涙なしに読める人なんているんでしょうか???

この長セリフは、直前の「勝って当たり前の相手なのかもしんねーが」や「文香と虎太郎は…… 真登華も…~」からご記載くださっている方もいました。
また、今回は別セリフとして集計させていただきましたが、直後の「負けてやるつもりは ねえ」を挙げてくださった方も5名いらっしゃり、合計すると21票で単独6位でした。

理由は「セリフそのものの意味が好きだから」「好きなシーンを象徴するセリフだから」が僅差でした。

“登場するキャラクターそれぞれを魅力的に描いているワールドトリガーという作品だからこそ、主人公たちの活躍の影にいる人物が「かませ」じゃないことをしっかり言葉にしてくれる大好きなシーンです。ここを読む・観るたびにさとりけんみたいな「ザキさぁ~ん(泣)」という声が漏れます。”

“自分の努力や自分では気づけない自身の良さを知ってくれる人はいるんだと気づかせてくれる言葉だなと思っています!自分は人に何かを自慢できるようなものはないけど、自分できる努力で日々をがんばる理由になっています。”

“私が1番胸にきたシーン。こんなことを言われたいよ!!!こんないいことを言ってくれる上司が欲しいよ!!ザキさん!!
このセリフを初めて見たときに、涙が止まらなかった。ワートリの隊長ってなんでこんなにかっこいいんですか?みんな思い思いの体調の務めを果たしてるよ風間さーーん!
(でもザキさんも、たくさんたくさんいいところあるから、周りの人からたくさん言ってもらって、柿崎隊頑張ってほしー!ちなみに、私は239話の太一のトリオン兵案に対するザキさんのコメントが犬飼/ののさんにとって、納得を提供できててグッドコミュニケーションだったと思っており、さらに印象が上がりました)”


第12位
「鋼は鋼なりのやりかたで強くなってもいいんだよ 近界民と戦うときは味方同士なんだから きっとみんな『鋼が強くてよかった』って言うと思うよ」
(来馬辰也 / 11巻 95話 P134 / B級ランク戦ラウンド3開始前 / 15票)

「鋼は鋼なりのやりかたで~」内訳

好きな理由としては、用意していた選択肢の中では「セリフそのものの意味が好きだから」が最も多く選ばれましたが、その他の理由を記述してくださった方も同数でした。

内容としては、鋼くんの立場を考えての感情移入的コメントはもちろん、「防衛では味方同士」であることが、「ワールドトリガーを象徴している」など作品を代表するセリフであるとして挙げてくださった方や、ランク戦が始まった中でその事実を読者に再認識させるメタ的役割を評価して選んだ方が複数名いらっしゃいました。

最近では「『裏技』だけじゃ組織は回らない」などもそうだと思うのですが、来馬先輩のセリフって本当に先や全体が見えていますよね。年長者と金持ちの余裕。

“ワートリの世界観そのものを象徴するセリフだから”
“こんなの救われるから”

“ランク戦に特化して視野が狭くなりそうな世界観なのに、最終目的はあくまで防衛であることを読者にも思い出させてくれるセリフだから。視座の高い来馬さんに言わせるところがいい。”

“ランク戦で競いあうライバルも有事には共にと戦う仲間であるワートリの世界観を示した台詞だから”

“「近界民と戦うときは味方同士」の部分が、ワールドトリガーを象徴する要素の一つだと感じているからです”
“初見も読み直しても毎回泣く。”

“こんなに的確に人を救えることってあるのかと感銘を受けたので
あそこから来馬先輩に対する畏敬の念が止まない”


第13位タイ
「……まだ終わりじゃねーぞ 久々にやりてーこと見つかったんだろが」
(影浦雅人 / 20巻 175話 P136 / B級ランク戦ラウンド7後 / 13票)

「……まだ終わりじゃねーぞ~」内訳

今回影浦せんぱいのセリフで最も多くの方からご回答いただいたのはこちらのセリフでした。個人的には、カゲのセリフといえば「知るか だまって死ね」を挙げている方をよくお見掛けしていたので少し意外な結果でしたが、カゲの不器用なやさしさが表れている最高のセリフですよね!

理由内訳としては、約半数が「推しキャラの印象的なセリフ」を選んでいたほか、「好きなシーンを象徴するセリフ」も多くいらっしゃいました。

二宮さんとユズルの鳩原ギスギストーク及びそれに伴う回想を経て「久々」の意味を知った今、このセリフの意味を改めて噛み締めている方も多いのではないでしょうか。

弟分のために、「らしくない」動きをしてまで必死に戦うカゲの不器用さも含めて好きな方も多そうです。

“ROUND7のカゲの働き含め、不器用でありながらも濁すことない、仲間に対するあまりにまっすぐな思いに泣けるため”

“戦闘狂であまり人に対して情をかけなそうな印象だったカゲが、ユズルの目標達成のためになんとか手伝ってあげようという趣旨のセリフを言っていて印象が変わったから。またカゲが仲間を思う様子に感動したから。”

“"久々にやりてーこと"がわからなかった当時だって十分ズルいのに、今となっては、それはもう。。。。”

“~(該当の)セリフで影浦雅人に堕ちました………それまでは勝ち負けよりもその場が面白いかで戦ってたのに、後輩のためにゴロゴロ転がって玉狛に死んでも点をとらせないシーンが本当に好きです。”

“カゲは自分に関しては諦めない的なセリフ言わなさそうなのに、年下にはちゃんとそういうこと言って励ましてるのがすごく好きです。”


第13位タイ
「おまえ……つまんないウソつくね」
(空閑遊真 / 1巻 6話 P165他 / 13票)

「おまえ……つまんないウソつくね」内訳

遊真といえばこのセリフといっても過言ではないでしょう。
「推しキャラの印象的なセリフ」を挙げた方が過半数でした。
また、日常生活での汎用性の高さを理由とした方も複数名いらっしゃいました。

キャッチーなセリフですが、瀕死の状態と有吾の死を経て後天的に得たサイドエフェクトによって、苦労してきた遊真のことを思うと物語前半のいくつかの「つまんないウソつくね」にはウソを見ることが当たり前になってしまった遊真のあきらめのような部分も感じて庇護欲にかられます。
いっぱい笑えーーーーーーー!

“汎用性が高い”

“ワートリにおいてこのセリフは外せないから”

“様々な人の思惑がうごめくワールトトリガーの世界だからこそ、遊真のサイドエフェクトは切り札でありつづけるので”

“便利すぎる”


第13位タイ
「それは…… そうなんですが…………」
(三雲修 / 4巻 32話 P146他 / 13票)

「それは……そうなんですが……」内訳

個人的には仕事で納得いかない時、心にペンチマインドを宿しつつ使わせてもらうことの多い大変お世話になっているセリフ。

このセリフは今回用意していた理由の選択肢以外の理由をお寄せいただいた方が多く、タダでは転ばない修らしさを表したセリフとして選んだ方が多いようでした。

“修の色々言われてもねじ込みたい気持ちが現れる所”

“謙虚に装ってるけど断固として飲まないという強い意志を感じた”

“相手の言い分も理解しているがその上で自分の主張を納得させたいという意地が見えるから。”

“ワールドトリガーを象徴する言葉だから”


第13位タイ
「大丈夫だ…… 未来はもう動き出してる……」
(迅悠一 / 4巻 32話 P144 / 黒トリ争奪戦後 / 13票)

「~未来はもううごきだしてる」内訳

BBF掲載の公式人気投票で1位だった迅さんのセリフ。やはり根強い人気があります。
このセリフも、みんなが同じ理由で好きというよりは様々な理由を挙げられていました。

私最近、迅さんの「黒トリガーは強すぎるから自動的にS級扱いになって ランク戦から外されるんだ メガネくんや千佳ちゃんと組めなくてさびしくなるぞ」「俺は太刀川さん達とバチバチ戦り合ってた頃が最高に楽しかった」ってセリフ、S級になって太刀川さんたちとランク戦できなくなって迅さんも寂しかったんじゃないかと思うんですよね。

それでも「争奪戦であれだけ執着」して手に入れた師匠の形見を手放した直後に、自分しかいない部屋で溢す言葉がコレなの、最高に迅悠一すぎるなって。あなたの自己犠牲の上に成り立つ幸せを誰も幸せと呼ばないってそろそろ自覚してね。幸せになって。という気持ちです。

あと、お寄せいただいた「未来はいつだって動いているはずなのに」っていうコメントが好きすぎて泣きました。ワ民の皆さん本当文才がありすぎる。ごちそうさまでした。

“師匠の形見である風刃を持っておきたかったはずなのに、未来のために手放した夜に呟いた言葉なので想いとか覚悟とかいろいろ伝わってきて好きだから。幸せになってほしい。”

“前半部で修たちを導く存在として描かれてきた迅さんの、達観しつつも19歳らしい、これまでのつらい記憶やそれらを抱えたまま乗り越えていけると小さな希望を確信するワールドトリガーらしい台詞で大好きです”

“未来はいつだって動いているはずなのに、一抹の寂しさとともに迅さんが「大丈夫だ」って言える未来なのかと思うと、胸にせまるものがある”

“形見を手放したくらいじゃ最上さんは怒んないよ。と笑って済ませてますが、風刃をそばに置いておきたかったはずです…。それでも未来の為に行動した迅悠一が大丈夫だ。これで良かったんだとまるで自分に言い聞かせるようなセリフに思えます…。”


第13位タイ
「突っ立ってないで座れよ 三雲」
(二宮匡貴 / 12巻 105話 P166 / 二宮匡貴玉狛訪問 / 13票)

「突っ立ってないで座れよ」内訳

二宮匡貴を二宮匡貴たらしめるこのセリフ。もうどう考えても面白い。
本人いたって真面目なのが面白さに拍車をかけていますよね。

多分東さんあたりから言われたことがあるセリフなのかな、と考えたりするとおもしろいですよね。

このセリフも理由に突出した偏りはない万能タイプでした。

“本来、訪問している側なのにそのセリフを言うのが個人的にツボです。不器用というか言葉足らずというかそんなところがまた良いですよね。”

“客とは思えない態度の二宮が面白すぎるから”

“汎用性が高い”


13位タイ
「……と 思うじゃん?」
(米屋陽介 / 2巻 14話 P146他 / 13票)

「……と 思うじゃん?」内訳

このセリフも、日常生活でお世話になっている方、多いのではないでしょうか?
私も心によねやん先輩マインドを宿して「……と 思うじゃないですか??」を繰り返す毎日です。

登場頻度的には「つまんない嘘つくね」「俺のサイドエフェクトがそう言ってる」に並ぶワールドトリガー三大決めゼリフといっても過言ではない気がします。
あ……でも「ぼくがそうするべきだと思ってるからだ」もあるし「すみません ウソです」も登場頻度は高いです……?五大決めゼリフくらいですかね……?
いずれにしても、繰り返し登場するセリフというのはやはり印象に残りやすいですよね…!

