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【サッカースクール運営】押さえるべき!!必ず盛り上がる試合のポイント!

こんにちは!子ども向けサッカースクールの独立、経営コンサルティングを行っていますvidaplenaです!7月に入って夏本番ですね!最近はスクールの準備をするだけで腕から汗が流れるようになりました。僕の暑さ対策はとにかく飲み物をたくさん飲むこと!涼しい時期だと水筒1本でスクールが終わるまで持ちますが夏場は2リットルあっても足りないことも・・とにかく熱い時期は体力勝負だと思っています!これでもか!!というくらいの水分を持っていきます。あとはスクールの途中でお腹が空いてぼーっとしないようにお昼ご飯をたくさん食べる事かな・・・夏を乗り切るおすすめの方法があればぜひ教えて下さい!!

今回は試合を盛り上げるためのポイントを紹介します!

過去記事でも紹介しましたがスクールを運営する中で毎回の練習の最後には試合をするようにしています。子どもはやっぱり試合が一番好きです。練習中も次は試合?と何度も聞いてきます。せっかく楽しみにしている試合がつまらないものだったら嫌ですよね?子ども達が夢中になる試合の運営方法を紹介していきます。


1 準備の段階でできる事

01 そもそも何で子どもは試合が好き?

02 練習開始までにチームを決めておく

03 実力はなるべく拮抗させる

2 試合が始まってから

01 大差で片方のチームが負けている

02 時間があるときは

03 僅差の試合で盛り上がっている

3 試合を止める必要があるタイミング

01 お団子サッカー

02 指導しなければならない場面

4 まとめ

 


1 準備の段階でできる事

「段取り8分」とはよく言ったものです。仕事に取り掛かる下準備が完全にできていれば、仕事の8割は終わったようなもの。という意味です。スクールにおける試合は8割とまではいかないものの、準備もかなり大切になります。できることは始まる前からやっておきましょう。


01 そもそも何で子どもは試合が好き?

これ、ふと疑問に思ったんです。自分が子どもの頃も練習中は試合が楽しみだったし、大人になった今でも試合はワクワクします。でも、なんで?当たり前のことを疑問に思う自分、偉いぞ!と謎の自己肯定感を感じながら調べてみたところ、、「練習は制約が大きいのに対して試合は自由であるから」という一言を見て妙に納得しました。確かに自由って気持ちいいですもんね。もちろん練習の方が好き、という子もいます。そういった子に対してもしっかりと声をかけるようにしましょう。

02 練習開始までにチームを決めておく

練習が始まる前までにチームの色分けを済ませておきましょう。試合だけでなく練習中も勝負するときに色分けが役立ちます。試合直前にビブスを配るとなるとバタバタするので、開始前に着せておきます。


03 実力はなるべく拮抗させる

試合に負けて嬉しい人ってほとんどいないと思います。子ども達も試合に勝った時はいい表情をしています。頑張ったらぎりぎり勝てるくらいの実力差になるようチーム分けをしましょう。何度も練習や試合を見ているうちにその子の実力が大体わかってくると思います。片方に上手な子を集めてしまうともう片方のチームがボロ負けになる事も。。また、毎週連敗にならないように勝てそうな方のチームにその子を入れて上げることも大切です。この子はドリブルでどんどん前へ行くタイプだから対抗馬になるよう、似たようなスタイルのこの子を別のチームに入れよう、など。このチーム決めが意外と楽しかったりします。


2 試合が始まってから

準備ももちろん大切ですが、試合が始まってからできる事もたくさんあります。その時の状況を見ながら柔軟に対応できるようにしましょう。

01 大差で片方のチームが負けている

両チームの実力差を均等にしても試合が一方的になる事はよくあります。(それがサッカーの面白い所ではあるんですけどね。)大差がつくと勝負を諦めてしまう子どもも何人か出てきてしまいます。目安として4~5点差以上ついてまだ5分以上時間が余っている時はコーチが負けているチームの助っ人に入るようにしましょう。ただしシュートは無しです。ボールに中々触れることのできない子どもにパスを回してあげる役割をコーチが担います。時にはコーチvs子ども達全員での対決も盛り上がりますよ!!

02 時間があるときは

時間が30分程度あるときは互いのチームのメンバーを入れ替えながら試合を進めます。ここでもポイントなのが両チームの実力差をつけすぎないこと。「相手チームに行きたい人ー?」と聞いてみると数人の子から手が上がります。ですが、「この子を移籍させるとパワーバランスが・・」という子は極力移動させないようにしましょう。

03 僅差の試合で盛り上がっている

何もしなくてOKです!大切なことは子ども達がサッカーを楽しんでくれること!これまで紹介したアクションは全て子ども達のモチベーションを上げたり楽しくプレーしてもらうための行動です。目の前で楽しく勝負を楽しめている状態であれば無理に介入しないようにしましょう。


3 試合を止める必要があるタイミング

プレーが途切れずに攻守が連続して入れ替わるのもサッカーの魅力の一つですよね。(最近はプロの試合でVARが試合を止めて魅力が下がるという意見もあるようですが。。)それは初心者向けのサッカースクールで行われる試合でも変わらないと思っています。ただ、時にはあえて試合を止めてアドバイスすることも大切になります。


01 お団子サッカー

小さい頃にサッカーをやっていた人であれば一度はこの言葉を聞いたことがあると思います。

ボールを触りたいがためにみんながボールに寄って行き人間団子が出来上がる現象のことです。

これではパスも繋がらず得点も生まれづらいです。(結果盛り上がりませんよね。)特に幼児や低学年だけで試合を行うとよく見ます。お団子が形成され始めボールが動かなくなってきたら一度試合を止めて全体にアドバイスしましょう。

  • 今の位置でストップしてもらう

  • 団子の状態であることを伝える

  • 何人かが気づいて広がってあげたら簡単に攻めれるしドリブルの邪魔にならない

という形で伝えてあげればスムーズです。

02 指導しなければならない場面

「試合に負けたくない」この気持ちはとても大切です。ただ、その気持ちが強すぎるために友達のミスを責めたり、物に当たったりといった行動が出てきます。こういったことはサッカー以前に人として無くしてほしいですよね。

  • ミスには前向きな言葉をかけてあげよう

  • 物や人に八つ当たりしても何もいいことは起こらない

こういったことを伝えてあげましょう。


4 まとめ

今回は、押さえるべき!!必ず盛り上がる試合のポイント!について紹介していきました。

いろんな方法を紹介していきましたがあくまでも一例です。状況を見ながら試してみて、あまり盛り上がらなかったら対応を変えてみましょう。いつもお話しているように子どもの個性はバラバラです。どうやったら一番良いか、様々な対応を試してみて下さい!



全ては子ども達と指導者の充実した人生のために。

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