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#62 【「絆」はどうしてできる?】NFT業界で嫉妬が生まれにくい理由

老子の教えに、
「足るを知る者は富めり」
という言葉があります。

必要十分な状況にあるにもかかわらず、
他者と比較して、

あれも足りない!
これも足りない!
どれも足りない・・・、

と欲望に限度がなくなってしまうのは、
今も昔も、
私たちが陥りがちな罠ですよね。

森鷗外の『高瀬舟』を読んでいると、
庄兵衛の、喜助に対する驚きに、
「確かになぁ・・・。」
と感情移入してしまう自分がいます笑


さて、社会心理学の世界では、
他人と自分を比較して、
不満や欠乏の気持ちを抱くことを、
「相対的剥奪」といいます。

SNSが発達し、
世界中の情報を手に入れられるようになりました。

結果、
「自分の可能性を広げる」
というメリットとともに、
「他者の境遇に嫉妬を感じる」
というデメリットも生んでしまいました。

でも、このデメリットって、
完全な成長産業に身を置いていると、
軽減されるように思うのです。

相対的剥奪感は、
相手の置かれている状況が、
「届きそうで届かない位置」にあるときに生まれます。

NFTコミュニティのような、
成長産業に身を置くと、
利益を得られる状況が、
メンバー全員に、
等分に生まれるので、
他者と比較する必要が少なくなるんですよね。

NFT界隈では、
「絆」という言葉が、
よく使われるようになりました。


メンバーが共に成長産業に身を置き、
利益が生まれる可能性を共有し、
場合によってはその可能性を、
全員で形作れる立場にあるからこそ、
メンバー同士の「絆」が生まれているのではないでしょうか。

今年に入ってから、
日本のNFT業界では、
CNP、APPと、大躍進を遂げたプロジェクトが生まれました。

これらにコミットする機会は、
全ての人々に等分に与えられていましたし、
これからもこのようなプロジェクトは、
確実に生まれていくことでしょう。

まだまだ参入者が少なく、
伸びしろがたくさんあるNFT業界。

是非、成長産業に身を置いて、
新しい世界を体感して欲しいなぁと思います♪

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