理由内訳としては「推しキャラの印象的なセリフ」が約半数と多めでした。

“よねやんのせりふだけど、作品の展開に何度も言われてる気がします”
“このセリフを言う時、大体わっるい顔してんのが大好きです。”


19位タイ
「勝ち目が薄いからって…… 逃げるわけにはいかない」
(空閑遊真 / 9巻 76話 P129 / 大規模侵攻vsヴィザ戦 / 12票)

「勝ち目が薄いからって~」内訳

大規模侵攻での遊真のセリフ。
元々は1巻 第4話P115・中学校にモールモッドが攻めてきた際、「オサム死ぬぞ」「おれは行かないほうがいいと思う」とあくまで修の実力を客観視し止めようとした遊真に向けた修のセリフです。

9巻ではヴィザと対峙しながらもオサムや千佳を気にする遊真に「揺さぶりだ やつの手に乗るな」と忠告したレプリカ先生への返答として、遊真の口から語られます。

今回このセリフを選んだ方は全員「空閑遊真」のセリフとしてお答えくださっていましたが、セリフの意味やシーンはもちろん、「修が言ったセリフを遊真が引き継いだ」という背景が好きという方が大多数でした。

単純な「戦闘力」としては大きな差のある2人の主人公がお互いを「相棒」と認め合い、影響を受け合い、成長していくことに何の違和感もないことはワールドトリガーの魅力の1つだと思いますが、その魅力が最も顕著なシーンといえるのではないでしょうか。

“本来三雲くんのセリフだけど、76話で遊真くんも言うやつ。親父さんに鍛えられた6年、亡くなってからの3年、それほどの間「勝ち目のない敵とは戦わない」をきっと大切にしてきたであろう遊真くんが、まだ出会ったばかりの三雲修という一人の男に「これまで」を覆された瞬間なんだろうなと。とても好き。これだから三雲修は、ただの男じゃない。”

“過去の経験を踏まえた自身の最適解が浮かんでいるのにもかかわらず、自身の判断を変えてしまうような相棒に出会ってしまったと気付かされたから。”

“修と遊真、同じ台詞を言ってても全然違うなと思った”

“これまでの遊真であれば有吾の教え通り逃げる選択肢をとったはずだが、修と出会って遊真の考え方が変わったことがわかるセリフだから”

“1巻の修の発言を遊真が言うのがアツい”

“直前で真逆の親父の理論を回想した後にこの台詞がくるのがグッときました。基本的に合理的でこれまでの戦闘経験や親父の言いつけを基に戦ってきた遊真があの時の修の姿を重ねてこれを言うのがすごく好きです。大規模侵攻編でモールモッドを修が倒すシーンで戦い方のイメージで遊真の戦い方を思い浮かべていた修と対比になっている点も好きな理由です。それぞれ実践的強さと精神的強さを相棒から学んで成長し強敵に立ち向かうところに心打たれました。”

“修の言葉を、大事なシーンで遊真が言うことにとてつもない重みを感じるので。(シーンが好き、に近いけど、「同じ言葉を言う」に大きな価値を見出してます。)”


19位タイ
「クソ生意気な新人だ ぶった斬ってやるぜ」
(荒船哲次 / 11巻 89話 P27 / B級ランク戦ラウンド2)

「クソ生意気な新人だ~」内訳


全体の半数が「推しキャラの象徴的なセリフだから」を理由として挙げていました。個人的にはそこはかとなくハリウッドテイストな言い回しにアクション映画好きの血を感じて好きです。


19位タイ
「『頼む』……って言ってください ~ 『頼む』って言われたほうが…… 言われたほうが…… 燃えるんです……!」
(照屋文香 / 26巻 228話 P117 / 遠征選抜試験4日目 / 12票)

「『頼む』……って言ってください ~」内訳

全ワ民が2万回泣いたセリフだと思います。私は泣きました。未だに泣きます。一番好きな見開きの1つと言ってもよいかもしれないです。誰もが「+1」したくなっちゃうよこんなん!!!

おそらく読者の多くがもっと長期間の激しいギスギスを想像していたのではないかと思いますが、実際は想定外にサクッとまとまったし、嘘ブロはしっかりと説明責任は果たしていると言えるものの、照屋ちゃんの中での「解決」が誰かからの説得ではなく自分の中で折り合いをつけるものだったの、あまりにも誰も傷つかないしスマートでワールドトリガーらしい解決の仕方ですよね…。

このセリフも、用意した選択肢のからは満遍なく選ばれていましたが、「その他」としてコメントを寄せてくださった方が多く、そういった照屋ちゃんの強さといじらしさを兼ね備えたセリフ・シーン・キャラクターが評価されていると感じました。

“照屋ちゃんの照れてる顔と燃えてる顔が好きだから”

“個人的に人間的ヒヤヒヤな行動が苦手で「流された方がいいのに…」と思ってしまったのですが「燃えるから」と『頼む』の一言を求める照屋ちゃんがかっこよすぎてゾワッ!!!としたからです”

“シーンが好きと同じ理由なのですが、この一言があることでそこまでのてるてるや水上への読者への評価や話の流れがグッと変わった天才的なセリフだからです”

“水上への不満、自分の性格や性質を自分で理解し乗り越える方法を知っている強い子だと震えたから。かっこいい女子が嫌いなオタクはいないでしょう。”

“読者ならきっとここまでの水上と照屋の葛藤について、うまく乗り越えられるか?と思っていたはずだけど、そのもやもやさと悩みを一気に吹っ飛ばしてくれるシーンなので好き。とにかく頼られたかった照屋がかわいい。”


19位タイ
「おれのサイドエフェクトがそう言ってる」
(迅悠一 / 2巻 11話 P69他 / 12票)

「おれのサイドエフェクトがそう言ってる」内訳

人生で一度は口にしたいセリフ。後天的にサイドエフェクト発現してくれないかなぁ……!

言い回しの違いから別票としてカウントした「でも大丈夫 おれのサイドエフェクトがそう言ってるから」へのコメントも含め、今回迅さんのこのセリフに寄せられたコメントの共通項として「安心感」がありました。

これを受けて思い返してみると、迅さんは良い未来も悪い未来もずっと見続けている中、「おれのサイドエフェクトがそう言ってる」を使うのは基本的に自分や味方の良い未来や勝利を確信している時なんですよね。
もちろん防衛や対策のために悪い未来の報告もしますが、それはあくまで報告で、感情の材料にはしていないというか。悪い未来は可能な限りひとりで背負って、良い未来は周りの鼓舞や安心材料に使うのが迅さんらしいな、と改めて思いました。

好きな理由としては「推しキャラの印象的なセリフ」を選んだ方が過半数でした。

“迅さんと言えばこれと思うくらい象徴的なセリフだし、なんだか安心する。”

“迅悠一を象徴する言葉だから”

“使いやすい”


23位タイ
「ナスカレー」
(生駒達人 / 17巻 151話 P178 / B級ランク戦ラウンド6開始前 / 11票)

「ナスカレー」内訳

イコさんのセリフはどれが1位に来てもおかしくないなと思い予想できなかったのですが、1番多かったのはナスカレーでした。

理由として寄せられたのは「おもしろいから」。これはもう説明不要すぎますね。

“面白いから”

“笑えるから”

“ナスカレー”


23位タイ
「……負けが続けば 無償のやさしさはいずれ重荷に変わります 特に 彼のような人間にとっては……」
(木虎藍 / 14巻 123話 P150 / ラウンド5前修修行 / 11票)

「……負けが続けば~」内訳

このセリフも、他の木虎ちゃんのセリフ同様「セリフそのものの意味が好き」とお答えいただいた方が最も多かったです。

木虎ちゃんから修への接し方がストイックで突き放したものなのかと思いきや、最大限のやさしさなのだとよくわかるセリフのひとつだと思います。

ほしいと言われたものをただ返してあげるのではなく、相手に本当に必要なものを考えたうえで渡してあげる。労力も相手の理解も必要で誰にでもできることではないですよね。

そんな木虎の修への理解度ややさしさに言及したコメントが多くありました。

“木虎の優しさと三雲への理解の深さに感動したから”

“木虎なりに修のことを考えているんだなぁというのが伝わるため”

“木虎藍の三雲修に対する理解度の高さが如実に現れた台詞。直接の師匠である烏丸、自信の隊長である嵐山を差し置いて、「今もっとも三雲修に必要なもの」を提示できたのはこの理解度の深さがあってのものなので、やっぱり木虎はすごい……!”

“木虎は自分にも他人にも厳しいですが、他の人のことを考えた上での厳しさなんだなってのがわかって好きです。かつての自分と重なったのかもとも思います。”

“少年漫画へのアンチテーゼと、木虎なりの優しさの表現がとても心地よく、胸がスッとしたセリフです。”


25位タイ
「そこか」
(空閑遊真 / 12巻 98話 P19 / B級ランク戦ラウンド3 / 10票)

「そこか」内訳

B級ランク戦R3にて遊真が茜ちゃんを見つけた時のセリフです。
前述のとおり、「アニメでの言い方が好き」という方の割合が圧倒的に多く、80%の方がこれを理由として選んでいたほか、その他を選んだ残りの方もコメント内でアニメでの言い方に言及していました。

もちろん、原作でも素敵なシーンですが、キャラクターが動き、声を吹き込まれることでより魅力を増すセリフ・シーンがあるのはアニメ化の醍醐味ですよね。

早く聞きたいです。諏訪さんの「うーす」が。アニメ化されたら、2万回見るってきめてるんだ…。

“原作でのコマ内の描かれ方もかっこよかったし、アニメでの言い方もカッコよかったから”

“鳥肌がたつほど聴覚からやられる。いつもの遊真からは想像できない鋭い眼差しも大好き”

“マジで淡々と敵を処理する傭兵感しか残っていなくて、そら恐ろしく感じられるのでとても好きです”


25位タイ
「話は大体わかった」
(荒船哲次 / 19巻 163話 P65 / お好み焼き / 10票)

「話は大体わかった」内訳

前述のとおり「推しキャラの印象的なセリフ」を理由として選んだ方が圧倒的に多かったセリフです。このセリフ好きじゃないワ民いないでしょう……。

「『話は大体わかった』のセリフを発したキャラ名欄に『𝓣𝓮𝓽𝓼𝓾𝓳𝓲 𝓐𝓻𝓪𝓯𝓾𝓷𝓮』と表記した人数を調べてみてほしい」とリクエストくださった方へ。
10人中4名が𝓣𝓮𝓽𝓼𝓾𝓳𝓲 𝓐𝓻𝓪𝓯𝓾𝓷𝓮表記でした。
荒船さんの他のセリフを合わせると6名の方が𝓣𝓮𝓽𝓼𝓾𝓳𝓲 𝓐𝓻𝓪𝓯𝓾𝓷𝓮表記でした。
ここにご報告させていただきます。

“男前すぎて心奪われた。”


25位タイ
「ざっけんなクソMAPじゃねーか!」
(諏訪洸太郎 / 10巻 88話 P174 / B級ランク戦ラウンド2開始前 / 10票)

「ざっけんな クソMAPじゃねーか!」内訳

中学生の駿くんに完全に言動読まれてる諏訪さん、チョロくて(誉め言葉)裏表がないのがよくわかりますよね。
多分ボーダー内でも「諏訪さんならこう言う」「こうする」などのキャラが確立されているんだろうな…。

最も多く選ばれていた理由は「推しキャラの印象的なセリフ」で、「セリフの語感や言い回しが好きだから」も複数の方が選んでいました。

諏訪さんのセリフは全体的に「語感や言い回し」が好きというものが多かったです。読書好きから来る豊富な語彙と、大雑把な性格がそのまま表れた口調のコラボでクセになる言い回しが多いですよね。好きです。好き。

“推しの性格が言い方に出ていてとても好きです”


25位タイ
「じゃあ勝手に突っ込んで死ね それでお前の役目は終わりだ」
(風間蒼也 / 6巻 46話 P50 / 大規模侵攻vsラービット / 10票)

「勝手に突っ込んで死ね」内訳

現実を見据えているからこその一見厳しく見えるこのセリフ。コメントを拝見して確かに、ある意味で日佐人くんを守る意図もあったのかも!と思いました。
その後のエネドラ戦でしっかりフォロー、ただし諏訪さんを通して、というところも風間さんらしいですよね。

このセリフのトゲについても、諏訪さんと風間さんが同い年という事実を意識した上で見ると仲の良い仲間が捉われてキレていたのかな?とも感じられてうまみが増すように思います。

好きな理由の内訳としては、「推しキャラの印象的なセリフ」が半数を占めていました。

“風間さんのお兄さんも、勝手に突っ込んで死んだのかもしれない。もう兄のような人を出さないために、敢えて強い口調で言ったのかもしれない。”

4. その他のセリフへのコメント

ここからは、26位以降のセリフに寄せられたセリフを一挙ご紹介!

