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[前編]ヴィガノ大司教による演説「グレート・リセットと新世界秩序について」(2021年8月28日)

【編集者注】
教会には、勇気ある司教たちが暴君や悪しき支配者に立ち向かい、その邪悪さを糾弾してきた長い歴史があります。教皇グレゴリオ七世(在位1073~1085年)は、ドイツ【神聖ローマ帝国】の皇帝ハインリヒが教皇の権限を奪って司教を任命したことを糾弾し、破門しました。教皇イノチェンチオ三世(在位1198-1216年)は、邪悪な暴君のイングランド王ジョンを非難しました。教皇聖ピオ五世(在位1566-1572年)は、カトリック信者を殉教させ、迫害した「血まみれのベス」エリザベス一世の退位を宣言しました。カンタベリー大司教の聖トマス・ベケット(1118-1170年)は、かつての友人であった王ヘンリー二世がイングランドの教会の自由を攻撃したときに、王を糾弾しました。

残念ながら、現教皇をはじめとする今日の位階階級のほとんどは、私たちの中の悪を糾弾しません。彼らは悪に協力し、悪に媚び、悪を助長しているのです。しかし、少なくとも一人の使徒の後継者(司教)は、十字架から逃げていません。彼はしっかりと立ち上がり、現代の邪悪な支配者たちを糾弾しています。カルロ・マリア・ヴィガノ大司教は、徹底的に文書化した、刺激的なテキストを作成し、教会と国家の現在の危機を分析しました。彼はまず、新型コロナウイルス感染症という現象を利用することの偽善と狂気について述べています。彼は、(世俗および教会の)世界の指導者たちの行為が、健康を守るためではなく、抑圧するために設計されていることを示しています。

LIBERA NOS A MALO
われらを悪より救い給え

グレート・リセットと新世界秩序に関する考察

「ルチフェル[悪魔のかしら]への礼拝行為を実行しなければ、
誰も新世界秩序の一員にはならないだろう。
ルチフェルの入門式を受けなければ、誰も新時代に入らないだろう。」

デヴィッド・スパングラー
(国連地球イニシアティブプロジェクトディレクター)
『キリストに関する考察』Reflections on The Christ, Findhorn, 1978

この一年半以上、私たちのほとんどがもっともらしい理由をつけられないような一連の矛盾した出来事を、私たちは、なすすべもなく目撃してきました。パンデミックの緊急事態が特に明らかにしたのは、名目上は伝染を抑えることが目的であるはずの措置が持つ矛盾と非論理性でした。都市封鎖、外出禁止令、商業活動の停止、公共サービスや授業の制限、市民の権利の停止などです。

しかし、これらの措置は、相反する主張によって、効果がないことを示す明らかな証拠によって、同じ保健当局側の間の矛盾によって、日々否定されています。世界中のほぼすべての政府が、約束された結果を得ることなく実施した対策を列挙する必要はありません。実験的に開発された遺伝子血清が地域社会にもたらすとされていた利点、とりわけウイルスに対する免疫と新たな移動の自由に限って考えてみると、私たちが発見するのは、イタリアのマリオ・ドラギ首相をはじめとする世界の指導者たちが「ワクチン接種を受けた者は生き、受けなかった者は死ぬ」と宣言したにもかかわらず、「ランセット」誌(こちら)に掲載されたオックスフォード大学の研究が、2回のワクチン接種を受けた者のウイルス量は最初のウイルス株の251倍である(こちら)、と言っていることです。

遺伝子血清の副作用は、巧妙に偽装されていたり、意図的に国の保健当局に登録されていなかったりしますが、ワクチンを接種することの危険性と、私たちが間もなく直面しなければならなくなる市民の健康への不安に感じる未知な部分を裏付けているようです。

