テラリウムに向いている苔
こんにちは
苔テラリウム専門店vesmir（ヴェスミール）のくらです。湘南エリアで苔テラリウム販売&出張苔テラリウムワークショップ をしています。
一般の方はもちろん、園芸店さんや雑貨屋さんも「苔テラリウムが気になる〜」となったらぜひウェブサイトを覗いてくださいね。
先日「テラリウムに向いている苔と、庭用の苔があるの？ どう調べればいい？」とご質問いただきました。
育ててみる？
本やネットで調べてみる？
私がお伝えする？
といったことしか、思い浮かばなかったので、こちらのブログでまとめてみようと思います。ご参考までに〜
乾燥に強い苔、弱い苔
蓋つきタイプに向く苔
苔テラリウムによく使用されているのは、形が可愛らしくて湿度が好きな苔です。森林タイプの苔「ヒノキゴケ」「タマゴケ」「コウヤノマンネングサ」「カサゴケ」など。これらは乾燥に弱いので、蓋を被せた苔テラリウムに向いています。換気程度はいいのですが、蓋を開けっぱなしにすると、乾燥して縮こまります。水をやれば元に戻りますが、乾燥させ続けると枯れて修復不可能となります。
蓋なしタイプに向く苔
通気性が良い場所を好み、高温や日光にも多少は耐性があり、乾燥しやすい場所でも根を張り増える苔があります。「ハイゴケ」「スナゴケ」「スギゴケ」など。こういった苔は、庭用、苔盆栽、蓋なし苔テラリウムに使用できる苔です。逆に空気循環が悪い密閉環境で育てると徒長したり、枯れてしまいます。乾燥に強く、逆に蒸れる場所が苦手です。
まとめ
蓋つき苔テラリウムに向いている苔：
ヒノキゴケ
タマゴケ
ホウオウゴケ
コウヤノマンネングサ
カサゴケ
など
蓋ありなしどちらもOK
ホソバオキナゴケ（ヤマゴケ）
コツボゴケ
外用の苔：
ハイゴケ
スギゴケ
スナゴケ
など
蓋つき容器は苔の徒長に注意する
苔の特徴に関係なく、密閉された空気循環の悪い容器に苔を入れておくと、苔はヒョロヒョロと徒長してしまいます。
蓋つきテラリウムに苔を入れて育てる場合には、蓋や容器の壁面に空気穴を開けます。ガラス容器で穴が開けらればい場合は、蓋をとって換気をこまめにしましょう。
以上、テラリウム向きの苔と外用苔のまとめでした。
苔との日々は、続く
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