4-1. 玉狛支部


■木崎レイジ

「落ち着いたな筋肉……? それ、人間か? 」(3巻 22話 P123)

“小学生の頃から私の腹筋を破壊してきたセリフだから。”

“挙げたレイジさん以外でも、騙されやすい子の小南先輩、もさもさした男前のとりまるせんぱいも、覚えちゃうくらい宇佐美先輩が玉狛第1を紹介するシーンが好きです!”

「こいつらを倒せば勝ちってわけじゃない」(7巻 61話 P183)

“一個前のレイジさんのセリフが「あの方角には京介の家がある」からのこのセリフだし
とりまる先輩の「あの方角は…」のも合わさって、勝てばいいって訳じゃないよね、みんな守りたいものがあるからボーダー入ったんだよねってなります。誰かこのシーンについて小一時間語り合いませんか?”


「俺が身体を鍛えるのは最後に生きて帰るため…… おまえを鍛えるのも生き残らせるためだ ……それを忘れるな」(11巻 93話 P101)

“レイジさんが旧ボーダー隊員という立場で今まで何度も大切な人を失ってきたことを再認識させられるし、 誰を思ってこの言葉を千佳ちゃんにかけたのかを考えさせられるセリフだから”

「……おまえが撃たなかったことが原因で事態が悪化することがあったとしても 修や遊真がおまえを責めるとは思えない もちろん俺もだ」(21巻 179話 P24)

“宇佐美との台詞合わせて千佳の自責を緩和させた屋上でのシーンは物凄く刺さりこの漫画を追い続けようと思ったシーンだったので。もっとこのシーンを評価する語彙力がほしい。”


■小南桐絵

「1分で十分よ あたしが戻るまでやられないでよね」(7巻 55話 P52 )

“こなせんといえばこれですね、最初はただの生意気ツンデレかわい子ちゃんだと思わせて古株強キャラだったところがわかるシーンの一つだと思ってます。”

“ラービット複数体相手に1分で十分と言い切れる小南の自信と強さが詰まってるから。”

“小南の強さと、強さへの自信がそのセリフに現れているから。”

「レイジさんの全武装(フルアームズ)みたい」(15巻 127話 P65)

“この台詞が出た段階で「レイジさんの全武装」はビジュアル未出なので読者には共感できない比喩だがそんな読者都合は小南桐絵には関係なく、また、実際に「レイジさんの全武装」を知ってから見るとあの場で初めて見た処刑者の外見の比喩として全武装をチョイスするのは小南桐絵の発言としてあまりに正解であることに"ワールドトリガー"を感じるから。”


「知らない 言わない 教えない! 「隠し玉」なんだから!」(22巻 188話 P21)

“小南先輩って感じがするから。教えてないとか言いながら隠し玉あるよって言っちゃってるのが可愛すぎる。”

「また騙したわね」(該当箇所不明)

“小南桐絵のことしょうもない嘘で騙してネタバラシしてポカポカ殴られたいと思ったこと、ワ民なら一度はあらと思います
小南桐絵は可愛いんです”


■烏丸京介

「お前は弱いけど馬鹿じゃない」(5巻 36話 P36)

“修をよくわかってるセリフだから。”

「じゃあ3分間だけ付き合ってください」(9巻 74話 P74)

“この時のとりまるの顔がただただかっこいい(原作)”

「……おつかれさまです すみません 今日の晩メシ当番代わってもらえません? 修たちの訓練に呼ばれてて…… ……迅さんに? いや目上の人には頼みにくいでしょ ……え ?まあ…… そうですね ……いや尊敬してます 尊敬してますよ本当に 今度俺が当番代わりますから ……はいよろしく」(21巻 183話 P97)

“小南先輩の台詞超想像できるのが楽しい。アニメでも面白かった。ずっと好きな台詞です。”

「……何だってそういうもんじゃないすか? すべてての状況で 完璧にやれる人間なんていないでしょ」(22巻 196話 P203)

“何か失敗とか、迷って時間が経ってしまった時に、自然と思い出して、そうだよね!大事なのはここからどうするのかだ!と1人で自分を鼓舞するのに助けられています”

“完璧主義が空回って失敗しがちな私にとても響きました。”

“烏丸のセリフはそれまでのランク戦編で勝てるイメージが全くなかった二宮を修が倒したことで、より心に残りました。
どんなに強い人でもどんなに才能の溢れた人でも負ける時は負けてしまうこともある。当たり前のことだけれども、忘れがちなことでもあるなと思います。”

「氷見先輩って そんな落ち着いた人でしたっけ?」(24巻 206話 P25 )

“ひゃみさんのとりまるへの態度や関係性を端的に表していて文脈として非常に美しいから”

“キャラによってその人の印象が違う、というのが顕著に出たセリフだから”


■迅悠一

「パワーアップはできるときにしとかないと いざって時に後悔するぞ」(2巻 11話 P86)

“人生迷った時はこのセリフを思い出して、今はパワーアップする時、と思ったら多少無理しても挑戦する選択肢を選ぶように心がけるように意識しています。このセリフに出会わなければ今の自分はなかったかもしれないくらい勇気づけてくれるセリフです。”

“たぶん迅さん過去になんかやりました。捕まえて囲ってください。誰かこいつに面接でもカウンセリングでも尋問でもなんでもいいんでこのセリフを言った経緯を聞き出してください。お願いします”

「ぼんち揚げ食う?」(2巻 11話 P74他)

“多くの人が断ってしまうので私がもらいたい。”

「うまいことやれよ」(4巻 26話 P20)

“1人で何でもこなせる実力のある迅悠一が、嵐山を頼ることを自ら選択したとわかる一連の会話がとても好きです。特に当該台詞からは対等な友人らしい気安さが読み取れて、迅さんが孤独でなくて本当によかったと勝手に安堵しています。2人とも元から人間やめちゃってますが、できれば地に足のついた人間のまま幸せになってほしいと、オタクはそう思います。”

「かわりにこっちは 「風刃」をだす」(4巻 31話 P125)

“迅さんの覚悟が決まった瞬間だと思うから”

「俺は太刀川さん達とバチバチ戦り合ってた頃が最高に楽しかった」(4巻 32話 P138)

“キャラクターの象徴的なセリフだから、(成年者としての自分の目線で)子どもへの気持ちとして肯定したい”

「あいつは昔のおれに似てるからな」(4巻 32話 P138)

“遊真なんで昔の迅さんに似てるの?
迅さんも最上さん黒トリガーから蘇らせようとしてたってこと?
それとも生きる目的を失ってたってこと?教えてください!誰か!”

「形見を手放したぐらいで最上さんは怒んないよ」(4巻 32話 P139)

“なぜなのかは自分でも把握しきれないのですが、師匠の形見なんて大事なものを手放すのに悲しい気持ちがなかったはずなないのに、こんなにカラッと言えてしまう強さと、最上さんとの絆が伺えること、でもその最上さんは亡くなっていて迅さんはもう会えないという悲しさと、師匠が亡くなって今度は迅さんが(あの若さで)後輩を守り、導く存在になっていることの切なさを感じるからかもしれません。”

「だからまあ 大体おれのせいなんだ メガネくんはわるくない」(14巻 116話 P19)

“迅さんを思い浮かべると、この台詞が必ずセットになります。迅悠一サイドエフェクトの業の深さ、恐ろしさを感じるとともに、迅さんの幸せを願わずにいられません。”

「未来が見えるサイドエフェクトなんて言ってもざまあないな」(アニメ1期 36話)

“いつもの明るい迅さんではなく闇とか本心が聴こえた気がして幸せになってほしいなと願わずにいられないのと、中村悠一さんの話し方がとても大好きだから。”

「遊べよ遊真楽しいことはまだまだたくさんある」(該当箇所不明)

“迅が優しい事は成果として証明されているけど、いつも飄々として素直に言葉にして伝える台詞は珍しいから、本当に伝えておきたかった事なんだなと感じたから。”


■林藤ゆり

「……問題は 城戸さんより正しい方法を考えつけなかった 私たちの方にあるのよね……」(19巻 162話 P41)

“一巻では決定的な印象だった派閥間の溝に横たわるものが見えた瞬間の印象がある点、また玉狛第二が最終的に目指すのは/迅さんが目指しているのはその「城戸さんより正しい方法」になるのではという予感(ワクワク感)から”

■三雲修

「ぼくはただ 自分が『そうするべき』と思ったことから一度でも逃げたら きっと本当に戦わなきゃいけない時にも逃げるようになる 自分がそういう人間だって知っているんだ」(2巻 21話 P102)

“自分がそういう人間だって知ってるんだ、にとても共感するから。この台詞に出会って、世間体や常識ではなく「自分がそうすべき」と思ったらそうしよう、と強く思ったし、勇気づけられ、救われました。”

“すごく共感できた言葉。これを言える修に驚いたけど、客観視して人に開示できる修を尊敬している。”

「トリガー解除(オフ)!! 」(9巻 79話 P179)

“文字通り命がけで千佳、アフトクラトルを撤退させたから”

“三雲修というとんでもない人間のとんでもない部分がかなり見えたセリフなので。”

“オッサムのとんでもないシーンやセリフはいくらでもあるのですが、このセリフは初見からずっと「コイツはやばい。中学生じゃない。元々何かが欠落或いは足りすぎている。
こいつぁタダもんじゃねー!怖!!!!」となっている衝撃的で印象的なセリフなので抜粋しました。
何の躊躇もなく自分の命を全ベットできるのが、年齢と併せて考えると本当にとんでもないですよね。
レイジさんの死ぬ気で守れは死んでも守れってことではないだろうに。
三雲修、恐ろしいです。物事を善悪で判断しない辺りが。”

「·············· ··············」(10巻 83話 P85)

“三雲のあらゆる感情が渾然一体となっていて言葉にできないほど極まっている状態で、もう泣くしかないし、本気で涙を流している三雲に読者も同様に本気で泣くしかないほど感情移入できるから”

「やるぞ 相棒」(10巻 85話 P125 )

“ゆーまのレプリカ先生の相棒呼びからオッサムのゆーまに対して、この呼び方はグッとくるものがありました。”

「前に木虎に教わりました」(13巻 107話 P17)

“三雲修らしくてああこいつそういうやつだよなってなったところです。素直で真っ直ぐで自分の評価はどうでもいいって感じが好きです。”

「そこは別に問題じゃない 空閑だって近界民(ネイバー)だろ」(14巻 120話 P84)