科学から科学主義へ

医学の技術(医術)は科学ではなく、経験と実験に基づいて、その都度異なるケースに科学的原理を適用するというものですが、緊急事態の名の下に、慎重さを放棄したかのように思えます。緊急事態は、医術を一つの「宗教」(実際には科学という宗教です -- 宗教ですから迷信に近い教条主義をまとっています -- )の司祭職のレベルにまでもち上げました。この「カルト」の「役務者たち」は、「不可触民」のカーストとしての役を買って出ており、自分たちの主張が事実の証拠によって否定されても、一切の批判を免除されています。2020年2月まで普遍的に有効であると考えられていた医学の原則は捨てられて、即興的なものに取って代わりました。それは、パンデミックの最中にワクチン接種を勧められたり、役に立たないのにマスクを義務づけられたり、信じがたい距離を恣意的に強制されたり、有効な薬による治療を禁止されたり、通常の安全プロトコルに違反して実験的な遺伝子治療を強要されたりするほど恣意的です。

そして、新型コロナウイルス感染症「宗教」のための新司祭がいるように、新たな異端者、つまり、新たなパンデミック「宗教」を拒否し、ヒポクラテスの誓いに忠実であり続けようとする医者たちもいます。ウイルス学者やその他の多かれ少なかれ肩書のある科学者を包んでいる「不可謬性」の権威のオーラは、彼らの利益相反や製薬会社から受けたかなりの金銭的利益があるにもかかわらず、疑問視されるべきであるとは思われないこともまれではありません。しかし、このことは、通常の条件下であればスキャンダラスで犯罪的なことでしょう。

多くの人が理解できないのは、定められた目的と、それを達成するための手段 -- これは常に変化する方法で採用される -- との間に矛盾があることです。スウェーデンで、都市封鎖やマスクをしないことが、人々が家に閉じこもっていたり、小学校でさえもマスクをしていたりする国々よりも感染率が高くならなかったとしても、この要素は対策の効果がない証拠とはみなされません。イスラエルや英国で大規模ワクチン接種をしたことが、感染を増加させ、感染の毒性を強くしたとしても、その国々の例は他の国々の統治者にワクチン接種キャンペーンに慎重になるよう導くのではなく、むしろワクチン接種の義務性を評価するように促しているのです。イベルメクチンや高免疫血漿が有効な治療法であることが証明されたとしても、それを承認するには、ましてや推奨するには不十分です。このような不合理さを疑問に思う人々は、結局、判断を控え、新型コロナウイルス感染症の「司祭たち」の宣言を一種の信仰主義的に受け入れたり、逆に医師を頼りにならない魔術師と考えたりしています。

単一の方向に向かう単一の脚本(シナリオ)

先に述べたように、私たちは嘘と詐欺に基づいた巨大な欺瞞(だまされ)に直面しています。この欺瞞(だまされ)は、当局が自らの行動を裏付けるために提示する正当な理由が誠実なものであるという前提から始まっています。もっと簡単に言えば、統治者たちが正直であると信じ、彼らが私たちに嘘をつかないと思い込んでいることが間違っていたのです。ですから、私たちこそが細部に至るまで計画された陰謀の対象であることを認識させないようにする目的のためだけであるならば、私たちは多かれ少なかれもっともらしい正当な理由を見つけることが続けてできます。私たちは、一方で不合理な行動を合理的に説明しようとし、他方で、私たちを統治する人々の非論理的な行動が論理的であるとみなそうとするので、「認知的不協和」により、私たちは現実から目をそらし、最も恥知らずな嘘を信じることになるのです。

少し前に私が書きましたが、私たちが理解しなければならなかったのは、「グレート・リセット」計画が、一部の「陰謀論者」の戯言の結果ではなく、何十年にもわたって構想された犯罪計画の大まかな証拠であって、少数の計り知れないほどの富と権力を持つ人々が、全人類をグローバリスト(globalist)のイデオロギーに合わせて奴隷化し、服従させようとする世界的な独裁体制を確立することを目的としているということです。

