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『bird pray』□オリジナル曲□

verde esmeralda
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招来への展望や希望がはっきりと持てない時に作った曲であり、書いた歌詞です。
今でも未来に対する不安は根強くありますが、自分がやるべきことや、やっていきたいことは少しずつはっきりとしてきました。
歌詞を書くときはいつも、最後の最後に救いのない世界は書きたくない、という思いになります。
現実に対しては、はっきりと悲観的な私ですが、せめて歌詞の終わりは、ほとんどユーモアに思えるぐらいでも良いので、わずかでも救いのあるものにしたくなります。

『bird pray』

寝付けないし 風を集めて
夜の闇を 揺さぶってみる

遠くから 僕を呼ぶのは
鈴なりのメロディ

瞼の裏の光が 祈る僕を照らす

叶わぬ願いが 夜空に散って
華やぐ世界で 雨を降らせている

だけど誰もが知らん顔で
傾く世界で羽を伸ばしている


寝ていたいし 夢の続きを
探しながら 漂っている

鏡を粉々にして 帰り道失おうか・・・

でも捨てきれない望みが
胸の中でざわめく

華やぐ世界が 夜空燃やして
羽ばたく僕らの 羽を焦がしている

だけど誰も気づかないまま
飛べなくなる日を 手繰り寄せ続ける


夜明けが 近づいてくる
手のひらで舞う風 放つ


華やぐ世界で 羽が燃えて
飛べなくなる日が 訪れたその時

僕ら思い出せるだろうか?
心にも羽があったことを

語れない世界が 確かにあって
僕らの心に 刻まれているから

きっと愛すべき者たちが
心にも風を 送ってくれるだろう

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