“修の何気ない発言で救われる遊真。この関係性が大好き!!遊真はサイドエフェクトで修が本心からそう言ってるのが分かってるし、近界民か近界民でないかで判断しない修の発言でどれだけ救われるのかと思うと…そんでもって修はただそう思ったことを言ってるだけでその言葉が遊真にとってどれだけの意味を持つかなんて良い意味で考えてないからそこが良い。打算とか裏とか何もなくてそれが遊真にとっては異質ではあるんだけどより修に対する感情がぶわぁああってなるんだろうなぁとか。”

「あ はい なんとかします」(24巻 210話 P128)

“毎度ながら15歳とは思えない落ち着き。その後の「若いのに慌てへんなあ三雲くん」も好き。お前も17じゃねえだろ。”
“成長が感じられるいいシーンだからね”

「まずは千佳を狙います」(27巻 232話 P16)

“ランク戦でさんざん過保護にしときながらお前!って思って面白かったので”

“三雲修がよくわかるセリフだから”


■三雲修 / 空閑遊真

「泣くなよ」「………… ……傷が痛むんだよ…………」(10巻 83話 P86)

“ふたりが本当に相棒になったシーン。号泣必須。”

“2人のセリフですけどこのシーン大好きです
2人の思いが詰まった最高のセリフだと思います”


■空閑遊真

「おれと仲良くなりたいのか?」(1巻 1話 P30)

“第1話で3バカに絡まれたときの台詞。バチバチに煽ってるのが野良時代感あって好き”

「学校のやつらを助けたのはオサムだろ? オサムが逃げ遅れたやつらを 助けてそのあとやられそうになって それをおれが助けたんだろ?」(1巻 6話 P169)

“本人すらも認められなかった修の正義を認めてあげられるすごい台詞。言われてみるとその通りなんだけど、ハッとさせられる視点。遊真の人間性が如実に表れている”

「おまえ おもしろいウソつくね」(2巻 14話 P140他)

“ヴィザに対してのコメント、あのあたりが好きです。”

「おれが勝ったら「先輩」と呼べ」(5巻 39話 P106 )

“空閑の修への信頼度がはっきりした瞬間だから。誰かのために怒れるのは尊敬して信頼してる証拠。”

「10本 いつも10本でやってるから」(5巻 40話 P111)

“小南先輩が好きなので、遊真が師匠を思い出すシーンや小南先輩の闘い方がわかるシーンが大好物でした。”

「だから おれがかわりにやる おまえが二度とつまんないことしないようにな」(5巻 40話 P122)

“好きなキャラ二人の関係性を感じられる台詞だから”

「なるほど 強いやつのセリフだ」(9巻 77話 P131)

“日常的に命をかけた闘いをしてきた過去が垣間見えるセリフ。同時に遊真くんは過去に「一度負けている」ことを考えるといくら泣いても収まらないくらい、なぜか切なく感じるセリフでもある。”

「『強』印」(9巻 78話 P169)

“ヴィザ戦の最後は痺れた”

「『弾』印(バウンド)と遠くからでも殺せるやつだ!」(9巻 79話 P173)

“余裕がない言葉が出てきたのが最高に癖なため”

「おれがレプリカに言ったんだ 『オサムとチカを守れ』って あいつはその頼みに100%応えた さすがおれの相棒だ」(10巻 83話 P84)

“僕の力が足りないせいでレプリカが…の後に即座に否定する遊真。その後のむしろレプリカを褒めるべきだろう!あいつ半分になってもやり遂げたからな!ゆうまの優しさとか気遣いとかもう色々要素が”

「レプリカは生きてる アフトクラトルに行けばきっとまた会える ……A級目指す理由が増えたな」(10巻 83話 P82)

“修に負い目を感じさせない遊真なりの寄り添い方がこの一言に込められているから”

「おれは別にへこんでないよ みんなも同じように鍛えてるのは分かってる 全部が全部勝てるとはかぎらない でも だから強い人と勝負するのはおもしろい」(11巻 94話 P125)

”村上鋼との対戦で敗北した空閑遊真に林藤支部長の励ましに対してこの言葉。遊真がボーダーに入隊してから楽しいと思える事が増えたように思えてもう涙出ます。”

「うまいねこれ」(13巻 110話 P73)

“唯我の話題を出されてとりまるがちょっと不機嫌そうになって修に早く食べろと急かした時の台詞。場を和ませようとしてるな〜と感じた。”

「どっちにしろ 勝つのは玉狛第二(うち)だ」(19巻 163話 P67)

“この後のユズルの表情もいいし、同じセリフを返すところも好き

「おびしまちゃんは強くなるよ 俺が保証する」(22巻 191話 P97)

“ふたりの関係性がこの一瞬で完成した気がするから。あとシンプルに空閑遊真がかっこよすぎる”

“このふたりの関係性が好き(notカプ)”

「へぇ…にのみやさん つまんないウソつくね」(22巻 194話 P151)

“修が二宮に認められてるのがわかった&ユーマの久々の名台詞の使い所の合わせ技だから”

「だから 俺がいるんだろう いくらでも あがけよ 相棒」(アニメ1期 48話 「そして明日へ」)

“この時の遊真のなんともいえない声のトーン、擦れて儚く消えていくような話し方が大好きです。”


■レプリカ

「それを決めるのは私ではない ユーマ自身だ」(1巻 1話 P18)

“遅効性の毒だと思います 今聞いたら本当に泣く”

「オサム お別れだ ユーマを頼む」(10巻 80話 P22)

“レプリカと遊真ずっと一緒にいて欲しかった…。レプリカにとって三雲修は遊真を託せる。と認定されてるって事ですよね…”

「相手の虚を突ければ そこで殺し切れる」(12巻 101話 P77 )

“遊真との問答が対戦ゲームの考え方にそのまま当てはまり汎用性が高すぎる”


■雨取千佳

「わたしたちの部隊は必ずA級に上がって 部隊で遠征に行くと思います」(17巻 149話 P141)

“千佳ちゃんの、上層部にもボーダーのトップにもメンチ切れちゃう芯の強さが現れてて超好き。ユーマやヒュースにも印象的なセリフだったっぽいことが原作からも読み取れててすき”

私自身も好きなセリフを3つ選ぶなら1つはこのセリフを選ぶと思います。千佳ちゃんからここまではっきりと明確な自分「たち」の意思が語られたシーンはこれが最初だと思うし、千佳ちゃんの口から「部隊で」っていう言葉が語られたことも感慨深く、印象に残っています。

「人を傷つけるのがこわいんじゃなくて ……人を傷つけたことを 誰かに責められるのがこわいんだと思う」(21巻 179話 P21)

“個人的にワートリの中で一番人間臭いセリフだと思っているのと、それを言うのが千佳ちゃんだという衝撃がすごかったので”

「自分は人を撃てないんだ 他の人より弱いんだって思い込んで だから許して下さいって」(21巻 179話 P22)

“屋上回全て好きだけど、特にこの許してください、が千佳ちゃんの過去と自責の念を著していてしんどいから”

「わたしは 結局いつも 自分のことばっかり考えてる……」(21巻 179話 P23)

“誰にでもあるはずの自分が一番大事という考えが、修や遊真、ヒュースや玉狛のみんなが私のために頑張ってくれていることを台無しにしている辛さに共感したから。”

“千佳ちゃんの本心を初めて知った時、衝撃的だった”

“ワートリの中で一番キャラクターに生々しさを感じたセリフだから”

「5人分もらえるから20点アップだよ!」(26巻 226話 P68 )

“自分の考えにないフォローの仕方だったから”


■ヒュース

「蝶の楯(ランビリス)」(8巻 63話 P34 / 16巻 135話 P40)

“個人的なワートリ名見開き場面です。初見リアタイ時、本誌のサイズでこの場面を見た時の衝撃ときたら…。”

「……悪かった ありがとう」(16巻 134話 P23)

“めめめめっちゃ好きです!このセリフ!優しくて優しくて…この前の陽太郎のセリフ踏まえての発言なんですが、もう本当に本当に驚いたようなでも安心したかのようなぽろっと出たような、でも元から持ってきた気持ちが発露したかような色んな気持ちが合間見えて、あー好きってなりました。
声優さんの言い回しもあってか、ヒュースからトゲが抜けたみたいに聞こえて、もうなんともなんとも、ヒュース!!玉狛は第二のお家やで…!!!ってなりました。(今は遠征選抜試験で、若村11番隊もええとこやろ〜って思ってます笑 エリン家の当主様を救ったらちょくちょく遊びに来てほしいぜ)”

「貴重な情報提供 感謝する」(16巻 135話 P42)

“すごく小さなコマですが、この時のランビリスを使ったヒュースがかっこよすぎるため”

「実力が大差なければ より準備した方が勝つ それだけの話だ」(17巻 146話 P82)

“これもまたワートリを象徴するようなセリフなので。そして遠征選抜編を経てヒュースがこのセリフを当時言っていたのが言葉だけの奴じゃなかったということがわかってきて、オイオイ遅効性SF最高か〜〜!?となってます”

「オレが 二人目のエースになってやる」(17話 147話 P99)

“自分が玉狛第二に加わった際のメリットを提示することで自分の価値を一瞬で理解させたヒュースが単純にかっこいいと思ったから”

「オレは死んだ だから千佳 遊真と修をたのむ オレの代わりに」(22巻 189話 P50)

“ネイバーと人間と合う垣根を超えてヒュースに確かに仲間意識のようなものが芽生えた瞬間だと思ったから”

「千佳 いい腕だ ヒュース」(22巻 196話 P184)

“2人の敵→チームメイト→仲間という関係性にグッとくるから”


■宇佐美栞

「うん 大丈夫だよ ちゃんと聞くよ」(21巻 179話 P18)

“メガネをかけた優しさ 俺もこんなふうに悩みを聞いて欲しい”

「それはふつうのことだよ! 「おまえのせいだ」って思われるのは誰だってこわいよ! アタシだってそうだよ! そんなに自分を悪ものにしなくていいんだよ!千佳ちゃんが悪ものなるほとんどの人は悪ものになっちゃうよ!」「やれることをやっていこう千佳ちゃん 千佳ちゃんには今でもいっぱいできることがあるんだから……!」(21巻 179話 P24)

“メガネをかけた優しさ② 抱え込みがちな千佳ちゃんにあげる最大級の言葉 これ以上って無いと思います。”

“千佳の自責を同じ目線でしっかり目を見てゆっくりと聞いてあげながら自責を否定するわけでなく、みんなこわいしその感覚はおかしくない、でもそれを自分のせいにし過ぎなくて良いんだよってフォローしつつ千佳の良い部分がたくさんあることを伝える千佳への優しさ100%の台詞が好きです。”

“こういう、自然で優しくて心強い語彙力を増やしたいと見た時思いました。人の相談に乗るときは宇佐美先輩を意識しています。”


■林藤陽太郎

「……ヒュースがかえりたいっていうなら かえらせてやりたい」(16巻 134話 P22)

“その言葉通り受け取っても素晴らしいのに、本意を知ったらもう。。。”

“陽太郎の過去を知ってしまったらその言葉の重みに泣きそうになる。まだ5歳なのに…”

“陽太郎はこういう考え方をする子なんだと意外に思ったと同時にかなり心にきたので(その後の23巻情報で余計好きになりました)”

「うちのヒュースはおれが育てました」(該当箇所不明)

“あまり心を開かないヒュースが陽太郎には開く、二人の関係性が好きです”


