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空家について

空家の説明を例にすると地方に住んでいる親が他界され、お子様が相続されることが一番分かりやすいと思います。
空家を相続された方がその活用方法が分からず困っている方が多いと思います。ヴェルパシオはさいたま市北区にある不動産屋です。さいたま市は地方ではないため、空家の問題はそこまでは多くないのですが、親の他界により相続する家を相続した方が住むかと言うとさいたま市でも必ず住むとは言えません。いま日本は人口が少しずつ減ってきています。今後、空家はもっと増えてくることは間違えないと思われます。



一般的な空家の活用方法は?

空家になった家はどのように利用すればいいのでしょうか?
1.自分たちで住む
2.その家を売却してしまう
3.人に貸して家賃収入を得る
4.管理を他人に委託する
5.そのままにする
この5についてですがこれは決して利用ではありません。しかしこの5のそのままにするがジャブを打たれるように精神的に辛くなっていくのです。

そのままにすることがなぜ辛くなっていくのか?


ジャブのように少しずつ効いてきますよ!

家は何もしないとどんどん劣化していきます。庭があれば雑草がどんどん生えてきます。植栽があればどんどん育っていきます。
さて、この処理は誰が行うのでしょうか?
相続した人なのです。相続した方は一般的に若く働き盛りの方です。会社で仕事をして疲れているところに空家の管理。自分の家の買い物や庭の手入れ等ただでさえやることが多いのに・・・ってなっていくのは想像できますよね。そこで1から4の方法をかんがえるのです。4については、ただ管理を委託してもらっているのに固定資産税が発生してきます。


自分たちで住む

一番問題がない方法なのかもしれません。しかし、ひと昔であればさいたま市から東京に通う人がいっぱい居ました。でも現代の生活は通勤時間を東京に使う方(時間を買う)が多いのです。サラリーマンだったころ後輩はさいたま市の2DKの賃貸よりも通勤時間が短いワンルームマンションの賃貸に住む後輩が多かったのは実際の話です。

その家を売却する

自分の親が残してくれた家。自分が育った家。その家を売却するというのは、勇気のいる決断になります。しかしその家を残していても管理でお金は必要となり、尚且つ、固定資産税がかかってきます。現在のこの状況下、不動産価格上昇しています。今後は、どのようになっていくのかは不明です。物価ということで言えば今日本は、東南アジア並みの物価ともいわれています。不動産や物価は上がりつつありますが、これはヨーロッパ周辺での戦争が原因で原油、天然ガスの高騰がこの物価上昇につながっているとも言われています。とはいえ、あまりにも物価が上がらなかった日本が異常だったとも言えるのではないでしょうか?
それではいつ売るの?今でしょ!とは言えませんが空家を売却することは一つの方法かもしれませんね。

人に貸して家賃収入を得る

自分の育った家はやっぱり手放すのは勇気のいるものです。この時代お金を増やすことは容易ではありません。そこで自分の資産でお金を増やすというのがこの方法ともいえるでしょう。しかしその前に考えてほしいことがあります。ただ、貸すといっても今の時代そのままの状態の家で借りてくれる人は、あんまりいません。借りて頂くためには家をキレイにしなくてはいけません。簡単に言うとリフォームが必須になってきます。もちろんこの意見が全てではありませんが。
賃借人が付くとそこで毎月家賃が入ってきます。当然に賃借人が解約すると家賃は入ってきません。うまくいくとリフォーム無しで次の賃借人が付くこともありますが、私のイメージではそこでリフォームが必要になってきます。総合的にはプラスになっていくと思いますが、その都度お金が必要になっていきますので賃貸にすることも考えておくことが必要になってきますね。


管理を他人に委託する

何回もここで書いていますが自分の育った家を手放すのは勇気のいるものです。ここで言う「管理を他人に委託する」こととは、あくまでも一般的なことですが
・将来的には空家に住むことを考えている
・将来的に不動産価格が上昇することを信じている
・親が守った家を簡単に手放すことに抵抗がある
などがあるのではないでしょうか。自分での管理は行わないものの管理を委託すれば月々5,000円~10,000円位のコストがかかります。そして、固定資産税などが支払いとして出ていきます。お金に余裕のある方は問題ないのですが、やはりこのお金がストレスを抱える原因であることは間違えないのでは?売却を考えよう!となるのは自然の流れとなっていくのはしょうがないのではないのでしょうか!


まとめ

空家を抱えてしまうのはいずれかの対策を取らなければならないのですが、次へのステップに踏み出すのが非常に面倒ですよね!何もしないで解決はあり得ないのです。ヴェルパシオではこのようなことを解決するために親身になって考えたいと思っております。面倒な第一歩をお声がけください!