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動物病院の診察に必要なもの(普段編)

動物病院の診察に必要なもの

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基本的にお薬や注射器、手術器具、検査機器などは病院のものを使います。

私はスクラブという動きやすい手術着を着ていました。動物病院ではわんちゃん猫ちゃんのうんちから吐物、肛門腺液、時には血液などなどさまざまなものが飛び散るので汚れたら頻繁に着替えます。靴もその都度変えています。体液は感染性危険物なので。まれに一日に何回も着替えないといけない時があり、洗濯が間に合わないことも…。

心音や肺音を聴く身体検査のお供、聴診器は獣医師それぞれコダワリがあります。私はリットマンというメーカーのマスターカーディオロジーを使っていました。何とお値段約3万円!新卒獣医師には高いのですが、これは「良い」聴診器とそうでない聴診器では聞こえ具合が全然違うのでがんばりました。名前も入れるサービスなどあります。みんな聴診器には愛情注いでいますね〜。アルコール綿で消毒することはもちろん、たまに耳に入れる部分のゴムや動物に当てるダイヤフラムという部分も外して毛やら埃やらお掃除します。

犬や猫、ウサギの獣医師です。色々と勉強中の身ですが、少しでも私の経験や知識を飼い主さんや動物に還元していきたいと思います。