「陰謀論」という非難は、陰謀がまだ明らかになっていなかった時代には意味があったかもしれませんが、今日、1950年代からエリートが計画してきたことを否定することは正当化できません。カレルギー、ロスチャイルド家、ロックフェラー家、クラウス・シュワブ、ジャック・アタリ、ビル・ゲイツが第二次世界大戦以来言い続けてきたことは、本や新聞に掲載され、国際機関や財団でコメントされ、取り上げられ、政党や政府の多数派によって正確につくり上げられてきました。欧州合州国、無秩序な移民、賃金の引き下げ、労働組合の保証の取り消し、国家主権の放棄、単一通貨、パンデミックを口実とした市民の管理、そして新技術を用いたワクチン使用による人口削減は、最近の発明品ではなく、計画され、組織され、調整された行動の結果であり、その行動は、単一の方向付けの下にある単一の脚本に完璧に従っていることを明確に示しています。

犯罪者の心(mens)

現在の出来事が、特定の結果を得るために、つまり人類の少数派のための特定の利益を追求するために意図されたものであり、大多数の人々には計り知れない損害を与えるものであることを理解したならば、私たちは、この計画の立案者たちの犯罪的な「心」(mens)を認識する正直さも必要です。

この犯罪的な設計はまた、予測できない出来事に対する避けられない対応策としてある種の措置を人びとに提示して行う、世俗の権威がなそうとしている詐欺行為がどのようなものであるかを私たちに理解させてくれます。しかし、その出来事とは、全人類に不利益をもたらすためにエリートが意図した革命(シュワブは「第四次産業革命」と呼んでいます)を正当化することだけを目的として、巧みに作り出され、拡大されたものです。一方、権威の奴隷化は、それよりも前のフランス革命から始まったプロセスの結果です。何故ならフランス革命により、政治階級は、天主(その主権を政治階級はまったく軽視しています)のしもべではないとし、主権者である国民(これを政治階級は軽蔑し、自らを正当化するためだけに利用しています)のしもべでもなく、経済や金融の有力者、つまり銀行家や高利貸による、多国籍企業や製薬会社による国際的な寡頭制のしもべにしたからです。実際には、よく考えてみると、これらの対象はすべて、少数の有名な大富豪の家族に属しているのです。

同じ奴隷化は、メディアにおいても明らかです。ジャーナリストは、良心の呵責もなく、権力者に身を売ることを受け入れて、真実を検閲し、自分たちに信頼性を見せかけることもなく、恥知らずな嘘を広めるというところまで行っています。昨年までは、ジャーナリストは新型コロナウイルス感染症の「犠牲者」の数を数えるに当たって、検査で陽性とされた人を病状末期の患者として紹介していましたが、今日では、ワクチン接種後に死亡した人は、常に、漠然とした「病気」にかかっているだけで、「検死」解剖の前でさえ、人の死と遺伝子血清の投与との間には何の相関関係もないと公式に判断しています。彼らは、自分たちのナラティブ(物語)を裏付けるものでなければ、真実を平気で捻じ曲げ、自分たちの目的に合わせて曲げてしまうのです。

この一年半の間に起こったことは、グレート・リセットの生みの親である彼ら自身が、細部に至るまですでに広く発表していたことであり、採用されるであろう措置も私たちが聞いていたのと同じです。1950年2月17日、著名な銀行家であるジェームズ・ウォーバーグは、米上院での証言で、「あなた方が好むと好まざるとにかかわらず、われわれは世界政府を樹立するでしょう。唯一の問題は、この世界政府がコンセンサスによって打ち立てられるのか、それとも力づくによって打ち立てられるのか、ということです」と述べました。その4年後にビルダーバーグ・グループが誕生し、アニェリ、キッシンジャー、マリオ・モンティ、そして現イタリア首相のマリオ・ドラギらが名を連ねています。1991年、デヴィッド・ロックフェラーは、「世界は世界政府の準備ができている。知的エリートと世界銀行家による超国家的主権は、過去数世紀にわたって行われてきた民族自決よりも確実に望ましい」と書いています。そして、「われわれは、世界的な変革の間際にある。われわれに必要なのは『適切な』世界的危機であり、各国は新世界秩序を受け入れるだろう」と付け加えています。今日、私たちは、この「適切な危機」が、パンデミックの緊急事態と、ロックフェラー財団の文書「技術と国際開発の未来のためのシナリオ」(Scenarios for the Future of Technology and International Development)が2010年以来概要を示している「ロックステップ」(lockstep)と一致していることを確認することができます(こちら)。【リンク切れの場合はこちら

