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ボイストレーニングについて🎵

一般的に、ボイストレーニングというと
【♪ハ、ハ、ハ、ハ、ハ〜♪】
【あーいーうーえーおー】🎹が思い浮かぶことでしょう!

歌唱で「高い声を無理なく出したい 」
「音域を広げたい」とか、営業職の方は、
「対人コミュニケーションが苦手で..」というお困りごとや、
最近ではyoutuberの方などが「客観的に自分の声が、聞きにくい、滑舌悪い」などのきっかけからの 「ボイトレ」というワードに興味を持った、という方もいらっしゃるかもしれません。
これらは、パフォーマンスとしての歌声や話し声を開発、発展させるための ボイトレといえるでしょう。

もうひとつ、私が力を注ぎたいのは、心身の健康開発、また究極的にはご病気をお持ちの方の生活の質の維持、としてのボイス(のど)トレーニングです。

コロナ禍でマスク着用が当たり前になり、終息?が曖昧なまま 日本ではマスク姿がなかなか無くならない風潮ですが、学童期のお子様の口腔機能の発達の遅れや、中年期から、その上の世代の 「誤嚥」飲み込み機能が不全) が増えています。
日本は特に 誤嚥性肺炎で命を落とす方が増えております(日本語の持つ音の特性もありと推測される)もともと 子音が独立していないので舌や唇を他言語よりかなり使わない。

咽喉を意識的に動かす運動をしてあげることで、誤嚥(飲食物が気管に入ること)を防ぐことは、命にも関わる大切な点です。あまり知られてませんが、足腰の衰えの前に、口腔機能、咽喉の衰えが先に現れてくるので、声が出しにくくなるということは、他の筋出力も弱くなっていることが多いのです。

もうひとつ、声というものは その時の体調
メンタル、と密接な結びつきがあります。
発声により「気」を発散させたり、自分自身を「解放」させるきっかけにもなります。
発声することで、姿勢、呼吸に良い意識ができるようになります。

これからは、正確性と「美声」のAIの音声より「人間らしい自分だけの声」の価値が高まるのではないでしょうか。

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