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#179 男も女も「度胸と愛嬌」で勝負したい!

1 マスクはペルソナである

花粉症の方は仕方ないですが、
そうでないならば、
マスクなしがベーシックな世の中に戻るべきです。

マスクはペルソナです。

目は隠れていませんが、
顔の半分以上が隠れているわけですから。

人は素顔を見せないと、
自身の魅力が伝わりませんし、
自身の本音も伝わりません。

研修を受けた際の講師の姿しかり、
授業で行ったスピーチの際の、
スピーカーの姿しかり。

マスクを着用して話をしている場面と、
素顔で語っている場面とを比較すれば、
内容が実感を伴って聴衆に伝わるのが、
間違いなく後者であることは明らかです。

これはスピーチやプレゼンの場面に限らず、
日常生活のコミュニケーション全般に言えることです。

2 男は度胸、女は愛嬌?

「男は度胸、女は愛嬌」という言葉があります。

こういう言葉を使うと、
ジェンダーの問題を語り出す人がいますが、
僕はジェンダー云々が取り沙汰される前から、
「男も女も」度胸と愛嬌だと考えています。

例えば、先ほどのマスクの問題で言えば、
マスクを外し、
自分自身の素顔を相手に見せるには度胸が必要です。

・・・とは言っても、
そもそも欧米ではマスクをすることが
相手に対して失礼だという認識がありますし、
日本においても、コロナ禍以前は、
咳が出るときや花粉症のシーズン以外では、
マスクを付けることもなかったはずなんですけどね。

マスクを付けた生活が一般的になってしまうと、
外すには相応の度胸が必要でしょう。

良し悪し含めて、
素顔のすべてを人前にさらけ出すわけですから。

愛嬌は何かと言うと、
笑顔で明るくコミュニケーションを取ることです。

豊かなコミュニケーションは、
性別関わらず、
僕たちの生活全般において必要であり、
自身の生活を豊かにする大切な要素です。

素顔で語らなければ、
良質なコミュニケーションは成立しません。

もう一度繰り返しますが、
マスクはペルソナです。

仮面をかぶっていては、
あなたの魅力も本音も伝わらないのです。

3 生徒と接していて感じたこと

授業で「今年度の抱負」のスピーチを行いました。

何人かの生徒は、
「学校生活が忙しすぎて、小学校の頃のように、
明るく楽しく生活できていない」
と話していました。

本校は進学校であり、課される課題の量や、
別に通っている塾の負担も相まって、
疲れている生徒が多いのです。

このような状況も、
マスクを外せない原因になっているように思います。

疲れていたり、
明るい気持ちになれなかったりすれば、
笑顔になる機会も少ないでしょうからね。

マスクをしていれば、
憂鬱な表情は隠れます。

だから、マスクを外しにくいのでしょう。

4 自身が心がけていること

言うまでもなく、
教員の仕事は非常に多忙です。

年々、求められるものが増えることはあっても、
代わりに減る仕事はほとんどありませんから、
業務量は増えるばかりです。

その割に、
頭をひねって工夫をしたり、
残業を重ねたりして業務を達成しても、
達成することが当然と見られていて、
改めて評価されることは少ないのです。

そして、少しでもミスがあれば、
世間から徹底的に叩かれてしまう。

正直な話、疲れます笑

でも、大きなやりがいを感じています。

疲れはあっても、
自分のやりたいことをやっていれば、
自分に自信を持てるし、
笑顔でいることもできる。

だから僕は、例え疲れていたとしても、
顔をマスクで隠すことはしません。

自身が実践して、
その輪を、
少しずつ広げていければと思います。

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