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わずかの工程で驚くほどカッコよくなる動画編集(1前編)

今回から【撮影した動画をカッコよくする編集方法】をご紹介していこうと思います。

第一回目。

【こんな方に】

このマガジンでは動画編集初心者から私と同じフリーランスで動画制作をされている方に向けて、
僕が実践している編集方法を過去の受注案件の動画を使って紹介していきます。
 動画の良さをどのように判断するのかは人それぞれなんで、フラットな目線で見て頂き、その中に一つでもヒントになるような要素があれば嬉しいなと思います。

【使用アプリ】

adobe premire pro

では、始めます。

【こういうパターン結構ありますよね?】

動画制作を始めて間もない頃は、クライアントさんが友人関係であったり、予算が限られていて、台本や絵コンテ、イメージの共有ができず、その場のノリで動画撮影をすることになる機会が多いです。
また、V-log、YouTubeでの通常投稿他、スピード感が必要なこのご時世、動画制作の工程をすっ飛ばして、最初に撮影から入る事は全く珍しくありません。

撮影者が一人なら、各シーンにおいて、光の方向や、露出、色んな条件から画を想像し、レンズ換えたり、設定変えたり、ジンバルから三脚に乗せ換えたり、モデルがいるなら猶更、そんなぶっつけの撮影で思い通りの画を撮ることは誰だってなかなかできることではありませんよね。

こちら(撮影動画)をご覧下さい。

【ビフォー】

正に流動的な条件で撮影された動画です。高速を走るバイクの走行を横から助手席のウインドを開けて撮ったものです。
ジンバル使っていても道路の路面の状態や、風も入ってくるし、何より交通の状況により、なかなか思うようには撮れません。

でもそんな撮影動画にいくつかの編集工程を挟むとこう変わります。

【アフター】

どうですか?

かなり臨場感が増し、俗にいうシネマティックな雰囲気に変わって印象度が増していると思います。

気づくことは色味、そして上下にレターボックス(黒帯)が入ってますね。
ここまでは誰でも観ればわかりますよね。
ですが、他にも色々加工してます。

もう一度見て何が違うか見比べて見てくださいね。

よくカットの切り替えのトランジションをカッコよくするために動きの方向に合わせてつなぐ方法なんかはシェアされてますが、今回はそういうモノよりずっと基本的な要素に手を加えています。

で、今回はこれで終わりなんですが、笑

次の投稿では実際に私がこの動画を編集するにあたって何を変えたのか?
目的(クライアントが視聴者に何を伝えたいか)の為にどんな編集をしたのか、ということを一つ一つシェアします。

何かしら役に立つ内容もあるはずですよ!

「お!同じカットでも編集でこんなに違うんだ・・・」
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