■林藤匠

「遊べよ遊真 楽しいことはまだまだたくさんある」(11巻 94話 P127)

“泣ける”

“本物の戦争を知ってる大人が本物の戦争を知ってる子ども(空閑)にかける言葉としては、とても真っ直ぐで綺麗だと思ったから。”

“林藤支部長はもちろん、有吾さん(葦原先生)から遊真へのメッセージだと思ってます”

“でも大人の慈愛を感じてカッコいい”

“大人が優しくて嬉しい反面、過酷な世界だと痛感するセリフです。遊真の幸福な人生を見届けるのが、私(たち)の使命です。”

「行ったか」(アニメ1期 73話)

“正確にはこの続きが好きです。亡き有吾に対する言葉、またそれをこの後亡くなった支部長役の藤原さんが話されているということ、加えてここが1期の終盤であることを考えてしまい、泣きそうになる場面であり、言葉です。”

4-2. A級隊員


■太刀川慶

「今夜にしましょう 今夜」(3巻 24話 P158)

“バトルキャラかつバトルなら頭も回る、ってことを噛みしめさせてくれます”

「おまえの予知を 覆したくなった」(3巻 25話 P188)

“推しと推しの関係性が垣間見える大好きなセリフだから”

「さすが」(15巻 133話 P183)

“ここの「さすが」って、太刀川さんが鋼さんの事を完全に信用しているから、絶対に止めてくれるって感情があったからこそ出て来たセリフだと思うんです。”

“太刀川が村上の守りの堅さ、咄嗟に対応できる判断力等々をよく理解し高く評価しているということがわかる言葉であり、「お前ならやってくれると思っていた」という信頼と「そこまで動けるか、面白い」という感嘆が入り交じっているように感じられる言葉なので村上推しには刺さりました。”


■出水公平

「「落としてください」だろ」(7巻 60話 P154)

“推しは二宮隊ですがこのセリフは全人類が好きだと思っております”

“いずみんは正直「この わくわく動物野郎」と迷ったのですが、自分的に最高に盛り上がったシーンとセリフなのでこっちにしました。
未だにフゥー!と声に出してしまいそうな程、カッコイイです。
いずみんは戦闘中に楽しそうなのがとても好きです。”

「先輩が助太刀してやるぜ 泣いて感謝しろよ」(8巻 67話 P113)

“旧太刀川隊の時、ランク戦とかでこういった会話を繰り広げてたのかなって。”


■当真勇

「外れる弾なんか撃てるかよ 狙撃手としてのプライドが許さねー」(4巻 26話 P32)

“実質戦闘員1人部隊であることが分かってから読むと、そりゃ「援護」としてじゃなく「必殺」にプライドを持つよなって…遅効性がきくところが好きです…”

「捨てられてても人ん家だぞ」(4巻 30話 P91)

“破天荒っぽく見える当真が、実は常識のある人物だと分かるセリフだから”

“当真勇、アホの子かと思えば、狙撃をただ楽しんでいるだけかと思えば、スナイパーでありながら家を障害物ではなく、「人んち」と認識していて、倒すべき相手であった嵐山の立場を「ツライ」と考えていて。意識してなのか無意識なのかはわからないけど、他人の心情を慮った発言ができるってのがかっこよすぎる。”


■真木理佐

「時間を消費して妥協点を探るのが『話し合い』だからね」(26巻 228話 P110)

“真木理佐には無意味な会議ばかりの大人たちを一刀両断してほしい…”


■風間蒼也

「薄い所から解体(バラ)していけばいい まずは耳 足 それから腹だ」(6巻 46話 P64)

“風間さんと諏訪さんの関係を知った後に読み返した時の衝撃がすごかった”
「おまえの力が必要だ」(7巻 56話 P72)

“この言葉によって出来た菊地原との関係性が大好きだから”


■菊地原士郎

「ひっこんでなよ 弱いんだから」(6巻 46話 P51)

“可愛いから”

「追いつける気でいるんだ 傲慢だね」(2巻 105話 P163)

“一見刺々しく辛辣で牽制するような言葉に聞こえますが、彼なりの三雲への期待、激励、そして先輩はすごいよという純粋に尊敬する風間さんを立てるようなニュアンスがこのひとつのセリフに入っていてもう…「ワッッッ!」となりました。不器用な優しさが、彼の魅力だと思います。”

「……なんだ わかってんじゃん」(20巻 176話 P152)

“推し云々は置いておいても菊地原が不器用可愛いすぎるから”

「だから言ったじゃん 戦闘シミュはもうこれでいいって」(26巻 230話 P156)

“かっこよすぎるので”


■嵐山准

「ただ おまえとは違うやりかたで戦う人間もいるってことだ」(4巻 26話 P22)

“自分とは違う人はたくさんいて、他とは違う自分もいて、人と違うことは当たり前なんだと思うようになりました!自分と違う相手をリスペクトできるような人になれました。”

「反省は後だ まだ終わってないぞ」(4巻 29話 P87)

“これが当然のように出てくる所に、その状況下での最善策を取ろうとする姿勢が見えて、「この作品はもしやとんでもないかも知れない」と思い始めた一節です。そして後から木虎が反省をきっちり生かして、大規模侵攻やガラプラ防衛で対応してるのを見てから帰ってくると、「後でちゃんと反省できるし、する」ことが共通認識になってるからこその発言と分かって、遅効性で解像度が上がっていくようでした。”

「家族を亡くされた方もそうでない方も ここにいる皆さんの家族も この身がある限り全力で守ります」(16巻 142話 P173 )

“嵐山准という男が怖いです。作中の彼の言動ってたぶんどこを切り取っても公共の電波に乗せても差し支えないようなもので、それってつまり嵐山准は常にメディア向けのスイッチが入っている状態ってことだと思うんですよね。物語の外から眺めている我々ですら、スイッチの切れた嵐山を見たことがない、見せてくれない、そもそもオンオフの概念が彼自身にあるかどうかわからない。我々は嵐山准の上澄みしか知らない。嵐山のことをメディアを通してしか知り得ない三門市民と同程度の情報しか、読者には与えられていない。人間性がいまいち掴めない。感情移入の余地がない。『ボーダーの顔』がここまでのブラックボックスだと誰が予想できたでしょうか。私は嵐山准という男が怖いです。迅さんと並んで危険な命の使い方をしそうな二大巨頭。せめて同世代の友人や先輩くらいには愚痴を零せる人であってほしい……どうか自分を大事にしてください。”

「家族が無事なら何の心配もないので 最後まで思いっきり戦えると思います」(16巻 142話 P174)

“ペンチ野郎は主人公三雲修だけではないとわかり衝撃的なだったから。”

“三雲修の上位互換と思われる嵐山准を体現した台詞。最後までは最期までですか?と問い詰めたいです。あれだけ爽やかでイケメンなのに、サイコパスみたいな扱いを受けるのは、絶対この台詞のせいだと思います。そこが大好きです。”


■木虎藍

「私はA級 やるって言ったからには 絶対にやるのよ!!」(6巻 51話 P162)

“ベクトルが違うけど、木虎のプライドも結果を出すことにあるんだなって…”

「……あなた 親切されることに慣れ切っちゃったの?」(14巻 122話 P135)

“厳しい言葉の中の真の優しさが良い。あと自分も気をつけようと思う。”

「あなたが失敗したんじゃないわ むこうが対応したのよ」(15巻 130話 P110)

“こんなに合理的に前を向かせる台詞が世界にあるかよと思ったので”

“木虎ちゃんは今までの経験に基づいているからこそのこの考え方なんだなって感じるところが多いのですがその中でも特にそういう考えもあるなと驚かされたのでこのセリフを選ばせていただきました。”


■加古望

「その追尾弾(ハウンド)は…… 相手を動かすための追尾弾なのよ」(13巻 115話 P172)

“二宮さん(推し)の強さが象徴されていて好きだから”


■黒江双葉

「え〜? さっきごはん食べたでしょ」(SQ'24 4月号 240話 P351)

“クールでボソボソ喋る子みたいなイメージだったので、先輩の世話焼いてるところがギャップあって可愛かったから”


■三輪秀次

「他人(ひと)に縋るな」(9巻 75話 P108)

“ただ突き放す様な台詞にも聞こえますが、死に行くお姉さんを前に、なにも出来ずに人に頼った昔の自分と、キューブになった千佳ちゃんを人に任せようとした修を重ねて、自分の葛藤と共に三輪くんが発した台詞だから。”

「来たな馬鹿が それはもう知ってる 変化弾(バイパー)!」(9巻 79話 P182)

“個々の力を集結して勝つというワートリの魅力を代弁するセリフだから”

「「風刃」 起動!!!」(9巻 79話 P189)

“ワールドトリガーフィスティバルで改めて聞いた時に感動したので選びました!
ほんとは空閑遊真のセリフもセットで入れたかったです!”

「戦いの最中……? 馬鹿を言うな お前が上に出た時点でもう勝負はついてる」(15巻 131話 P137)

“カッコ良すぎるから”


■米屋陽介

「さあ好きにしろ! 殺そうとしたんだ 殺されても文句は言えねー」(2巻 16話 P180)

“軽く言ってるくせにガチそうな雰囲気もあってワールドトリガーという作品を表してる感じ”

“チャラチャラしたタイプのキャラだけど自分の言った言葉に責任を持つ感じがギャップでもあるしA級らしくかっこいいから”

「こっちは「部隊(チーム)」なんで 悪いな 米屋陽介」(7巻 60話 P166)

“乱戦になったあのランバネイン戦をその一言で締める米屋がカッコいい。チームだからこそもぎ取れた勝利感が眩しいし、すごくワートリらしい”


■奈良坂透

「あいつはいずれ 自分の部隊(チーム)を持つことになるんでしょうね」(27巻 235話 P85)

“関係性が伝わってきて好きだから”

4-3. B級隊員


■二宮匡貴

「東さんを指名します」(23巻 204話 P175 )

“この後ボロカスに言われる二宮が面白すぎるから”

「太刀川はだめだ 俺の部隊(チーム)に太刀川はいらない」(25巻 215話 P38 )

“試験中に私情を挟む二宮が面白すぎるから”

「お前 狙撃の才能だけで遠征に行くつもりか?」(27巻 235話 P92)

“三雲に直接話に行ったり、太刀川との言い争い?的な印象が強く、子供っぽいなと思っていたら、しっかり後輩の面倒が見れてて感動した。”

「けど俺は納得できてないんだよ あいつの口から理由が聞きたい それが俺の遠征の目的だ」(27巻 236話 P127)

“アツい漢二宮匡貴には痺れました”

“回想まで含めた全部を通してますます二宮さんが好きになったんですが、こんなことを思ってもらえる隊員ええな〜って思っいました(それが鳩原ちゃんにとってどうだったかはさておき)
もうさ?こんなこと言うならさ?二宮さん、鳩原ちゃんのとこまで、絶対に辿り着いてよ…?二宮さん…!鳩ちゃんに対面してちゃんと思ったこと言ってくれ…
本当にさ、この思いが報われないとかキツすぎるので…葦原先生…!体調に気をつけながらですが、どうぞゆっくりでもいいので、できるなら二宮さんと鳩原ちゃんのエンカウントまで描いてください…!
(以前どなたかの感想で、鳩原ちゃんに出会って、なんだかんだ二宮さんは鳩原ちゃんを許したりもう一度隊に戻るよう言ったりするかもしれないけど、多分二宮さんがどれだけ傷ついたかとか怒ったかって多分鳩原ちゃんは全部は気付けないだろう、みたいなのを読んだことがあって、あ“”“”“”“ーー!みたいな思いもあるんですが、報われて…!本当に本当に夢女とか恋愛対象の推しではないんですが、二宮さん好きになりました。)”


