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「もののけ姫」の中に「タルタリア」が⁈

日本語の語源は、英語や当て字からきていることも少なくありませんね。
たとえば、「イギリス」はポルトガル語の「Inglez (イングレス)」やオランダ語の「Engelsch(エングルス)」が語源とも言われています。

そんなことから、「タルタリア」に関連する漢字もあるのではないかと調べたところ、「小樽」「多々良」「祟り」というワードがヒットしました。

それで「祟り」や「多々良」を調べていくと、「たたら製鉄」というワードに辿り着き、それはジブリ映画「もののけ姫」に出てくることを知りました。

この「たたら製鉄」とは、日本において古代から近世にかけて発展した製鉄法で、炉に空気を送り込むのに使われる鞴(ふいご)が「たたら」と呼ばれていたために付けられた名称と言われていますが、

「タタール族」を介して日本にもたらされたためとする説もあるようです^^
ちなみにタタール人の技術者のことを「多々良法師」と言い、それが「ダイダラボッチ」の由来という説も^^

そんな「たたら製鉄」を調べる中、気になったのは、「朝日たたら」の「赤い石」です。

「朝日たたら」は製鉄場跡の一つで、1981年(昭和56年)に発見。
江戸時代の17世紀から18世紀初頭に操業したと推定され、炉の地下構造が「赤い石」で構成されていました。

そして「赤い石」で思い出されるのは、京都・南禅寺の川底の「赤い石」です。

京都・南禅寺の川底の「赤い石」

なぜ「赤い石」なのか、とても気になっていましたが、「砂鉄の色」という可能性もでてきました✨

そこから考えると、ひょっとしたら、南禅寺あたりでも「たたら製鉄」があったりして⁈

.....と調べてみたら、なんと京都・山科に「たたら製鉄」跡がありました✨

ちなみに、明治時代以降「たたら製鉄」に変わり出てきたのは「官営八幡製鐵所」

いろいろ妄想が広がっていきます^^

いずれにしましても、ジブリ作品は興味深いですね。
あらためてジブリ作品を見てみたいと思うと同時に、京都・山科の「たたら製鉄跡」にも行きたいと思いました♡


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