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龍が如く8 プレイ雑記 クリア後の感想

みなさんこんにちは。
実は現在3周目をHARDモードでプレイ中なのですが(トロコンのため)、一応やりつくしたといえるくらいにはなったので、感想を書いてみたいと思います。購入を検討されている方はご参考にどうぞ。

難易度

コマンド入力式のRPGなので、育成さえすれば裏ボスも含め、誰でもクリアは可能です。
そこで前作「7」と比較してみたのですが、各段に難易度は下がっていると感じました。それは一部の無茶な挑戦以外は一度もゲームオーバーにならなかった点からです。
それとダンジョンでのレベル上げが苦痛にならないので、育成に没頭しやすいです。これはあとでバトルのところでも述べます。
ただ、それは裏を返すと歯ごたえがないといえることでもあります。1周目はそれなりに工夫しないと勝てなかった敵でも2周目になると消化試合感のあるバトルになってしまいました。もちろんそれは育成しすぎた結果でもあるので一概に言えることではありませんが。

バトル

RPGはプレイ時間の大部分を育成(雑魚敵との闘い)に費やすことになります。なのでバトルが面倒だと飽きてしまうこともあるのですが、本作のバトルは全然飽きが来ません。
ひとつはコマンド式とはいえ、自分やターゲット、その他の敵味方の位置、壁やオブジェクトの場所によってただの攻撃でも様々な変化をみせるからだと思います。
春日の通常攻撃に千歳が連携して一緒に攻撃を加え、くらった敵は後方にいた他の敵も巻き込みつつ壁にあたって追加ダメージ、さらに壁からバウンドした先にいるトミザワが連携攻撃をし、最後にダウンした敵に足立が追撃をくらわす。ただの通常攻撃でこんな面白いことも起こせるんです。
育成が進むと攻撃時に移動できる範囲も広がるので有利な位置取りもしやくなるため、育てれば育てるほどバトルが有利になるだけではなくとれる戦術の幅も広がっていきます。
子供のころからゲーム三昧だった私でも、RPGのバトルでこれを超えるものはそうそうないな、と思いました。

過去作では敵が一切近寄ってこなくなる装備品がありましたが、本作ではそいうものはありません。しかし、レベル差が離れてる敵とのエンカウントバトルはボタン1つでQuickバトルになり、一瞬で敵を全滅させてくれます(経験値は30%減になりますが)。そういった工夫でストレスも少なくなっています。
さらに付け加えると女性ジョブのくノ一の「変わり身の術」で行動順をかえれるため、強敵とのバトルも工夫できる点が多くあります。

桐生だけは特別扱いがあり、絆覚醒を使うことで通常のアクションで攻撃をできるようになります。これは往年のファンへのサービス的な感じもしますが、攻撃パターンが全然ないのが残念でした。ただ、近接距離で通常攻撃を行うとヒートアクションが発生するのはファンとしてちょっとうれしいですね。

ストーリー

龍が如くシリーズは初代や0が非常に高く評価されており、その後のシリーズはストーリーに限っては評価がそこまででした。原因は設定の無理さ・荒唐無稽さではないかと思います。
「7」についても偶然の出会いに近い、春日と荒川が実の親子だった点や、重箱の隅をつつくようですが、立候補を決めた当日に手続きがさくっと済んでしまう点は違和感を感じました。あと足立が運転するムービーでシートベルトしてなかったところも笑
本作の場合、なんといってもマッチ1本でたちまち森が火の海になる点(笑)。それと正体を隠すことを強要されているにも関わらず桐生が神室町に自由に行けることや、海老名の出世の早さ。あと、さんざんラニを探したのに、結局春日に奪われてもブライスに不都合がなかった(むしろデメリットすらあった)ことなどですね。
それと毛色は異なりますが、動画配信ネタが多すぎるのもなんだかなぁと。大勢の一般人がヤクザの事務所に動画とりに訪れるか?とは思いました。

とまぁ、けなすようなことを散々書いてしまいましたが、トータルでは面白かったです。序盤で多々良ヒソカは何者かという興味を持たせ、中盤では千歳の目的や茜がなぜ追われるのかという謎にもひっぱられました。
それと山井の存在は大きかったですね。どうみても悪役顔なのに途中から主人公サイドにつく王道展開だけでなく、山井の決着のケジメのつけ方も非常によかったです。次回作ではぜひプレイアブルキャラになってもらいたいです。

感動するシーンといえば春日と茜が親子水入らずでビーチで会話するシーンですね。ただ、感動という点では「7外伝」のエンディングを超えるものはないなぁと思いましたが。
おそらく桐生と遥の再会シーンがあったら涙腺決壊してたでしょうね。

サブコンテンツ

メインストーリー以外ではなんといってもエンディングノートがよかったです。これまでのシリーズ(外伝も含め)を振り返れるのはファンにとって非常にうれしいサービスでした。欲を言えば谷村や品田もエンディングドラマに出演してもらいたかったですが。

スジモンバトルはDLCを購入していたせいで、非常に簡単になってしまい、消化試合感が強かったです。まぁ自業自得ですが、がんばって育成する醍醐味を味わえなかったのが残念・・・。

ドンドコ島は最高でした。もうそれ以上言うことがありません。これをプレイするだけでも買う価値はありますね。

感想は以上です。
またどこかでお会いしましょう。ボンボヤージュ!

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