#赤木さんを忘れない
週間文春 3月18日発売。
久々に衝撃が走った。
ずっとずっと、それまで『遺書』『手記』は揉み消されてしまったのだろうとも思っていた。森友事件はこのまま...。
それは2020年になって、この世にでた。
相澤冬樹氏 と 境治氏 が以前から配信している番組『メディア酔談』でも、じっくりとこの手記の背景ついて語られた。オンタイムで4000人が視聴し、すでに再生回数は2万2000回を越えている。チャンネル登録者数も100人ちょっとからすでに5000人を越えた。
地上波には知的好奇心を掻き立てられる番組がほぼ皆無。閲覧数が二桁?三桁に届くか?のFacebook配信の頃から拝見していたので御恩返しに宣伝します。
月1回配信 続報が語られるかもしれないので、チャンネル登録をオススメします。
YouTubeから〈メディア酔談〉と検索してください。
〈リンク〉
チャンネルのリンク
事件を風化させないためにも〈#赤木さんを忘れない〉というハッシュタグをみんなで使い続けましょうという提案が相澤冬樹氏からあった。
さっそく、Twitter上にこのハッシュタグが広まった。私はTwitterのプロフィール欄にも刻むことにした。
昨今の流行り病の状況から、人々の関心がどこまで集まるか懸念されたが、当時の国会運営に多くの人が納得いっていなかったことは一目瞭然。
私も署名したことすら、忘れかけていた佐川氏を証人喚問に再び呼ぶべきだというオンライン署名もこのタイミングで、一気に1万筆を越えた。
ただ、相澤氏の口から〈この国はナチス・ドイツになっちゃってるね。ゲッペルスの作戦のように嘘も1000回言えば真実になってしまってる。〉と聞いたときはかなりショックだった。dictatorship totalitarianism という言葉をTwitterで多用してきたが、やはりそうなんだと、トドメを刺された気がする。本屋でゲッペルスについて、まるまる1冊書かれた本を手にとるも、あまりに分厚いハードカバーで...心折れた。だが、読んでみる価値ありとわかった。
ここで少し、私事の話へ。私がなぜ、この事件に拘るかというと...。スケールや規模は違えど、お世話になった方が昔、自死されたことが忘れられないのだ。20年くらいが経過したが、忘れろと言われても忘れられない。逆に忘れてなるものかと。私が忘れれば、故人を2度殺してしまう。その御方が何故、自ら命を断つまで追い詰められたのか考えても考えてもわからない。苦しくてたまらないのだ。
私は近畿財務局職員自殺と第一報の報道があったときに、その昔の恩人の姿と重ね合わせて私は泣いた。
奥様の御意向のとおり、真相究明がなされることを切に願う。
真実に迫り、追い続ける記者魂をもった人がまだ日本にいる限り、応援するのが市民の努めだと思う。