見出し画像

ライバルチーム紹介⑪

11回目は水戸ホーリーホック。
秋葉監督3年目のシーズン。
今シーズンも若手有望株が多く揃った。

1.移籍

赤字が訂正箇所

例年通り多くの動きがあったオフシーズン。
牲川、松崎が浦和に引き抜かれたことは水戸の育成が評価されている証明である。
夏に移籍した平野に続き、半年で3人も日本を代表するビッグクラブに移籍させていることは見事である。
戦力としては痛手ではあるが、水戸に行けば大きなチャンスを掴めると思わせることも大事な要素である。
一方で中山の移籍は痛い。
同じカテゴリーへの移籍は残念なところ。
J1に再挑戦するタイミングのようにも感じたが、J2降格となった仙台へと移籍した。
その他には期限付きで獲得していた選手も複数、チームを去っている。
また、正式な発表は無いため表には載せていないが中里は新体制発表時に名前が無かったため移籍となりそうだ。
正式に中里の退団が発表された。

獲得をした選手を見てみるとこちらも水戸らしさが出ている。
若手の有望株を複数人J1クラブから期限付きで獲得。
J1のクラブも水戸なら安心して預けられるという信頼があるのだろう。
また、曽根田や高井とJ2での実績のある選手も加えており抜かりがない。
J3で躍進した宮崎から獲得した前田と梅田がJ2でどこまで活躍できるか。
獲得した選手の中で注目はGKの山口。
年代別代表の経験もある選手だが、Jリーグは初挑戦となる。
浦和から獲得した木下も似たようなキャリアの選手だ。
半年浦和でプレーしたが、出場機会はあまり得られず水戸にやってきた。
どの選手が次に羽ばたいていくのかも楽しみである。

2.陣容

昨シーズンは433でスタートしたが、途中から442に変更した。
442で並べてみたが使い分けもできるのが強みとなりそうだ。

【GK】
牲川が移籍したため、茂木と山口を獲得。
茂木をスタメンと予想はしたものの5人全員にチャンスがあると見て良さそうだ。
今シーズン45歳になる本間の出場も見たい。

【DF】
昨シーズン途中に住吉が広島に移籍して以降、左利きを2人並べる試合も多くあったが山口から楠本を加え右利きの実力者も手に入れた。
タビナスや三國も能力は高く、攻撃陣が目立つチームではあるがCBの質も高い。
SBは大崎の残留に成功した。
引き抜きにあってもおかしくない活躍をしていただけに大きな残留となった。
右にはJ3屈指の実力者音泉を獲得。
右サイドは複数ポジションこなせる選手が多く、使い分けも可能だろう。

【MF】
ボランチは広島から土肥、宮崎から前田を獲得しており昨シーズンよりも戦力値を高めた。
おそらく土肥は甲府と競合して獲得しているだけに羨ましいところ。
サイドは松崎と伊藤が抜けたが曽根田、椿とJ2で実績のある選手も確保しており、被害は最小限に留めた。

【FW】
エース中山が抜けたものの代役に高井と梅田を確保できたことは大きい。
また、若手有望株の唐山がブレイクすると楽しみである。
昨シーズンは愛媛で活躍できなかったが、得点感覚は優れた選手なだけに期待したい。
得点力という面ではカバーできたと思われるが、前線の起点となる役割は不安な要素でもある。
190cmのストライカー木下の活躍で補えるか注目だ。

3.あとがき

今回は水戸ホーリーホックについて書いてみた。
やはり他チームのことはなかなかわからず、難しいと感じた。
水戸のサポーターの方間違っていたら申し訳ありません。
違っている点等ありましたら教えてくださると嬉しいです。

松崎や中山クラスの選手が抜ければどのチームでも痛手となるが、それを感じさせない補強に成功したのではないか。
例年と変わらず若手の躍進にも期待できそうであり、今シーズンも水戸はアグレッシブなチームとなりそうだ。
守備陣に計算が立つことから大崩れはしないであろうことを考えるとプレーオフは現実的に目指せるのではないか。
今年も戦いにくい相手となりそうだ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?