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備えあれば・・

トルコの地震、大丈夫かしら。建物の倒壊の様子をネットで見たけどそもそも耐震で作っていなさそうだよね。今ちょうどトルコの作家が書いた小説(オルハン・パムク『無垢の博物館』)を読んでいるところなのでとても気になった。こういうときお金持ちはともかく、貧しい地域の人の暮らしが大変なんだよね。イスラムの国は地域の絆が強いみたいだからなんとか持ち堪えるような気もするけど。こんな寒い時期におうちがなくなるって本当に心細いでしょうね。

うちにも一応、防災セットのリュックをひとつ用意しているんだけど、自分用にもう一つ用意しておこうと思って、さっきパナソニックのホームページ(検索したら最初に出てきた)の防災用品リストをさらっと確認してみた。いつも持ち歩くバッグの中にもモバイルバッテリーを入れておくといいみたい。こないだ会ったお友だちがモバイルバッテリーを持っていて、もうそんなのは現代の常識なんだそうだ。彼女は「何があっても自分だけは生き残る、という気持ちでいなければだめだよ」と言っていた。電車が急に止まった時なんかにあると安心だよ、とも。わたしはずっと防災用品について勘違いしていて、着替えのパンツとかズボンなんかを入れておくのかな、みたいな、旅行の荷物みたいなのを考えていたのだけど、全く違うのですね。ずっと使っていない山登り用のリュックがあるから、その中にいろいろ買い揃えて入れておこうと思う。

こんなふうに書いてはいるけど、わたしはそんなに生き残りたいのか?という疑問が湧いてきて、ちょっと虚しい気持ちにもなってる。すごく疲れていたら(というかものすごく人生に嫌気がさしていたら)、どこにも逃げないで布団にもぐっているかもしれない。万が一元気だったら、そのまま出奔するかもしれない。

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