■犬飼澄晴

「出た ゾエの適当炸裂弾(メテオラ) これはうざい 犬飼澄晴」(13巻 110話 P97)

“アニメ初見で「これはうざい」の言い方が刺さり澄晴推しになったので”
「犬飼 了解」(13巻 111話 P100)

“どの隊にも言えることではあるんですが、高校3年生というまだ若く周りへの反抗心があるであろう犬飼が二宮さんに従っているという状況を表していてとても好きです。”


■辻新之助

「あっ ど…… ……かれさまです……」(20巻 178話 187話)

“この瞬間沼に落ちた”

「お待たせしました」(22巻 191話 P85)

“本当に "癖"”

「ほら もう会話が通じてない!」(25巻 220話 P145)

“イコさんにタジタジな辻ちゃんがおもろいから(その後フォローしてるところまで良)”


■影浦雅人

「知るか だまって死ね」(13巻 113話 P145)

“カッコ良すぎるから”

「どーだ うめーだろ」(19巻 163話 P5)

“自分のお店の料理をうめーだろ?っていうカゲが好き”

「あんたの『憐れみ』が刺さるんだよ」(26巻 236話 P121)

“このセリフとシーンが、ワートリの考察以外で一番考えさせられたから”


■仁礼光

「なるべく粘って死ね!」(13巻 111話 P100)

“お淑やかなオペレーターが多い中とても印象的でした。あの状況でベストな判断を短い言葉で光ちゃんなりにまとめていて好きなセリフです。流石影浦隊の指揮役だと思いましたm(_ _)m”


■生駒達人

「ヤバない?」(17巻 150話 P162)

“ヤバいやろ?ヤバない?のくだりがとても好きです。日常、いろんな場面で真似したくなります”

「おまえは雰囲気がイケメンやから何やっても許される」(18巻 154話 P65)

“続けて隠岐「むちゃくちゃ言うなぁ」 水上 「グズってるほうが好感度さがんで」まで続けて好き。葦原先生の言葉選びが大阪ネイティブの私にジャストミート過ぎる。違和感ゼロでキャラの魅力全ぶっぱに行ってるのが凄い”

「その動きは さっき見た」(18巻 158話 P137)

“推しキャラの台詞でとてもカッコいいからと、アニメでの小西さんの言い方がめちゃくちゃ格好良くて好きです!!”

「なんか外の風めっちゃ強いなと思ったら 俺の鼻息の音やった って話したっけ?」(21巻 184話 P126)

“鼻炎なのでめっちゃ共感した。生駒達人(推し)のセリフを考えたら真っ先に浮かんだ。”

「待て待て待ってくれ なんかむこうの太刀川さんの剣が伸びて来よんねん 「センクウ……コゲツ」……!?」(25巻 218話 P89)

“ちょっと面白すぎるから”


■水上敏志

「行けるでしょ 水上敏志」(18巻 157話 P113)

“水上のは竹田さんの演技が好きです
心外だと言わんばかりのあの声色に、隊への、生駒さんへの信頼が詰まっている”

「ほな よろしくお願いします」(25巻 215話 P47)

“水上敏志のヤバさを物語るセリフだから”

“怖すぎ、生駒隊の底知れなさの凝固した部分”

“ほなよろしくお願いしますで情緒が狂った
それまで(水上さんの盤面コントロール力が凄いことに気づいてるのはぼくとヒュースくんだけなんだよな……)とか(水上さんが文章を削除してる! 目立って嬉しい)とか思っていたぼくはこの日を境に彼をフルネームでしか呼べなくなりました
水上敏志………………”

“2023年のワフェスにて、竹田海渡さんの声で聴けて幸せでした😇お陰様で水上と竹田さんに落ちました。”

「なんでや この面子ならいけるやろ」(26巻 228話)

“私も言われたい。水上の人柄が出てる。照屋ちゃんを納得させるのに絶対必要な一言。”

「俺が「1人でやる」って言ったら 照屋ちゃんすぐに納得した? せえへんやろ?」(26巻 228話 P109)

“照屋のこと幼女みたいに思ってそうな言い回しだから”


■隠岐孝二

「おれ一人っ子なもんで 雨取ちゃんみたいな妹がおったらなーて前から思ってたんですよ」(19巻 163話 P53)

“好きというより気になって仕方ないセリフ 一人っ子に「孝二」という名前はつけないと思う 胡散臭い!”

「うそやん」(22巻 190話 P72)

“合成弾から逃げた先で辻ちゃんが待ち構えてたことに対する「嘘やん」ですが、個人的にはハウンド(本当は合成弾)の避け方からしてかなり隠岐は慣れてそうなので、自分に合成弾を使った上辻ちゃんまで保険として置いていたことに対する「嘘やん」なのではないか、と想像して勝手に楽しくなっています。”

「別に昨日もぐっすり寝れたけど ええ順位で終わる夜は気分ええなあ」(25巻 222話 P186)

“いい奴すぎるから”


■南沢海

「複数部隊で1人を囲むの 好きじゃないんですよねー」(21巻 187話 P175)

“水上の方針に対して異議を唱えるような言動に、スカウト組の中に最年少で一人交じれる強さを感じたから。”

“南沢海という人間のらしさが全面にでてるから”

「……任せろ!」(25巻 218話 P100)

“南沢海だから言える言い回しと思った”


■細井真織

「ややこしく考えんと できる人がやったらええねん」(26巻 224話 P20)

“生駒隊は一見雑に見えていても、ちゃんとその中で役割を分けているんだなとはっきり判れる台詞だと思うし、いつもイコさんに厳しいツッコミを入れてくるマリオの台詞だからこそ味が深い。”


■王子一彰

「玉狛第二のオッサム」(17巻 151話 P171)

“上記だと「セリフの語感や言い回し」が近いですが、当日Twitterのトレンド入りを恒常化させたオッサム呼称の功績は大きいと思います。”

「生駒隊の対策は…………いる?」(17巻 151話 P177)

“アニメでのこのシーンの顔面がかわいいから”

「ちっ……!」(18巻 157話 P118 )

“昔の尖り方が出てて好きだから”

「冷静にかわして一点獲ったオビ=ニャンがえらい ってぼくは思ったね」(22巻 191話 P80)

“王子の感情を切り離して場面を俯瞰して見られる思考が垣間見えるから。”

「終わってみれば「その手があったな」って 思うのに なんで 予想できなかったんだろう…… これはちょっと試合を通して振り返ってみたいね」(22巻 196話 P187)

“これぞワールドトリガーという漫画を象徴してる感じが好き!あと王子が三雲のプランを当てれる自信が滲み出ててこいつはよぉ。となります。”

「遠慮ってものがないよ」(23巻 204話 P17)

“推しキャラの中でと思って選びました。おもしろくて好きです。”


■蔵内和紀

「早く行け」(23巻 204話 P168)

“王子隊の2人の仲の良さを感じる”


■樫尾由多嘉

「う〜ん…… 王子先輩もこういうことは時々あるので……」 (26巻 228話 P104)

”普段の王子隊の様子や、樫尾が王子の無茶(?)に慣れてしまってるのが想像できて楽しいから”


■東春秋

「「勝てる戦い」にしていこう」(13巻 110話 P80)

“指揮を上げる場面でおおよそ大学院生から出たとは思えないセリフ。勝ちに行く、勝とうなどではなく、あくまで勝利の可能性を広げることに焦点を置いているのが秀逸。勝利は約束されるものではないし、それを踏まえて努力を重ねる姿勢に憧れる”

「自分のことは無頓着だが 他人のことは背負い込む…… アンバランスだな……」(20巻 177話 P176)

“三雲修のことを人格で評価するモノローグだから。”

「……見守るだけが俺の役目じゃない か……」(25巻 221話 P161)

“完璧だと読者さえも思う東春秋にまだ成長できる部分があり、それに本人も気付けたセリフだから。”


■那須玲

「素直な動きね」(12巻 102話 P101)

“ゲームしてるときとかに相手を手玉にとった時に呟くことで楽しくなれるから”


■弓場拓磨

「……よく来たな 空閑ァ」(21巻 180話 P53)

“推しキャラが初めて発した言葉だから”

「……払い過ぎだぜ 空閑ァ 釣り銭だ」(21巻 181話 P69)

“推しのセリフですが、弓場さんを好きになる前にこのセリフに出会ったとき、強面ながらキッチリした性格なんだ、悪い人ではないと思ったし時代劇や任侠を思わせる言い回しで好きなセリフだから”

“生身の弓場さんをみて、そのギャップで弓場さんに落ちる前、最初にこのセリフを読んだときから、損得きっちりしてる、公平な一面と、それを「払い過ぎ」と表現する弓場さんの言い回し、セリフ自体が好きでした。もともと時代劇とか西部劇とか好きなので、とても久しぶりにそういう匂いのセリフ見た!ってテンション上がりました。”

「あいつァキッチリ仕事をした 俺が日和るワケにゃいかねェーだろが あァ!?」(22巻 191話 P83)

“弓場の帯島への愛情と信頼が表れていてぐっとくる。”

「泣いた分だけ 強くなれよ」(23巻 199話 P74)

“推しの普段厳しい口調から出る真の優しさが現れてるような気がします”


■外岡一斗

「仕留めらんなかったんでなんとも……」(22巻 188話 P11)

“おだやかな雰囲気だけど、獲物を狩るような生粋の狙撃手としての言い方が好き。”


■来馬辰也

「人型近界民(ネイバー)に比べたら…… ……那須さんなんてかわいいもんだ!」(12巻 102話 P97)

“このセリフで来馬先輩に落ちました。”
「真正面からでも 結果を出せば ぼくたちもちゃんと 評価してもらえると思うよ 「裏技」だけじゃ組織は回らないと思うし……」(24巻 231話 P178)

“こんな上司のもとで働きたい…!”


■村上鋼

「犬型……」(15巻 126話 P44)

“格納庫戦直前の村上くんのセリフなんですが、絶対ココ犬苦手な荒船が脳裏にいるだろ‼️ってなるので大好きです。𝓣𝓮𝓽𝓼𝓾𝓳𝓲 𝓐𝓻𝓪𝓯𝓾𝓷𝓮……”

「ヤケドするなよ」(19巻 163話 P58)

“推しの優しさがふつふつと伝わるセリフだから”

「至らないことがあったら すぐ『学習』するから言ってほしい」(24巻 207話 P65)

“ずっとサイドエフェクトで大変な思いをしてきた鋼くんが、自分から前向きにサイドエフェクトを利用しようとする発言だから”


■荒船哲次

「噛み付かねーだろな こいつら 俺は 犬 嫌いなんだ」(14巻 124話 P185)

“初見時犬好きそうなのに!?!?ってなったのと、犬嫌いになったきっかけを知った後犬からケツを守りながら犬ぶった斬ってた荒船さんにメロったから”

「チビちゃんが心配なら 自分で行って自分で守れ(19巻 163話 P66 163話)

“アニメでお好み焼き食べながら恋愛相談してる時に荒船さんが現れて話はだいたいわかったと言ったところで帽子を被り直すところがあるんですよ、その時帽子被ってないのに、癖で、好きです。”

“荒船哲次が最高にいい男だったから”

“荒船さんの性格が滲み出てるから”

「好きにやりゃいいだろ 水上が隊長だ」(25巻 222話 P179)

“水上への信頼と自分と今ちゃんへの信頼自信が無いと発せられない言葉だから。人生で1度は言ってみたい。”


■香取葉子

「アタシらが組めば楽勝だわ!」(17巻 144話 P47)

“好きな2人を象徴するシーンだから”

私もワールドトリガーで多分いちばん好きなセリフなので好きな人がいてうれしいです!
2万回泣きました。


「自分たちが主役みたいな顔しちゃって…… 」(17巻 144話 P47)

“ワートリはみんなが主役と気付かさせてくれたので”

「この一瞬が…… 勝負!!」(17巻 145話 P62)

“あの状況でこの気概と瞬発力がかっこいい!葉子ちゃんらしい!”

