洋館巡りの理由と気づきのお話
この春から始めた洋館巡り。
それまで洋館にはまったく関心がありませんでした。
洋館に興味を持ったきっかけは「タルタリア文明」を知ってから。
「タルタリア文明」とは「泥の洪水」により破壊されてしまったと言われています。
しかし、泥に埋まりながらも遺った「煉瓦づくりの洋館」は世界中にあります。
このことから日本に現存する「煉瓦造りの洋館」に興味を持ち、現地を訪ね、自分の目で見ることを始めました。
現地に出向いて思う事はやはり「百聞は一見にしかず」ということです。
「赤煉瓦」という素材の素晴らしさ、「美しさ」への飽くなき探究、「水」の重要さというものを目の当たりにすると同時に、「キリシタン灯籠」などから垣間見れる人々の深い信仰心や、お茶やお茶室、高級茶碗の本当の意味。
そして「美しい水」は止められ、隠されてしまっているということを感じました。
現代における「観光」は楽しむことのみがメインのようになっていますが、場所やモノ・コトを「観察」し、「光」を当てるという役割もとても大切だと思っています。
そして、そこから浮かび上がる真の歴史を見出し、よりよい未来への「ヒント」を探し出すことも大切だと感じます。
温故知新~故きを温ねて新しきを知る~
これからも身近なピースにそっと光を当てることをやっていきたいと思います✨
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