要するに、彼らは「見かけ上の解決策」として人口抑制策を押し付けるために「偽の問題」を作り出し、一部の国際的なグループの利益のために都市封鎖や「グリーン・パス(ワクチン・パスポート)」で中小企業を潰し、遠隔学習を押し付けて教育を解体し、「スマート・ワーキング(テレワーク)」で労働力や従業員のコストを下げ、大手製薬会社の利益のために公衆衛生を民営化し、さらには政府が緊急事態を利用して法を逸脱して立法を行い、全国民にいわゆるワクチンを押し付け、市民のすべての動きを追跡可能にし、慢性的な病気か不妊症にさせることを可能にさせているのです。

エリートたちは、自分たちがやりたかったことは、すべてやってしまったのです。そして理解できないのは、人類に対するこの恐ろしい犯罪が計画されていたという証拠に直面し、人類は、ほぼ全世界の指導者たちが共犯者や裏切り者であると理解しているにもかかわらず、真実を確認し、罪を犯した者や共犯者を断罪するために、彼らに対する訴えを聞く判事が一人もいないことです。反対意見を持つ者は検閲されるだけでなく、公共の敵として、感染を起こす者、権利が認められない間として、つまはじきにされるのです。

ディープ・ステートとディープ・チャーチ

さて、犯罪計画に直面した場合、少なくとも論理的には、それを非難し、周知させることで、それを回避し、罪を犯した者を裁くことができるようになります。裏切り者のリストは、政府のトップ、閣僚、選挙で選ばれた公務員から始まり、その後、ウイルス学者や腐敗した医師、共謀した公務員、憲法違反に反対できない軍隊の指導者、売られたジャーナリスト、臆病な裁判官、卑屈な組合に至るまで及ぶはずです。いつか作成されるであろうその長いリストの中には、ベルゴリオや、少なからぬ司教たちをはじめとするカトリック教会の指導者たちも含まれるはずです。何故なら、彼らはキリストから受けた命令に反して、君主の意志を熱心に実行するようになったからです。そして、そのリストを見れば、確かに陰謀の広がり方と陰謀家の人数が分かり、権威の危機と世俗的・宗教的権力の倒錯を裏付けることになるでしょう。つまり、世俗の権威の腐敗した部分である「ディープ・ステート」と、教会の権威の腐敗した部分である「ディープ・チャーチ」は、同じコインの裏表のようなもので、どちらも新世界秩序の確立に役立っていることが理解されるでしょう。

しかし、このような世俗の権力と宗教の権力の連携を理解するためには、現在の紛争の霊的・終末論的な面を認識し、ルチフェルが、自分の堕落以来、天主に対して行ってきた戦争の文脈の枠組みに置く必要があります。この戦争は、サタンと反キリストの容赦ない敗北と、星に包まれた婦人の圧倒的な勝利によって、その結果が「永遠から」(ab æterno)決定されていましたが、今、その結末が近づいています。

この理由により、暗黒の力は現在、非常に荒々しくなり、我慢できなくなっているため、私たちの主の御名を地上から消し去り、教会を破壊したり、十字架を壊したり、キリスト教の祝日を廃止させたりして私たちの都市にある目に見え手で触れる私たちの主の存在を示すものを破壊するだけでなく、記憶を消したり、キリスト教文明を取り消したり、その教えに混ぜ物をしたり、その礼拝を堕落させたりすることによって、そうしているのです。そして、そうするためには、キリスト教の信仰と道徳の教えを守るために殉教する覚悟のある、忠実で勇気ある位階階級の存在が障害となるのは確かです。だからこそ、グローバリストの計画の最初の段階から、位階階級を道徳や教理で堕落させ、位階階級に第五列【スパイ、裏切り者】や潜伏工作員を侵入させ、位階階級から超自然的な熱望を奪い、金融・性的スキャンダルのおかげで位階階級を脅迫されやすい状態にすることが必要不可欠だったのです。つまり、その目的が達成されたならば、確立された慣習に従って、位階階級を排除し、消滅させることが何より目的だったのです。

