アポキルを最大限に活用するための3つのアドバイス【獣医師解説】
前回の記事でアポキルが犬のアトピー治療に選ばれる理由を3つご紹介しました。
痒みに悩む愛犬にアポキルを検討中の皆さん、
ちょっと待ってくださいね。アポキルの使い方、
ちょっとしたポイントを押さえるだけで、効果が
大きく変わることもあるんですよ。
今回は、アポキルを最大限活用するための
3つの重要なアドバイスをお届けします。
これを読んで、より賢くアポキルを使っていきましょう。
1つ目のポイント:アポキルをいつやめるか?
アポキルっていうお薬は、愛犬の痒みを抑えて、皮膚をキレイにする効果があります。でも、皮膚がキレイになったからといって、すぐにアポキルをやめてしまうのは、ちょっと待ってくださいね。
皮膚がキレイになってもすぐやめない理由
愛犬の皮膚がキレイに見えても、本当に健康に戻るにはもう少し時間が必要です。アポキルを飲んで皮膚がキレイになったら、その状態を最低でも1か月は保つことが大切です。
再発のリスクを避ける
なぜかというと、もしアポキルを早くやめてしまうと、愛犬の皮膚の問題が再び悪化する可能性があるからです。中途半端に薬をやめてしまうと、痒みや皮膚のトラブルが戻ってくることが多いんです。
アポキルをやめるベストなタイミング
では、いつアポキルをやめればいいのかというと、皮膚がキレイになってから最低1か月間、その状態を維持できた後です。これによって、愛犬の皮膚が本当に健康になったかを確認できます。
まとめ
アポキルはとても効果的なお薬ですが、使い方には注意が必要です。皮膚がキレイになったからといってすぐにやめず、愛犬が本当に健康になるまでしっかりと管理しましょう。それが愛犬の痒みや皮膚の問題を長く防ぐ秘訣です。
2つ目のポイント:かゆみ止めの効果が12時間
アポキルっていうお薬は、愛犬の痒みを抑えるのにすごく役立つんです。このお薬の効果は、だいたい12時間くらい続くんですよ。
アポキルの使い始め
最初の2週間は、アポキルを1日に2回あげるのがオススメです。朝と夜の2回ですね。これは、しっかりと痒みをコントロールするためで、安定した状態を保つために必要なんです。
1日2回から1日1回への変更
2週間たったら、アポキルは1日1回に変更します。でも、この変更するときに注意が必要です。なぜかというと、痒みがまた強くなることがあるからです。
愛犬の痒みの特徴
愛犬が特に痒がる時間は、夜間に多いです。寝ている間や明け方に痒みが出やすいんですね。昼間は、家の中のいろいろな音に気が散って、痒がることが少なくなることもあります。
痒みがぶり返すのを防ぐために
アポキルを1日1回にするときは、朝よりも夜にあげた方がいいです。そうすることで、夜間の痒みをうまく抑えることができます。夜の方が痒がることが多いから、夜に薬をあげるといいんです。
まとめ
もし、アポキルを朝にあげていたけど、愛犬がまた痒がり始めたら、夜に変更してみてください。それで、夜の間の痒みをしっかりと抑えることができるはずです。
このようにアポキルを上手に使って、愛犬が快適に過ごせるようにしましょうね!
3つ目のポイント:1日おきにしない
アポキルは愛犬の痒みを抑えるためのお薬ですが、その効果は約12時間で切れてしまいます。ですから、アポキルを1日おきや2日おきに与える方法はおすすめできません。
アポキルの効果が12時間しか持たない理由
アポキルを与えた後、12時間が過ぎると薬の効果がなくなり、愛犬の痒みがまた始まってしまうことがあります。それが1日おきや2日おきの投与では、愛犬が痒くて苦しむ時間が長くなってしまうんです。
毎日1回の投与が大切な理由
愛犬が快適に過ごすためには、アポキルを安定して毎日1回与えることが重要です。これにより、薬の効果が切れることなく、一定の状態を保つことができるため、愛犬の痒みを効果的にコントロールできます。
アポキルをやめるタイミング
アポキルをいつやめるかはとても大切なポイントです。愛犬の皮膚が健康になり、痒みが安定してコントロールできるようになるまで、毎日の投与を続ける必要があります。そして、獣医師のアドバイスに従って、適切なタイミングで薬をやめましょう。
まとめ
アポキルは正しい使い方をすれば、愛犬の痒みをしっかりと抑えることができるお薬です。1日おきの投与は避け、毎日きちんと薬を与えることで、愛犬が快適に過ごせるようにしましょう。それぞれのポイントを守って、愛犬の健康をサポートしてくださいね。
次の記事では以上のようなメリットの多いアポキルよりもステロイドの方が犬のアトピー性皮膚炎にとって有効なケースってのがあるので
詳しく解説していきます。
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