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書店というオアシス(まじで)。

東京もついに梅雨入り。この時期は一番苦手なんだけど、今年は読書に救われながらなんとか生きている。6月になってから読んだものが「当たり」ばっかりで、読書運はかなり好調らしい。本はメンタル維持の必需品でもあるからあまり値段は気にしないで買う。その分洋服は買わなくなった。おしゃれは好きだし、ほんとは買いたいんだけど・・今は本優先かなって感じ。本とコーヒー、あとはクリームあんみつとか、たまに映画とか。パート代は時給1100円だし、実をいうと自分の買い物代なんて全然まかなえてないんだけど・・夫が憐れんで、生活費以外にもときどきお金をくれる。

書店で一番通ってるのは池袋のジュンク堂、三省堂、ときどき新宿の紀伊國屋。駅前で古書市があったら覗く。あとパート先近くのブックオフ。授業で要るものは本屋で探すのが面倒くさいから(だいたい重い本だから)アマゾンで配達してもらう。

本当は1円でも安く、の精神で古本で探すべきなんだろうけど、そういうのもう疲れてしまって、苦痛さえ感じるようになった。以前、卒論の本を安く手に入れようとして怪しいサイトに引っかかってしまったことがあるから、安く安くって探すのは危険(とくにわたしのようなのは)だと思ってやめた。もはや検索能力も探す根性もないし、図書館の本は汚したくないから滅多に借りないし。まあいろいろ考えて、文庫も新刊も、書店で綺麗に並べられてる中から選ぶことにしている。書店員さんたちがあれこれ工夫をこらして作っている売り場を見るのも楽しい。楽しくて、毎度つい長居してしまう。

若い時は感じなかったけれど、読書って地味に体力が要るよね。いつまで楽しめるのか、みたいなことを最近考えるようになった。たまにしか読書しない知り合いは、もう図書館でしか読まない、と決めているそうだ。実家の母は、古本オンリーかつエッセイしか読まない。わたしはどんなふうになっていくのだろう。あの頃バカみたいにお金を使っていたなー、とか懐かしく思うようになるのだろうか。ジュンク堂を冷やかすぐらいのことは、おばあさんになっても続けていたいと思っているのだけど。







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