この浸透作戦は、新世界秩序のプロジェクトが具体化しつつあった1950年代の終わりに始まりました。その数年後、第二バチカン公会議(1962-1965年)で、このプロジェクトは自らの破壊活動を開始しました。

この公会議は、ロンカリ(ヨハネ二十三世)が選出され、パチェリ(ピオ十二世)の「皇太子」(dauphin)すなわち教皇としての後継と目されていたシリ枢機卿が追放されたことで、教会内の進歩主義者や近代主義者にとっても、世俗社会の共産主義者、自由主義者、フリーメーソン主義者にとっても、熱狂的となった理由を表していました。第二バチカン公会議は、教会組織においては、(フランス革命の)テニスコートの誓いが世俗社会にとってそうであったもの、つまり革命の始まりを象徴していました。そして、私が何度も公会議の破壊的な性質に注目してきたとすれば、今日、私が信じているのは、見かけ上は切り離されている事実が不穏な意味を持ち、多くのことを説明しているという、歴史的な分析が注目に値するということです。

「危険な関係」

マイケル・J・マットが「ザ・レムナント」(The Remnant)の最近のビデオ(こちら)で報告したように、今日、私たちはモザイクのすべてのピースを組み立て始めています。そして、私たちは、主人公の一人がまさに認めているように、ブラジルの「オリンダとレシフェの大司教区」のヘルダー・カマラ大司教が、世界経済フォーラムの創設者でありグレート・リセットの理論家である若きクラウス・シュワブと、当時、数年間に会っていたことを発見しました。シュワブは、カマラが伝統的な教会に反対していて、革命的で貧困対策的な理論を持っていることを認識すると、彼をダボス会議に招待し、このイベントへの彼の参加が新秩序のプロジェクトの観点から極めて重要であると考えたのです。

ヘルダー・カマラは、公会議閉会の数日前、1965年11月16日に約40人の超進歩主義者の司教が署名した「カタコンベの盟約」の主催者の一人であったことが分かっています。この文書の異端的なテーゼの中には、正義と平等に基づく「もう一つの新しい社会秩序」(こちらn.9)の確立への協力も含まれています。そして、署名者の中には、「当時のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ神父の模範になった」(こちら)アルゼンチンのコルドバの補佐司教、モンシニョール・エンリケ・アンゲレリも含まれていたことを知っても驚きはありません。ベルゴリオ自身も、教皇就任当初から「カタコンベの盟約」の要求に同意すると宣言していました。2019年10月20日、アマゾンに関するシノドスの期間中、聖ドミティラのカタコンベで、共謀者間の盟約の祝いが繰り返され(こちら)、公会議で始まった計画が、まさにホルヘ・マリオ・ベルゴリオにおいて成就したことを裏付けました。

ベルゴリオは、自分を支持し、前回のコンクラーベでの選出を決定づけた超進歩主義者たちと距離を置くどころか、新世界秩序の計画と完全に一致していることを証明する機会を決して逃しません。まず、バチカンの委員会や部署がマルサス的母体の環境保護主義に協力し、ロスチャイルド家、ロックフェラー財団、大銀行との世界的な同盟である「包括的資本主義のための評議会」に参加していることが挙げられます。つまり、一方ではデヴィッド・ロックフェラーが三極委員会とともにあり、他方ではロスチャイルド家と姻戚関係にあるクラウス・シュワブ(こちら)が世界経済フォーラムとともにあります。

この両者は、1950年代から計画されているように、グレート・リセットによって新秩序を確立するために、カトリック教会のトップと腕を組んでいるのです。

(続く)

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