活動報告26(2023年1月)
プロジェクト薬箱「中間報告」
これまで2年間にわたり毎月投稿してきた。DMM.make AKIBAの「スタートラインプログラム」の支援を受ける条件として、毎月の進捗状況を投稿するように依頼されたのが、その理由。2022年11月で支援期間が終了し、12月で移行期間も終了。こうして、投稿を続ける義務から解放されたため、投稿も途絶えていた。しかし、この1月からもDMM.make AKIBAのHoliday会員として、週末に細々とものづくりを続けていた。という訳で、それ以降の進捗状況を記憶が新たなうちに、書き出して整理しておく。
結局、ものづくりの後半はPythonの習得を続けると同時に薬箱のプログラミングも進めていった。この頃は、まだクラス化が一切できなかった。クラス化ができないと何が問題かというと、べた書きだとプログラムが長くなるので、自作のモジュールを利用してシンプルに行こうとするもうまくいかない。例えば自作モジュールを作成して、それをimportで使おうにも、変数の処理に困る。グローバル変数にしても、importされた側からimportした側のグローバル変数にアクセスすることはできない。結局、保持し続ける情報があるならクラス定義してインスタンス変数に保持するしかないことを、教えてもらう。また、基本となるif文による分岐作りにおいても曖昧なまま使用していたため、「判定を継続するのか? returnして呼び出された関数へ戻るのか?」、明確な意識決定が必要なことも指導してもらっていたような状況だった。
一方で薬箱のプログラミングに目途が立ったので、外装である筐体づくりに取り掛かる。そこで、DMM.make AKIBA テックスタッフに相談。筐体は出来合いのものを流用するとして、液晶画面をどうするか。現在、長期流通しているフルカラー液晶モジュールは「4.3inc TFT 480x272 40pin」であり、これはゲーム機であるPSPの影響によるもので、これが標準品扱いとなっているとのこと。まずは、量産試作品をイメージし、入手可能な安価な部品から、筐体の検討を始めた。
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