「ムカつくんだよ玉狛!ポッと出の新顔のくせに!」(17巻 145話 P86)

“あそこまで負の感情を爆発させるキャラクターが珍しいので”

「う○こ う○こう○こ」(26巻 225話 P35 )

“漫画読んでるときに面白すぎたから”

“終わったカトリーヌがおもろい”

「やるじゃん」(26巻 230話 P158)

“ミューラーはこういうところを好きになったのか! と、納得したため”


■染井華

「……うちの屋根より 葉子の家の屋根のほうが軽そうに見えたから……」(17巻 144話 P44)

“理由は分からないけれど、心に残っているから。”

「大丈夫 悔しいって思えるなら まだ強くなれるはずだから」(17巻 145話 P88)

“華さんだからこそ出るこの言葉の重みが好き。あと純粋に意味が好き”

“今まで要領の良さだけで切り抜けてきたが、初めて努力なしには乗り越えられない壁に直面し、プライドが傷つき自暴自棄になってしまっている葉子をその大きな原因となったスパイダーを使うようにまでさせたのは、2人の関係性だけでなくこのセリフの持つ重みがあってこそだと思ったから。”

“カトリーヌと似たような挫折経験があるので、すごくこの言葉が自分に刺さりました。”

「……言ったでしょ? わたしがしたくないだけ」(26巻 225話 P48)

“香取隊の関係性が大好きです”

「たぶん やる気出てると思う」(26巻 230話 P158)

“華さんと葉子ちゃんの友情が感じれるから。お互いのこと分かりきってる感じが最高だから。”


■諏訪洸太郎

「大当たりだぜ」(11巻 89話 P14 )

“この瞬間に諏訪に完落ちしたため”

「だから もしおめーが足引っ張ったとしても それは計算の内だからへこむなよ」(24巻 213話 P188)

“諏訪さんのギャップにやられた一言です。隊長としての責任の果たし方がすごく好きです”

“社会人には沁みるセリフです…リアルで落ち込んだ時に諏訪さんが上司ならと思います…”

“諏訪洸太郎の人間ができすぎているため。”

「(ミスは)デカくなる前に対処すんのが大事なんだよ」(24巻 213話 P191)

“働いてると、頷きしかない”

「あとは 手に負えねーと思ったときは早めに俺に振れ」(24巻 213話 P192)

“これを読んだ時「なんて頼りになる上司なんだ!」と思うと同時に彼のような人間がこの世に存在しないということに気がつきため息をついてしまったから”

“諏訪さんの性格がよく見えるセリフだからです。”

「一先ず 全員でソフト確認してくぞ」(27巻 237話 P159)

“「一先ず」の発音が漢字なのが諏訪さんっぽさが出ていて好きです!!”


■小佐野瑠衣

「アイアム まあまあアホ」(24巻 206話 P28)

“このシーンで初めておサノがえっちだと気がついたので……鱗滝さんにビンタされてきました。”


■柿崎国治

「負けてやるつもりはねえ」(16巻 142話 P187)

“ネトフリで一気見したアニメワールドトリガーシーズン2第6話、見終わった時呆気にとられて何も言えませんでした。柿崎国治の善性も覚悟も、この回で語られた回想の嵐山准とは種類が違いすぎる。以来柿崎と嵐山が同じ空間にいるのを認識するたび胃がキュッてなります(ROUND8の時とか)”

“大きな理由は、好きなシーンを象徴するからです。ラウンド5は比較的お気に入りです。柿崎隊の地道に頑張る姿勢が大好きです。このセリフの基になった文香ちゃんの「でも、負けてやるつもりはないですよね?」という鼓舞する台詞があり、泣けます。アニメでの演出がよかった。サントラとのマッチな感じとか。”


■漆間恒

「はぁ? そんなんじゃねーよ 別に何でもいーだろ」(26巻 226話 P71)

“漆間…わかりやすいウソつくね…!って感じで良いです(※おおきなおくち)”

「期待してんだよ」(27巻 238話 P184)

“茶目っ気があって好き”


■六田梨香

「漆間くんがそういうことするのは たぶんわたしのせいだから……」(26巻 229話 P139)

“くわしく!六田さんそれもっとくわしく!という次の展開への期待を込めて!”


■藤沢樹

「東さん退がってください! オレたちが足止めします!!」(7巻 54話 P36)

“足止めという自分たちでは倒せない事が分かっているからこそ出る言葉。そして、東さんが生き残れば勝てるかもしれないという東さんへの信頼感が分かるため。”

4-4. 上層部・ボーダー関係者


■城戸正宗

「やんちゃ小僧が……」(8巻 70話 P183)

“読んだ瞬間に受けた衝撃を今でも忘れられないから。あの城戸司令からあの忍田本部長へ向けられるセリフとしての破壊力たるや。本編で描かれない旧ボーダーの過去を感じられるセリフ。”

「……なるほど ……わかった 御苦労」(10巻 81話 P47)

“もっと良く出来たのではという虚しさ”

「我々は今まさに「戦力」を求めている それは前線で戦う隊員であり 隊員の援護を担う職員であり 組織を支える母体となるこの都市そのものだ 従来の防衛活動及び奪還プロジェクトへの市民の理解と参加を期待する 以上だ」(10巻 85話 P120)

“戦意高揚演説が好きなので”

「……そうか君たちはこの場合 「将来を見越してたかが32人は見捨てるべき」という意見だったな」(10巻 85話 P119)

“本心では怒りと無念さが溢れてるのがわかる”

「若者たちの未来に 幸多からんことを……」(23巻 199話 P66)

“若者たちを指揮し、彼らに未来と安全を保たせる責任を預ける立場でありながら彼らの未来に心を馳せる矛盾に城戸さんの人間らしさを感じる、”

“彼の全てが詰まってると思います。
司令は掘り下げれば掘り下げた分だけ善人レベルと可哀想レベルがアップするので、どんな気持ちで言ってるか考える度、毎回新たな気持ちで泣きます。”


■忍田真史

「その場合は 私が出る」(6巻 46話 P58)

“ノーマルトリガー最強は伊達じゃない”

「慶! おまえの相手は新型だ。斬れるだけ斬って来い」(6巻 48話 P96)

“作戦行動中に下の名前呼び!?本部長が!?って驚愕したからです”

“忍田さんが太刀川さんを呼び捨てにしてるところが2人の関係性が見れていい。あと、「斬れるだけ斬ってこい」って所は太刀川さんへの信頼がみえる。”

「……時と場合による」(27巻 234話 P59)

“忍田さんの過去の苦労が垣間見える”


■根付栄蔵

「組織の評判を守るのは我々の仕事だ」(20巻 176話 P162)

“とくに誰かを責めるわけでもなく自分の役割をわかってるのが良いです”

「立場的にあまり特定の部隊(チーム)に肩入れしないでほしいねえ 東隊長」( 20巻 177話 P173)

“これを言われる25歳大学院生一般隊員って何者?という面白さ”


■鬼怒田本吉

「研究室(ラボ)は放棄してかまわん!いいか絶対に死ぬなよ!!」(8巻 65話 P80)

“心理描写の少ないキャラクターの人間性を短い台詞で端的に表し、キャラクターの株を押し上げる先生の手腕に感服したから”


■唐沢克己

「やっぱりきみはヒーローだよ」(10巻 85話 P125)

“この流れが好きです!!唐沢さんの修への愛(?)の強さと修の無自覚ヒーロー具合がまとめて分かる名シーンです!”

「でもそれはきみたちの利得だ 我々の利得じゃない 今は 彼の加入がボーダーにとってどう得になるのか ……という話をしている」(17巻 148話 P119)

“仕事する時にいつも意識していたことなのでとても共感出来る台詞でした。
一見論理的で筋が通っているように見える意見でも、その理屈が成立するかは立場や視点によって変わってきます。
なので、相手の立場に立った時にこの意見がどう映るかを注意せねば、と常々考えていました。”


■ボーダー隊員

「○○隊 現着」(6巻 44話 P21他)

“組織として戦っているというのを感じられて、とても好きです。”

「了解」(15巻 128話 P84他)

“みんなかっこいい。”


■空閑有吾

「法律(ルール)ってのは世界を回すためにある おまえを守るためじゃない」(1巻 2話 P80)

“自分が当時ルールや法律に抱いていた疑問や納得のいかないもどかしさを解消してくれたから。”

「その3 「親の言うことが正しいと思うな」」(3巻 18話 P31)

“自分も親になって、その通りだと思うから”

“その前にもいくつか教えを説いておいてでも最後にこれをもってくることで押し付けがなくなるし、親自身が親のことを正しいと思うなと言えるのは達観しているしおもしろいと思ったから。”

“子に教えることとして完璧すぎる”

“子供の頃これが分からず思い悩んだこともあったなと。きちんと自分で考えて、自分の責任で、自分で決められる人になりたいと思い直させられます。華ちゃんの「将来親の言うことがはずれた時に親のせいにしなくてすむように」という台詞も、同じ理由で好きです。”

4-5. アフトクラトル


■ハイレイン

「ヴィザが敗れた……?信じられん……」(9巻 79話 P173)

“これはただのきっかけのセリフだけど、後々のヒュースの「誰に剣を教わったと思っている」とか、ヴィザ戦を見返すなりなんなりして、色々加味してやっと「え、ヴィザってこんなに強かったん!?遊真くんの勝ち方は初見殺しだったのか……」って気づく最高の遅効性。ヴィザ戦、次はなさそうだぞ……?2回目があったらどうするんだ……?気になる。普通に戦ったら、サシで勝てる人はいなさそう……じゃない……?”

“ハイレインの慎重さを知った後に見ると、ヴィザのやばさがより分かるセリフ。 ワートリの象徴、遅効性SFをもろに感じられるセリフだから。”

「……俺のやり方は厭わしいか?」(10巻 84話 P43)

“個人的にどのキャラを推しているかで解釈が分かれる台詞に感じる為。個人的には家族に嫌われたかもしれない不安から出た台詞に聞こえた。ボーダー側に比べ比較的台詞数が少ない中で本人の人間性を示す貴重?な台詞である為”

“前述の「艇が広いな」に続くセリフ。本人の好きな「家族」である弟に嫌味じみた発言をされ、聞いたところであの状況では肯定しかできないにも関わらず意図を聞き返さずにはいられないハイレインの根暗さが滲み出ている!”


