息子(5歳)に見せてる親の背中とやらがコレなのか。

息子が5歳になった。ボーイの今のブームはまさかの筋トレ。ところ構わずマウンテンクライマー等の筋トレをし始める息子を止めるのが子育ての主軸になるとは予想外過ぎて、親のほうがプロテイン一気飲みしたい。

そんなある日、自我もますます強くなり、「○○して」と言ってもなかなか動こうとしない息子に、受付番号が書かれた不要なレシートを渡して「47番の患者様~」と病院風に番号で呼んでみたところ、飛ぶようにやってきた。しめしめ。…しめしめって単語は、今も使って許されるのか?

しかしこの方法には大きな誤算があった。私がお風呂から上がって体を拭いていると、レシートと保湿クリームを手にした息子が突如脱衣所に現れ「あのー、47番なんですけどぉ、ちょっとここがかゆいので、このくすりぬってもらえますか?」と診察予約しに来るようになってしまった。「順番にお呼びしますので、しばらくお待ちください」と事務的に対応する我。喜んで待つ息子。

それだけならよかったのだが、私の入浴中、脱衣所前の廊下に椅子を2つ持参し、夫まで強制的に座らせて出待ちするようになってしまった。うわあ…朝の6時から病院前で並んでる高齢者やん…というか、めっちゃ風呂入りにくぅ…。

そんな日がまさかの数日間続き、適当に薬(という名の保湿クリーム)を塗ってやり「目薬は寝る前になりますので、30分ほどお待ちいただくことになりますがよろしいですか?」と付け加えると「あ、はい。わかりました~」とワントーン高い声で返事をした息子が脱衣所から出ていく。

脱衣所前の椅子に戻った息子が、夫に声をかけているのが聞こえてきた。(ドア一枚向こうに男二人が待機してるので圧力半端ない)

「次は目薬なんだけど、ここの病院は、30分またされるからね!」

診察室(という名の脱衣所)にいる時と態度めっちゃ変わってるやん!!おいおい47番さんよ…私、そんな事言うてるの…??言うてへんで…そうやろ…?なあ…?

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