■ランバネイン

「エネドラは死に ヒュースを捨て 帰り道は艇が広いな!」(10巻 81話 P42)

“兄への嫌味とも本人特有の無神経発言とも取れるセリフ。このセリフによって一気に艇の中の空気感が悪くなる感じが好き。”


■ヴィザ翁

「(はて……有利な相手 不利な相手なら覚えがありますが)真に己より強いか弱いかは 勝負決して後 判ることでありましょう」(9巻 77話 P130)

“強者同士の戦闘ならではの緊迫感や経験値を象徴するセリフ 遊真が受けて発する「なるほど」と合わせて大好きです”

“強いやつのセリフだ!!!!(説得力”

“強者だからこそ言えるセリフだなと思った”


■ミラ

「とても悲しいわ 昔は聡明で優秀な子だったのに」(9巻 72話 P37 72話)

“エネドラとの関係性がうっすらと表されているだけでなく、仲間を殺すことを「悲しい」で片付けるミラの淡々とした性格が現れていて深い!”

4-6. セリフ以外や、複数セリフへのコメント

"ベイルアウト!!"って叫びたくなる時があります。”

“セリフではないのですが、遠征試験中に王子が太刀川さんが優秀な成績を取ってるイメージが湧かない、というセリフに対して「わかる」「たしかに」「まちがいない」のコメント(評価)がテンポが良くて好きです。”

“セリフでは無いが穂刈構文の倒置法はおもしろくて好きです”

“たぶん生駒隊の会話は全部好きです!すいません!!!”

"あと自分の名前プラス「了解」が好きです”

“推しキャラというわけではないけど、木虎ちゃんのセリフは大体好きです”

“ナイスキルとコソ練した?で友達をワ民にしました。”

“キャラではなく葦原大介先生のセリフ(?)ですが、カバー裏茜ちゃんの紹介文の「基本的にこいつは何も知らない」が1番好きです。”

“全キャラクターの発言ですが、「トリガー起動」もかなり好きです。これがあってこそワールドトリガー、という気がします。”

“言ってしまえば迅さんが発する言葉全てが大好きです。幸せになってくれればそれで私も幸せです。”

“二宮匡貴、おもしれ〜男”

“やりとり的には、ガロプラ戦の指揮系統を巡る二宮・加古の会話も好きです。基本的には好き勝手喋る人たちの会話が好きなのですが、最近のうそつきブロッコリーが意図して話を共有しない展開に気が狂いました。もともとうそつきブロッコリーなんて嘘つきでないはずがないのですが、あんな…あんな………”

“信頼関係ができていて何でも言えちゃう(言っちゃう)セリフと、信頼関係は二の次で利益率の高さを目指すセリフが刺さります。ワールドトリガーはどちらも効率良く摂取できるのでありがたいです。”

“カトリーヌ最高だぜ!”

“それはそうと21歳組のダラダラ会話ポッドキャストはまだですか"

“推しはたくさんいるはずなのに太刀川慶に偏りました。発する言葉が真っ直ぐなのに的を得ていて大好きなのかもしれません。自分でも意外でとても楽しかったです。ありがとうございました。”

“末期症状起こして「荒船哲次」や「𝓣𝓮𝓽𝓼𝓾𝓳𝓲 𝓐𝓻𝓪𝓯𝓾𝓷𝓮」の文字を見るだけで動悸が起こるようになりました。しんどい。好きだよ𝓣𝓮𝓽𝓼𝓾𝓳𝓲 𝓐𝓻𝓪𝓯𝓾𝓷𝓮……。”

“辻新之助どもりシリーズも好きです”

“南沢の全ての言葉に2万票入れたいです”

“自分の推し3人を挙げました。個人的には三雲修が大好きです。4人の主人公の中で一番能力も出自も平凡なはずなのに、何であんなにアレ何でしょう。修を見るたび、正義とは何かを考えてしまいます。これほど最弱で最強なキャラは他に知りません。三雲修だけは幸せを願う必要が無いというか、こちらでは三雲修の幸せを定義出来ないと感じてしまいます。メンタルの強さを見習いたい。”

“まじ雨取千佳の守ってあげたくなる見た目からは想像の出来ない、身近な人にしかまだ伝わっていない心や芯の強さ、激オモ過去ながら実はポジティブな性格が現れたセリフが好き過ぎる”

”王子先輩のあだ名が全体的に好き"

“推しは来馬先輩(鈴鳴第一箱推し)・エネドラ・城戸さんですが、名言が多いのは太刀川さん・諏訪さん・那須さんetc...なイメージがあります。"

“木虎ちゃんのセリフも好きなのいっぱいあります!!!”

“好きなセリフと言うか、好きな言い回しの話になりますが、ヒュースが、相手に対して意見を言うとき、(ラウンド4を観戦中)「ヨータローには悪いが、他の部隊に比べてタマコマは…」(入隊後、ソロ戦してスカウトされたとき)「誘ってもらって悪いが、…」と、頭ごなしに、否定してないところに育ちの良さを感じます。”

4-7. その他のコメント

“全て名言”

“ワートリ、語感もキャラ関係も素晴らしすぎる。”

"好きなシーンは2万個思いつきました!
厳選するのが大変。"

“セリフそのもののカッコ良さよりはそこに至るまでの道のりを感じるシーンのセリフを好きになりがちです。
必要な情報をきちんと提示してくれる作品だから、自分の感情がキャラクターと寄り添えていける気配りを感じます。
そこが私のワートリが好きな理由でもあるので、結果としてこのようなチョイスになったのかなと思います。"

“セリフ一つ一つが持つ説得力がヤバいのでただ会話してるだけでも面白いのがワートリの魅力ですよね”

"他にも色々あって、とてもじゃないけど3つに収まりきりませんです!
好きなセリフ改めて確認するために、1巻から読み返します。それでは。"

“ワートリは読んだ直後にゾワッとくる台詞もあれば、先で知る関係性が分かったり、時間が経った後に読んだりしたらグッとくる台詞もあってほんまに遅効性です(´ω`)”


“ワートリはEQを高めてくれる名言が多い漫画だと思います。その言葉の意味に気付けるだけで人として成長できたのではないかと思えるような名言が散りばめられた作品だと私は思っています。”

“ワートリはほんとにこれ一人の人間が考えてるのか····?ってくらい色々な角度からの言葉があって大好きです!”

“ワートリはどの台詞もキャラの性格や関係性と無関係ではないのでひとつの台詞から広がる推しの人間性が沼ですね”

“ワートリは本誌や単行本で読んでからアニメを見ると、そうだったのか〜ってなることが多くて多方面から楽しめるところが本当に楽しくて大好きな作品です。もっと広まって欲しいですね!!!!!”

"推しは確かにいるけど、好きなセリフって言われるとわりと別シーンから出てくるし、推しだから好きなセリフという訳でもないんだなって面白かったです!”

“穂刈です、推しは”

“個人的には推しが言うから好きというよりはセリフから(シーンもあると思うけど…)好きになることが多いです。諏訪さんも元々うるさいあんちゃんだと思ってたけど「来いよミスター…」で内なるいにしえ乙女が完全に落ちました。唐澤さんも元々タイプですが「ヒーローにも反撃の…」のムーブメントで一気に彼を好きに。ラグビーのセリフは中でもお茶目で好きです。 キャラクターをより魅力的にするセリフ回しで息を吹き込む葦原先生は本当にすごいですよね。”

“他にも好き・印象的なセリフはたくさんあるのですが、改めて自分がワートリのどこが好きなのかを考える良いきっかけになりました!多分自分で考えて自分の意志で行動すること、そした勝負の世界のシビアさを象徴する部分が好きなのだと思います”

“名言が多すぎて覚えきれないです!!笑”

“"あの、めっちゃ好きな台詞あって選ぶために結局全部読み返したことを報告します。いつか台詞でどこら辺の話か当てようクイズしてみたくなりました。”

“どうか迅悠一が救われますように!”

“結論 ┊︎ ワールドトリガーは全てがおもしろい。”

“好きなセリフ多すぎます…!!!!推しのセリフあんまり入れられんかった、ワートリの「「「信念」」」が好きすぎて……”

“ワートリってなんでこんなに面白いんだろうって読むたびに、アニメ見るたびに思えるからほんとすごい。読む時も見る時もいちいちキャラクターのセリフに悶えてる。”

“その日の気分で大きく好きな言葉が変わる可能性があります。キャラの関係性を表す言葉が好きです”

“これからも大規模侵攻に気をつけて、お身体に気をつけて楽しくワ民やってください。てかやりましょう。”

“林藤支部長の戦闘シーン見せて欲しい…”

“セリフ単体というより、一連の流れと物語に描かれていない背景も含めて好きなシーン、セリフが多い作品という印象です。楽しかったです!”

"基本的に原作を読んでいる時から好きなセリフですが、アニメになって声がついたおかげでより刺さるようになったセリフもあり、様々な形で味わえるメディアミックスってありがたいなぁ、って遊真の「そこか」はマジで淡々と敵を処理する傭兵感しか残っていなくて、そら恐ろしく感じられるのでとても好きです”

“改めて振り返って、また、セリフの好きな理由を考えることで、好きが増しました。”

“"ワールドトリガー名言多すぎますよね!!独特の言い回しとか、その場にあった最適な表現とか、実は伏線だった……とか!!”

"最推しは緑川駿くんですが、意外にも好きなセリフは他の人物のものだと気づきました。いつの間にか彼らの年齢を超えてしまった私ですが、場面ごとにそれぞれの青春があって、読み返すと自分が体験したかのような気持ちになります。今回選んだ3つが全て負け(失敗)から成長するという、子供にも大人にも寄り添ってくれるセリフだなと思いました。”

“セリフ全部言わせてるのは葦原先生に他ならないので、もしかしたら最推しは葦原大介なのかもしれない…。"”

"3つに絞れるはずもなく、でも、悩みぬいて、悩みぬいて、再度読み返して大号泣しながら入力しました。"

5. おわりに

さて、今回も大ボリュームのアンケート報告となりましたがいかがでしたでしょうか?

ワールドトリガーの数々の魅力的なセリフが「どんな理由で」好かれているのか、どんな理由で人気があるのか、調査すべく開催させていただいた今回のアンケート。皆様からの想像をはるかに超える様々なセリフへの想いをお寄せいただき、私自身、途中何度も涙腺を崩壊させ腹筋を割りつつ、楽しく拝見させていただきました。

フォーカスされることの多いいわゆる「名言」から何気ない日常のセリフまで、バラエティ豊富なセリフに色々な思い入れや解釈があり、改めてワールドトリガーという作品の、細部まで作りこまれたセリフのすばらしさと、ファンの皆様の作品への大きな愛を感じました。

特に、「好きなセリフが多すぎて選べない!」という方が本当に多くいらっしゃったこと、また多くのセリフの「好きな理由」として「ワールドトリガーらしさ」が挙げられていたことから、ワールドトリガーという世界観・概念の確立と、ファンの皆さんがとにかく「ワールドトリガーという作品そのもの」が好きなんだ、という想いが伝わってきました。

素敵な作品を、素敵なファンの皆さんと一緒に応援し、楽しめていることが本当に幸せです!

ワールドトリガーも、葦原大介先生も、ワールドトリガーのオタクたちも、みんなみんなだいすきだーーーーーーーーーーーー!


改めまして、今回アンケートにご協力いただきました皆様、そしてファインプレーを連発してくれた蒼ちゃんをはじめ、Twitterやスペースにてセリフ特定作業にご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました!
そしてここまでご閲覧いただきありがとうございました!

あんり【ワ🔰】(@vihopper_spd)

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